アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヤイトバナ - 豊田安城自転車道

2019-08-04 21:27:58 | みんなの花図鑑

蝋細工のような白い花弁。内側が日の丸の赤のように赤い。
変異があり、外側が灰白色、中心が紅紫色となると、その色合いが灸を据えた跡のようにみえ「ヤイトバナ(灸花)」となるらしい。





花弁は長い筒型をしていて、「内面には腺毛が多い」(松江の花図鑑)





筒の内部は 花弁を引き裂かないと分からないが、長い2本の花柱と おしべ(の葯)が2個あるという。





筒の外壁には「白い粒状の毛が密生する」(松江の花図鑑)





左側に見えるひも状のものが 柱頭らしい。この柱頭は 筒の中を長い花柱で筒の基部にある子房までつながっている。




カイノキ - 安城デンパーク

2019-08-04 17:30:41 | みんなの花図鑑

ハゼノキ、ヤマウルシと来たら、こんどは ヤマハゼか と思いきや、方向転換して、カイノキの果実です。
でも、ハゼノキも やはりウルシ科の木なんです。





そして、この果実。 びっしり房状に生るさまは、やはりウルシ科ですね。










カイノキは 「楷樹」と書きますが、枝や葉っぱが整然と直角に伸びるので、習字の楷書にちなんで「楷樹」と名付けられたそうです。
(ハゼノキなんかも 小葉は柄に対して直角についていると思うけど?)




別名「孔子の木」とも。
中国では科挙の試験に合格した者に、カイノキから笏(しゃく)を作り授けたことから、学問の木とされています。(サカタノタネ園芸通信「東アジア植物記 孔子の木 カイノキ」)




ヤマウルシ - おかざき世界こども博物館

2019-08-04 17:14:22 | みんなの花図鑑

ハゼノキと同じウルシ科の木に出会いました。
ハゼノキより 小葉の形が だいぶ丸っぽいです。





さっき ハゼの実をみたとき、あまり毛がついてませんでしたが、こちらのヤマウルシは だいぶ毛深いです。





ウルシ科の果実は (たぶん)皆、葉っぱの下に 房状に実をつけます。これは 去年の果実です。





葉っぱの裏をアップしたものです。葉柄や葉脈などに 毛が多いのが分かります。

 ハゼ < ヤマハゼ < ヤマウルシ < ウルシ

の順に 毛が多くなります。




ハゼノキ - おかざき世界こども博物館

2019-08-04 17:05:33 | みんなの花図鑑

ナツハゼが出たので、こんどは 正真正銘のハゼです。
いま、ハゼノキの実は こんな風です。





高いところにあるので、見上げて撮っています。





ハゼノキ、または 単にハゼ は、ウルシ科の樹。





ウルシ科の木なので、触らないように近づいています。





枝にわずかに毛が生えています。
毛の量は

 ハゼノキ < ヤマハゼ < ヤマウルシ < ウルシ

の順に 多くなるらしいです。





ナツハゼ - おかざき世界こども博物館

2019-08-04 09:15:25 | みんなの花図鑑

この場所、ほんとうは「おかざき世界こども美術博物館」というのですけど、いささか長すぎる名前です。





館周囲が自然風公園になっていて、その林?で見つけました。




周りには スノキがいっぱい植わってます。スノキもこのナツハゼも、ツツジ科スノキ属の植物で、花崗岩のような酸性土壌が好きな木ということです。





ナ樹形も スノキやシャシャンボやユスラウメによく似ています。





この果実、晩秋に黒く熟すと甘くなり美味しく食べられるそうです。



ランタナ - 安城デンパーク

2019-08-04 08:46:38 | みんなの花図鑑

今日も朝から暑い!





ランタナ、和名は 「七変化」。





学名 Lantana camara





繁殖生態 :
両性花,虫媒花.核果は風,雨,動物などにより運ばれる.鳥によって遠方に運ばれる.根茎でも繁殖.





外来生物法で要注意外来生物に指定された.世界の侵略的外来種ワースト100 (T_T)



過去のランタナ
於大公園のランタナ

神戸・異人館通りのランタナ