アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

プルメリア - 西尾市憩の農園

2019-08-16 21:09:56 | みんなの花図鑑

西尾市憩の農園はしょっちゅう行ってるのに、こんな花、始めて見ました。というのも、これは 奥の喫茶店の入り口に置いてあったからです。





掲示板にお伺いを立てて、この木を名前を知ったばかりです。





プルメリア (インドソケイ) はメキシコからパナマにかけてが原産の木です。





キョウチクトウ科プルメリア属の常緑小低木で、学名は Plumeria sp.。英名は Frangipani, Temple tree。




ビバーナム、ハクサンボク、カンボク - ガマズミ属

2019-08-16 11:16:50 | みんなの花図鑑
ガマズミの仲間 2つ目は ビバーナム

園芸では 「ビバーナム・ステリーレ」と呼んでるようですけど、
学名は Viburnum macrocephalum 'Sterile'
デンパークでは学名に忠実に「ビブルヌム ’ステリーレ’」と呼んでいます。




「ビバーナム」にしても「ビブルヌム」にしても 「ガマズミ属」なのです。





「Viburnum macrocephalum 'Sterile'」で検索しますと
「Chinese Snowball」と出てきます。春に咲く花が Snowballのようだということなのでしょう。




そして 3つ目のガマズミの仲間は ハクサンボク

あれっ! 直前の ビバーナム'ステリーレ'とどう違うのでしょう?!
ハクサンボクの学名は Viburnum japonicum
日本固有種。
愛知県近辺の太平洋岸、伊豆諸島、山口県、九州、沖縄などに分布。(みんなの花図鑑「ハクサンボク」)





(↑)昔、別のところで撮ったハクサンボクです。
元祖ガマズミと比べると、葉がつやつやしています。
ハクサンボクはガマズミと違い、常緑樹です。でも冬に紅葉します。

「 ガマズミ や ミヤマガマズミ とそっくりな赤い実をつける。石川県にある白山に生えるという間違った認識から名前が付いたといわれる。実際には近畿~沖縄の海岸沿いに分布。」(四季の山野草「ハクサンボク」)





最後のガマズミの仲間は セイヨウカンボク

樹名板には 「セイヨウカンボク'ロゼウム'」
学名は Viburnum opulus 'Roseum'


花はガクアジサイのような、ヤブデマリのような、ノリウツギのような感じの花をつけます。

セイヨウカンボク'ロゼウム'の花

夏の初めにもうこのような赤い実をつけます。




カンボクの葉の形は3つに割れているのが特徴です。





果実は苦味が強く、生食するには適さないが、晩秋から冬にかけて寒気に晒された実はやや甘味成分が増す[9]。ロシアではその季節を待って収穫し、ドライフルーツにして冬の蓄えとする、ウォッカに漬けこんで果実酒にする、ジャム・ジュース・砂糖漬けなどに加工する、などの方法で食される。(wiki「セイヨウカンボク」)






ガマズミ、ゴマギ - ガマズミ属

2019-08-16 10:26:41 | みんなの花図鑑

2回に分けて、ガマズミ属の果実の現在を紹介。
さいしょは 本家?ガマズミ。





このガマズミはデンパークで7月に撮影したものですが、現在もそれほど変わっていないと思います。





ガマズミの学名は、Viburnum dilatatum。






ガマズミ属は ビバーナム属とも呼ばれます。
ビバーナムというのは 属名 Viburnum の英語読みです。
このあといくつかの木で確認するように、同じような木なのに、ガマズミと呼んだりビバーナム(ラテン語読みで ビブルヌムとする施設もあり)と呼んだりするので、同じ仲間とは思えなかった木を紹介します。



仲間の木のひとつめは 「ゴマギ」

ゴマギ(胡麻木、学名:Viburnum sieboldii )は、スイカズラ科ガマズミ属の落葉高木。(wiki)





新しいAPG植物分類体系ではガマズミ属は、ニワトコ属とともに、スイカズラ科からレンプクソウ科に移されている(同上)





果期は7月下旬-10月。果実は長さ8-10mmになる楕円形の核果で、最初赤くなり、完全に熟すと黒くなる。(同上)