写真1 午後のノラマワリ、自家の田んぼを自転車から見つつ3枚目の田んぼへ向かうSさん
写真2 3枚目の田んぼに着き、腰をおろそうとするSさん
写真3 腰をおろし、水稲の生育や水ぐあいなどを確かめるSさん
その後、4枚目へ向かう。筆者が知る水稲作付け田は6枚ある
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今7月2日8時過ぎ、防災無線拡声機から「行方不明者は無事保護されました、ありがとうございました」の声
近年、このような行方不明高齢者の探索・発見御礼のアナウンスが多い
さて、わが国の農業・農村を支えてきた昭和1桁生まれの過半は80歳を超える
昭和3年(1928)生まれのSさんも83歳
日々の農作業を伺うと次のように教えてくだる
以下、< >は筆者の質問。他はSさんのご教示
<今、農作業は、どゆ作業が中心ですか> そうですね、仕事は別にないですから、
毎日自転車で午前中と午後、ま、ノラマワリ(野良廻り)をしているとゆうような状況です
ま、農家の中には、田植えも終わって、も、仕事とゆう仕事はほとんどなくて、ま、楽しくすごしてる時季です
<カンピョウムキは、来月の7月なかばごろからですか> そーですね、ま、いつもならば7月の末からですが、
なにか、ここ寒いような、朝晩ね
<しかし、お元気で、なによりですね> えー、そーじゃないですよ
<おいくつになられた、はちじゅー(80歳)> え、ま、歳もまっ、昭和初期生まれとゆうことで、
ま、みなさんに、丈夫ですなと言われることが、ひとつ寂しいとゆうことです
<現役ですね、若いもんには負けないと> いや、空気を吸ってるだけで、
毎日、自転車で午前中と午後、それが日課の仕事ですね
<野良まわり、田んぼ見まわりですか> え、なにも仕事がないから、ただ楽しい日々をすごすとゆうことです
もー、とし(歳)をとるとねー
謝辞:ご自宅庭の木蔭でご教示くださったSさんに感謝します
引用・参考文献等:弊ブログ2011年06月08日・07月01日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年06月19日 撮影地:栃木県下野市