さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

嫌~な冬がやってきた

2010年07月05日 23時22分51秒 | Web log
昨日の最低気温は0度でして、といっても日中は15度~17度まで上がるのでイギリスでいえば『夏』みたいなものなんですけれど、寒い。

そして、先週からベンジャミンが『嘔吐下痢症』で、夜中に突然吐いたと思いきや、下痢が続き、夜に何度も起こされ。

同時に私も体調が悪くなり、嘔吐下痢症ではないのですが、まったく別の症状でGPに行ったら、専門医に行くように言われ。

『病気』の季節がやってきた。

去年は散々な思いをしたあげく、体を鍛えるために空手をはじめたのに、結局また病院通い。

ま、仕方がありませんな。

で、GPから紹介状をもらって専門医に行くのですけれど、この辺の専門医なんてあまり知らないので、友達のだんなさんがお医者さんなので、どの先生が評判がいいか教えてもらいました。

で、ある中国系らしいお医者さんの名前と電話番号をゲット。予約をいれました。

で、ふと思ったのです。

友達のだんなさんは、中国系のマレーシア人。

紹介されたお医者さんも中国系のような名前であることは明らか。

学校などでアジア人がアジア人同士でかたまりやすいように、お医者さんだってきっと同じだよね。紹介するとしたら、自分の知っている人、学友、友達等々を紹介するだろう。でも、友達のだんなさんが紹介してくれた医者=客観的に腕がいい医者とは言い切れないのではないのかな???

とても、腕のいい先生だと言ってましたけれども。

別に友達の旦那さんを疑っているわけではないし、何かあったら一日でも早く診てもらえるように、口を利いてあげるからと言ってもらって、心強いんですけれども。

ここパースは、口利きが蔓延してまして、社会的地位の高い人を知っているか否かで、待遇がぐぅんと変わってきたりするのであります。

転職とかも、口利きがものをいうし。

そうやって仲間同士が深くつながりあって、利益を分け合うみたいな構図があるんですよねぇ。

でも、身近な例に当てはめれば、自分だって同じことをしている。

新しい人(仮にマレーシア人だとする)が転入してきた。で、自分の知っているマレーシア人を紹介するとする。沢山いるマレーシア人の中で、誰をピックアップするか?自分の知っている人に決まってる。そしてわたしの中で『この人はいい人』と思っていても、それが客観的な目で、相対的に『いい人』かどうかは、わからない。あくまで主観的だし、自分の知っている幅を決して超えない。

大抵、そんなもんだよね。

社会が大きくなり、リサーチなどの客観的な数値によって評価され、結果としての情報が入手できるようになって始めて、腕がいい医者とか、サービスがいい病院とか、そういう判断が可能になるのだと思う。

そういう意味では、パースはあまりに小さく孤立した街なので、いまだに口利きが幅を利かせているのだろうし、ランク付けのようなものはほとんど聞かないし、日本のように情報誌のようなものがあまり一般化されていない。

情報がまだ主観の域を超えていない部分が大きく、情報化社会からは程遠いのだとよそ者のわたしは思うのでありました。

かといって、日本の情報誌に載っている情報が常に正しいともいえないのですから、なんとも言えないのですけれども。

ま、身近にお医者さんがいるというだけで、ラッキーなのかもしれません。

署名

<script src="http://www.shomei.tv/project/blog_parts.php?pid=1655&amp;encoding=euc"></script>