写真1 ふくよかな、笑みを湛える顔、腹、全姿。ゆったり安堵感を醸す。
写真2 「村」の田んぼや暮らしを見守る。
写真3 子孫繁栄の願いが込められている。
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だれしも五穀豊穣、家内安全、子孫繁栄を願う。科学技術が発達してない時代は、なおさらのこと。
その祈願石像、タンカンサーが旧薩摩藩の田んぼの畦に鎮座。写真のタンカンサーは鹿児島県志布志市豊原に座る。270年ほど前、1743年(寛保3)から祈願されている。
像高76cm、座巾65cmのふくよかなタンカンサー。志布志市では最も古く、1968年(昭和43)3月29日、鹿児島県の有形民俗文化財に指定された。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年11月11日 撮影地:鹿児島県志布志市豊原