さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

ビーチでひととき

2010年01月02日 10時30分21秒 | Web log
昨日は午後からフリーマントルにあるビーチに
遊びに行きました。

どれだけの人がいるのかと思っていきましたが、
そんなに混んでもなくて、でもそれなりに人もいて
思い思いに遊んでいます。

ボディーボードをする子供たち
まじめに泳ぐ人たち
水と戯れる人たち
長く続く浜辺を歩く人たち
浜辺で砂遊びをする親子

などなど

ここパースでは午後になると必ず、フリーマントル・ドック
と言われる風がふきます。

正確かどうかわかりませんが、ドックはDocで、Doctor の
省略語。

暑い夏に午後から吹き始める風が、人々を癒してくれる
という意味らしいです。

で、

風が吹き始めると高く波がたって、とても楽しいのですが、
一緒に砂も飛ぶので、浜で砂遊びをしていると、
砂が体に打ち付けられてとても痛い。

体が濡れていると、風に吹かれると肌寒く感じたり
もするので、わたしたちはウェットスーツを持参しました。

日焼け防止にもなるし。

で、活動的なジョナサンは何度も何度も波と戯れ、
マイクはシュノーケルをつけて魚を追いかけて泳いだり
していました。

わたしもちょっと海に入りましたが、ベンジャミンは
まだ波がちょっと怖いので、ベンジャミンと巨大な
穴を掘って浜辺で遊んでました。

単純に穴を掘るだけって何が楽しいんだろうって
考えながら掘っていましたが、手を休めると
ベンジャミンが怒るので、ひたすら掘る、掘る。

子供と外で遊んでいると、子供は以下のことを
し始め、夢中になることに気付かされます。

動くものを追いかける→狩猟本能
砂を掘る→シェルターあるいは食物確保
何故か長いものを手にしたがる→武器の保持
木の皮を削る→武器、道具の製作

男の子は、教えなくてもこういうことは、必ずと
いっていいほど、やり始めます。

女の子はどうかなぁ。

前も書きましたが、子供は理性よりも本能が強いので
こういう部分が強くでてくるのだろうなぁ。

マイクに聞いたら「砂を掘るのは、ぼくも楽しめる」
と言ってました。



ともかく、現代社会では狩るとか掘るとか道具を作るとか
の本能に動かされる行為は、直接的に必要ないので、
(食欲、性欲、睡眠欲以外は)年と経験とともにやや
退化していくのでしょうけれど、でも間接的なものに
形を変えて継続していくものなのだと思います。

そして心身ともにバランスよく成長・維持していくためには
インテリジェンスと本能への適切なアプローチが必要なのでは
ないかなぁと、思うのでありました。

署名

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