アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

スイレンボク - 西尾市憩の農園

2019-08-18 17:08:55 | みんなの花図鑑

盆栽に使われ、スイレンに似た小さな花のため、睡蓮木という。(三河植物観察「スイレンボク 睡蓮木」)





南アフリカ原産のシナノキ科ウオトリギ属の常緑低木。(園芸植物365花撰「スイレンボク」)






前掲「三河 植物観察 スイレンボク」では 「アオイ科」となっていますが、本文中に「シナノキ科 Tiliaceae はアオキ科に含められた。」とあるので、アオイ科でなく「アオキ科」の間違いでしょう。





花弁は5枚ですが、萼片5枚も花弁と同じように見えます。(同上)





花径は3~4㎝程度で、花色はラベンダー色がよく出回っています。(同上)




トルコギキョウ - 西尾市憩の農園

2019-08-18 16:52:03 | みんなの花図鑑

キキョウの名がついてますが、リンドウ科の植物で、学名をとって「ユーストマ Eustoma」とも呼ばれています。
原産地は合衆国テキサス州。





和名はトルコギキョウ(キキョウと濁さないこともある)であるが、由来には花の色によるもの(トルコ石を思わせる、紫色がキキョウに似ている)、花の形によるもの(トルコのターバンに似ている、キキョウの花に似ている)、外国から来たものの意味で「トルコ」をあてたなど、諸説ありよく分かっていない。
(wiki「ユーストマ」)




日本へは、大正から昭和にかけての頃に入ってきたとされている。農家の間で栽培されていたが、あまり出回らなかった。二度にわたる世界大戦によって数々の園芸植物が失われたがユーストマも例外ではなく、海外ではほとんど絶えてしまった。しかし日本では細々ながら他国より多く生き残っていたようである。(同上)





昭和の終わりごろ(昭和40年代前後)から品種改良が進みはじめ、現在では日本がユーストマの品種改良の中心となり、全体の品種のほとんどが日本産である。近年ではその姿や花色の豊富さ、花持ちが良いなどから和洋、冠婚葬祭問わず幅広く切花として利用されるようになっている。(同上)






色変わり。




ノブドウ - 安城市OZ

2019-08-18 10:12:10 | みんなの花図鑑

ノブドウの実がそろそろ色づきだした。





これは 果実になる直前の花後です。





花がうまく受粉して果実になることができるのは たぶん半分以下でしょう。





これらのカラフルな色は 虫えい によるものだという説が多くあり、私も ブドウ本来の色では無いような気がしています。
虫えいは ノブドウミタマバエ(=ノブドウタマバエ)の幼虫が住むことによるといわれてますが、そういう話聞くだけで、もう 虫が入りこまなかった果実はどんな色になるのだろう?とか、本来の果実はどんな味がするのか?とか、知ろうとする気が失せていきます (◞‸◟)
(関心のある方は 「続・樹の散歩道 ノブドウの果実」をご覧ください)