アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ママコノシリヌグイ - 布土海岸

2019-08-24 21:38:28 | みんなの花図鑑

布土(ふっと)海岸の植物、第3弾は ママコノシリヌグイ です。






ハマゴウの紫花の群れの隣にありました。やや湿地になってるところです。
湿地のタデ科というと ミゾソバを連想するけれど、その仲間ということで、なるほど 浜の湿地が似合う気がする。






名前なんて記号だから昔みたいにひどく感情的にならないけど、ママコノシリヌグイなんて名前、発想がすご過ぎる! よほど 刺されたとげが痛かったんだろう。





韓国では「嫁の尻拭き草」と呼ばれる。(wiki)




花弁に見えるのは萼片で深く5裂し、花被の基部が白色で、先端が桃色。(wiki)




ヤノネボンテンカ - 布土海岸(美浜町)

2019-08-24 21:24:41 | みんなの花図鑑

布土(ふっと)海岸、浜辺の植物、第2弾は ヤノネボンテンカ。
ハマゴウの群れのとなりにひっそりと生えてました。





ヤノネボンテンカも浜が好きなのでしょうか? ハマボウのブログにヤノネボンテンカがよく登場します。





ヤノネボンテンカは 表からより 後姿のほうがキレイ。そう、教えてくれたのは やうとこせさんでした。





もちろん アオイ科だから、シベが可愛いのは 確かなのですけど・・・





裏側の蛇の目傘の骨のように伸びる赤い筋は、ちょっと 艶っぽくさえあります。




ハマゴウ(白花)‐ 布土海岸

2019-08-24 15:17:33 | みんなの花図鑑

布土(ふっと)海岸のハマゴウ。つづいて白花のほうです。自生地は防波堤側です。





白花のハマゴウは青紫のハマゴウに比べ、比較的珍しいらしく、みんなの花図鑑では わざわざ「シロバナハマゴウ」として独立させている。





以前は クマツヅラ科に分類されていた(現在は シソ科。)





萼は長さ3-4mmの鐘形で5歯がある。花冠は長さ12-16mmになる漏斗状で、5裂し唇形になり、下部の裂片が他の裂片よりはるかに大きい。雄蕊は4個、花柱は1本で花冠を突き抜け、柱頭が2裂する。(wiki「ハマゴウ」)





果実は球形の核果で、水に浮き海流に流される。 
砂が吹き飛ばされて何mも横に伸びた茎が露出する場合もある。砂に埋もれても負けずに伸びるのは海浜植物として重要な適応である。(wiki)

やうとこせさん、ありがとうございました )^o^(



ハマゴウ - 布土海岸(美浜町)

2019-08-24 15:03:25 | みんなの花図鑑

ハマゴウ(浜栲、Vitex rotundifolia)はハマゴウ属の常緑小低木で砂浜などに生育する海浜植物。(wiki)





加賀の海岸に4kmにわたる見事な自生地があるのはネットの記事を見て知っていましたが、まさか愛知県にも ハマゴウの自生海岸があるとは!
やうとこせさんがブログで紹介されましたので、私も行ってみました\(^o^)/





やうとこせさんが今回紹介されてたのは 白花のほうでしたが、すぐ近くに この青紫の色の小群落もありました。





枝先きに長さ4〜6cmの円錐花序を直立し、淡青紫色の花を多数つける。花序の軸には灰白色の短毛が密生する。花冠は長さ1.2〜1.6cmの漏斗状、上部はで5裂する。裂片は下側の1個が大きい。雄しべは4個、雌しべ1個。果実は核果、直径6〜7mmの球形で、下部は萼に包まれる。(松江の花図鑑(樹に咲く花)より)





茎は地面を這い、半ば砂に埋もれて伸びる。(wiki)