さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

コタキナバルで KIRORO の 未来 を聞く

2011年07月02日 12時13分36秒 | Web log
わたしたちが食事をしたマーケットの食堂には、現地の人がたくさん。
隣の女性は、子どもにおっぱいをあげていたり、3歳くらいのこどもがうろうろしていたり
そこが食事の場所、休憩所、そして社交の場所なのかもしれません。

でも、後にジョナサンのともだちのお母さんから紹介された人に会って、そこに行ったことを話したら、「一度も行ったことがない。おなか大丈夫だった??」などと言われて、びっくり。おなかも大丈夫だったし、特に変な人もいなかった。けれど、どうも現地ではいろんなうわさがあるらしく、観光客でそういうことをしらない私たちだったから、行けたのかもしれません。

その日はゆっくり市内を歩き回って、夕方にはハーバー沿いにある屋外レストランで食事。

対応してくれた人は、どうもゲイらしき男性で、とてもフレンドリーで楽しいウエイターさんでした。

わたしたちが日本人だと知ると

「 キロロって知ってる? キロロが何年か前にコタキナバルにきて、コンサートをしたのよ 」と話してくれました。

そして 突然 

「 ほぉら~ 足元をみてごらん これが あなたの歩く道、ほら 前をみてごらん、あれがあなたの未来 ~ 」 
と歌いだして、

「 この歌、毎日 寝る前に 聞くの 」 というので、「 子守唄だね 」と、行ったら 
「 Yes ! Yes ! 」と言って、それからもしばらく1人で歌ってました。

とても気のいいウエイターさんで、出身は サンダカンという町で とか、まぁ色々話してくれました。

この国で 同性愛者がどういう位置にいるのかよく分かりませんが、イスラム教の国なので、決して楽ではないだろうなぁと
思ったり、それでもこうやって明るく、楽しく生きている彼の 口には出さない苦労とかがあるのかなぁとか、色々考えてしまいました。

そのレストランには、もう1人ゲイらしき人がいて、その人は完全に見た目も女性。でも、よく見ると男性。その人は、おとなしく、それでも もくもくとテーブルを片付けたりしてまして、もう1人のウエイターさんとは違う性格のようでしたが、
そうやって一つところで同じ境遇の人が働いているということに、立場の弱いものが集まって、恐らく助け合って生きるているのかなぁなんて思いました。

素敵な夕焼けを見て 潮風を受けながら お食事・・・の予定がしばらくして生憎の雨。

たまたまそういう時期だったのか、「夜になると雨」という天気でした。

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