わたしは東北出身ですが、こちらパースで東北出身の人と会うことは
ほとんどないんですが。
先日、宮城県出身の人と会うチャンスがありまして。
父が宮城県出身だったので、なんとなく親近感が沸きました。
で、その人が教えてくれた「おだづなよ」という言葉、気に入りました。
調子に乗るな!という意味だそうで。
調べてみたら北海道とかでも使われている言葉だとか。
漢字で書くと「尾立つ」らしいです。
人間に尻尾はありませんが、犬なんてうきうきしていると尻尾を立てて
ぶんぶんと振り回すし「調子に乗ってうきうきする=尻尾が
上がるような感じ」からきているんでしょうかね?
で、高校卒業まで住んでいた山形県北部の訛りですけど、両親が
山形県出身ではないので、訛りにちょっと疎かったわたしですが、
まよう
ぶじょほ
という言葉を小学生のときに初めて聞いたときの驚きは忘れられません。
まよえ!!! (弁償しろの意味)
ぶじょほ(失礼いたします)
なんだそりゃ??という感じでした。
「まよう」は関西圏で使われている(いた?)「まどう」(償う)とも
関係があるらしいですね。
最上川を中心に舟運で関西とも交流があったのでその言葉が東北の一部に
根付いたのでしょうか。
でも、どうしてその言葉が??と不思議に思います。
弁償するって、所有者の権利を保護するという考えに基づいた言葉なので、
とってもビジネスライクな感じが強いです。
昔は、田舎なんか特に「お互い様」みたいなところがあって、あまり
個人の権利を主張するなんてことはなかったような気がしますね。
鍵は開けっ放しで、家主がいなくても、隣近所の人が入ってきて
お茶入れて、家主が帰ってくるのを待ってたとか(私の家はそういうことは
しませんでしたけど、近所にそういうお家はありました)
夕食を作っているときに調味料が切れているのに気がついて
味噌借りたとか、しょう油借りたとかそういうことが普通にあった
という話なので、個人の権利とか所有権とかいう意識が低かった
あるいは、なかったんじゃないかなぁ?と思います。
で、物流を通して関西商人と接するうちに定着した新しい概念
(他人のもの→故意、非故意に関わらず損害を与える→弁償する)
だったから関西由来の言葉を取り入れるしかなかったのかもしれません....。
これは、私の勝手な推測です。あしからず。
ほとんどないんですが。
先日、宮城県出身の人と会うチャンスがありまして。
父が宮城県出身だったので、なんとなく親近感が沸きました。
で、その人が教えてくれた「おだづなよ」という言葉、気に入りました。
調子に乗るな!という意味だそうで。
調べてみたら北海道とかでも使われている言葉だとか。
漢字で書くと「尾立つ」らしいです。
人間に尻尾はありませんが、犬なんてうきうきしていると尻尾を立てて
ぶんぶんと振り回すし「調子に乗ってうきうきする=尻尾が
上がるような感じ」からきているんでしょうかね?
で、高校卒業まで住んでいた山形県北部の訛りですけど、両親が
山形県出身ではないので、訛りにちょっと疎かったわたしですが、
まよう
ぶじょほ
という言葉を小学生のときに初めて聞いたときの驚きは忘れられません。
まよえ!!! (弁償しろの意味)
ぶじょほ(失礼いたします)
なんだそりゃ??という感じでした。
「まよう」は関西圏で使われている(いた?)「まどう」(償う)とも
関係があるらしいですね。
最上川を中心に舟運で関西とも交流があったのでその言葉が東北の一部に
根付いたのでしょうか。
でも、どうしてその言葉が??と不思議に思います。
弁償するって、所有者の権利を保護するという考えに基づいた言葉なので、
とってもビジネスライクな感じが強いです。
昔は、田舎なんか特に「お互い様」みたいなところがあって、あまり
個人の権利を主張するなんてことはなかったような気がしますね。
鍵は開けっ放しで、家主がいなくても、隣近所の人が入ってきて
お茶入れて、家主が帰ってくるのを待ってたとか(私の家はそういうことは
しませんでしたけど、近所にそういうお家はありました)
夕食を作っているときに調味料が切れているのに気がついて
味噌借りたとか、しょう油借りたとかそういうことが普通にあった
という話なので、個人の権利とか所有権とかいう意識が低かった
あるいは、なかったんじゃないかなぁ?と思います。
で、物流を通して関西商人と接するうちに定着した新しい概念
(他人のもの→故意、非故意に関わらず損害を与える→弁償する)
だったから関西由来の言葉を取り入れるしかなかったのかもしれません....。
これは、私の勝手な推測です。あしからず。