さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

不安を吹き飛ばしてくれたジョナサン

2010年07月13日 15時30分05秒 | Web log
今日からスクールホリデーのサッカークリニックがスタートした。4歳の子供も参加できるプログラムがあるので、ベンジャミンも申し込んだ。

昨日の夜は、「ジョナサンと一緒にサッカーする!!」と意気込んでいたのだけれど、案の定、今朝になって「サッカーしない。」と言い張る。

わたしから離れず、フィールドの端でむっとしながら、動こうともしない。
誰が話しかけても励ましても首を横に振るばかり。

「やるなら、マミーも一緒にしてあげるけど、しないなら一人で、ここにいなさい。」と言い、ベンジャミンのそばを離れた。

突き放すのがいいのかどうか、一瞬迷ったが、私が干渉することで、依存する方向に傾くのではないかと思った。

わたしがいなくなれば『やるか、やらないか』ぎりぎりのところで選択せざるを得なくなる。

その場を去ることに、賭けた。

ベンジャミンの気持ちはよくわかる。何度も言うように、私も同じだった。

新しいものに対する不安というか、恐怖のようなものが、心を支配してしまって、嫌だと思ったらそれで終わり。

やる前から、面白くないと決めてしまうのだ。

頑なな心。

そこへジョナサンが登場。

ジョナサンがベンジャミンを一生懸命励ましてくれた。自分はレベルも上だし、サッカーは得意だし、思いっきり自分の思うように体を動かしたいだろうに。ベンジャミンにぴったりついて、ゲームに参加してくれた。

しばらくしてベンジャミンの気持ちがほぐれたらしく、最後まで頑張って参加した。後半はジョナサンから離れて、一人で同じ年の子たちのチームで頑張った。

ベンジャミン、最後にプレゼントをもらい、手にスタンプをしてもらって、上機嫌にガッツポーズをしていた。

彼なりに少しは楽しんだのかな?

ジョナサンとベンジャミン、お互いを支え合う姿を見せてくれた。

優しい優しいジョナサン。

そしてジョナサンの前では少し勇敢に、そして素直になれるベンジャミン。

久しぶりに晴れあがったパースの青空のように、わたしの心を覆っていた不安の雲を二人が一掃してくれた。

それにしても兄弟のつながりってすごいね。

しかしながら、4歳で習い事ってのは早すぎたかな?

署名

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