アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ノブドウ - 豊田安城自転車道

2019-08-01 21:21:54 | みんなの花図鑑

ノブドウの花が ヤブガラシの花と これほど似ているとは 今まで気がつきませんでした。





ノブドウの花は ヤブガラシよりさらに小さい。





ノブドウも ヤブガラシも 花が開花した直後は花弁や雄しべがあるが、しばらくすると花弁と雄しべは落ちて雌しべだけの花になる。
こういうところも そっくりなのです。





ただ、ヤブガラシは 花弁が4枚、おしべ4個だったけど、ノブドウのほうは 花弁5枚、おしべ5個見たい。





沢山のアリが 密を飲みに上がってきていました。虫のレストランであるのは ノブドウも ヤブガラシも同じです。




イヌシデ - 愛知県緑化センター

2019-08-01 13:25:23 | みんなの花図鑑

イヌシデの果実、今は、青くて地味ですが、果実としては面白い形をしています。




カエデ科の翼果とよく似ていますが、翼果のように一体となっているのでなく、葉の変化した果苞の基部に1個の果実がついています。





翼果と比べたとき、どちらが効率がよいのか 分かりませんが、それぞれの環境が企画の素材になってるのでしょうか?、独自の散布法を考える植物(生物)ってすごい!
進化論万歳ですね \(^o^)/




ムラサキシキブ - 愛知県緑化センター

2019-08-01 12:01:14 | みんなの花図鑑

ムラサキシキブのまだ青い実ですが、こんな状態が ムラサキシキブとコムラサキの違いを一番よく確認できます。
それは、葉柄と花柄(花が集まった枝)の位置がよく分かるからです。
ムラサキシキブは両者の間隔が近接しています。対して、コムラサキは 2~3mm離れたところから出ています。





ほかの区別法としては、果実を見て、「ムラサキシキブは比較的疎らに付くのに対し、コムラサキは果実が固まってつく」というのがありますが、程度問題なので、2つを同時に比較しないと判別しにくいという難点があります。





ほかには、葉の鋸歯をみて、「ムラサキシキブは全周にあるが、コムラサキには上半分にしかない」というのがあります。