写真1 苗を手で挿して植える。日本も40年ほど前まで、手挿しだった。
写真2 前後、左右の苗との間隔を目検討で測り、手で挿していく。日本では、間隔を道具で測っていた。
写真3 隣り合わせの田んぼ、1人と2人で手挿し。日本の手挿しの時代は、共同で、いわゆるユイで植えていた。
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水牛にスキ(犂)を牽かせる耕起とマグワ(馬鍬)を牽かせるシロカキ(代掻き)を終え、田んぼはドロドロとなり取り揃えた苗を手で挿せる。いざ、田植え。猫の手も借りたい、と言いたいが、写真をみる限り、さほどでもない。
日本では田植機が普及するまで、たとえば次のような植え方があった。
一つは、集落や親族のユイによる大勢の共同作業があった。
二つは、苗と苗の前後、左右は道具を使い等間隔に測る正条植えがあった。
引用・参考文献等:*当ブログ2011年6月25日版・ラオス人民民主共和国の犂と犂耕、*同2011年7月10日版・ラオス人民民主共和国のマグワとシロカキ、*同2011年7月11日版・ラオス人民民主共和国の水稲苗取り
執筆者:有馬洋太郎 撮影者:シスラス ボアカム 撮影年月日:2011年6月19日 撮影地:ラオス・サバナケット県アツサパントング市ドンヘン村