さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

ベンジャミンのお世話係、ダニエル

2010年07月16日 09時00分50秒 | Web log
サッカークリニック3日目。

ベンジャミンが、『サッカーは今日で終わり?』と何度も聞くので、「明日は行きたくない」とでも言いたいのか?びくびくして聞いたら、『最後だったら残念』なんだそうです。

ちょっとホッとした。

今朝、フィールドについたら、すぐに昨日のお兄ちゃん(名前はダニエルでした)が近づいてきてくれて、ベンジャミンをだっこしてくれた。恥ずかしそうだったけれど、『ダニエルは、優しいね』とベンジャミンに問いかけたら、「Yes」と言ってました。

そして、ダニエルにいろいろ質問したら

お父さんがイギリス人、お母さんが香港人で、香港在住なのだそうです。
で、パース在住のいとこ(小学校4年生の女の子)と一緒にサッカークリニックに参加しているとのこと。

ダニエルにとっては、いとこ以外知らない人ばっかりで、しかもいとこは女の子だし、心細かったのかな?

だから小さいベンジャミンに目がいったのかな?

遊び相手を見つけたかったのかな?

自分の役割というか、居場所(ベンジャミンのお世話係)が欲しかったのかな?

と考えをめぐらす。どうでもいいことなんだろうけれど。

で、わたしたちの座っているところに接近してきたので、一緒にお菓子を食べながらおしゃべりに花を咲かせました。そしてダニエルがジョナサン以上に今日はベンジャミンのお世話をしてくれました。

優しそうだけれど、物怖じしない、しっかりとした男の子だという印象を受けました。

こうやってふとした縁で、仲良くなって優しくしてもらえて、ベンジャミンは幸せだね、と思う。

サッカーが終わってベンジャミンが落ち込んで私のところにやってきた。

肩を落として「勝てなかった」とつぶやく。

勝ちたいと思うくらいに、サッカーを楽しんだの??と思うとなんだか、うれしくなってきた。

落ち込んでいるベンジャミンとは裏腹に。

明日が最後。わたしは病院のアポがあるので、マイクが連れて行ってくれる。

ダディに、いいとこ見せなくちゃね。

それにしても、ダニエルに最後の『ありがとう』と『さようなら』を言えないのは、残念だな。

署名

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