「○○オーク」と呼ばれる種類の木の紅葉を眺めてみます。すべて安城デンパークにあった木です。
ピンオーク
ピンオークは 一名アメリカガシワとも呼ばれる、ブナ科コナラ属の木。
葉の深い切れ込みが特徴的です。
深い切れ込みは次に掲げるスカーレットオークも同様です。
2種を比べた場合、ピンオークは葉の裂片の間の裂欠がU型に開いているとされます。
(スカーレットオークの葉のほうは 閉じ気味のC型の裂欠とされています。)
スカーレットオーク
スカーレットオークは 上のピンオークと葉や若木の形態が似ているために、よく混同されます。
スカーレットオークは葉の裂片の間の裂欠(中間のくぼみ)がC型となった葉を持つオークとして知られます。
しかしながら、葉の裂欠はその深さ、幅に関して非常に変異の幅が広く、同じ固体でも変異している場合があります。
アカガシワ
アカガシワは レッドオークとか アカナラとも呼ばれるブナ科の落葉高木です。
アカガシワをネットで画像検索すると、上に見たピンオークより切れ込みが鋭角な感じですが、実際は 葉だけ見るとピンオークと区別できません。
この木は 上の二つと別のところにあったので、樹名板に従って アカガシワとしました。
ウィローオーク
ブナ科コナラ属ですが、 前の3つと比べて 葉が全然違います。
ヤナギの葉に似ているので、別名 ヤナギバナラ。
どんぐりが生っていました。