さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

100ドル也

2013年11月12日 17時27分13秒 | Web log
ヘルニアの手術を終えた患者さん。

排尿カテーテルも取れて、シャワーも浴びて順調に回復傾向にあります。

昨日手術を終えて、今日が初シャワー。
その前に、TEDストッキングを脱がしてあげてね!と言われまして。

言われた通りにしました。

TEDストッキングは、静脈血栓塞栓症防止のために、手術前から術後しばらく
患者さんに履いてもらうのですが...もう、自分でシャワーも浴びれるし、
歩けるし、不要なんだろうと思って......

捨てちゃいました!!!

しばらく経ってから、PCAのLさんに 
「 ○○号室のXXさんのTEDストッキングどこに置いた? 履かせないといけないんだけど..... 」
と言われて

どきっ(..............................しばらく無言)

捨てました!!!と言ったら

WHAT!!!!?????


でも、私の焦り様を見てか、しっかりとフォローが入りました。

「あ、仕方ないよ。間違いは誰にでもあるわよ。だいじょうぶ。でも、二度と捨てないでね。」

と言われました。

( 後で、他の人にこっそりTEDストッキングって安くないよね.....?と聞いたら
100ドル(9000円くらい)とのこと。 )



情けないです。ハイ。ためらいなくゴミ箱にポイ。

天然ボケ...やっちまいました。

で、一連のやりとりを見ていた患者さん

患者さん「 ところで、君、どこから来たの? 」

私 「 日本です。」

患者さん「 あ、そうだと思ったよ。(何??日本人は抜けているという定評でもあるの?)
別の病棟にね、日本人がいて面倒みてもらったんだけどね、彼女、とってもラブリーなんだ 」

患者さん「 (他の PersonalCare Assistantの人に) ね、○○病棟にいる日本人の看護師さん、
知ってる? 彼女、ラブリーだよね 」

PCAのLさん「 えぇ!!!とってもラブリーよ。彼女のこと知ってる?? 」

私 「 あ、知りませんけど 」

PCAのLさん「 彼女とってもラブリーよ! 」

私 「 日本人の看護師さんがこの病院で働いてるって知りませんでした 」

患者さん&PCAのLさん「 いやぁ、彼女はとってもいい看護師さんよ 」

どなたかは存じ上げませんが、この病院で日本人看護師としてすばらしい評価を
築き上げてくださったのに。

更に評判を上げていくどころか、TEDストッキングを捨ててしまい
アホな日本人看護学生が、評判をさげちゃってます...

すみません。

署名

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