昨日ジョナサンの友達が遊びに来た。
しばらくしてから、外で遊ぶと言い目の前の公園に
出て行った。
またしばらくしてから、子どもたちが「マミー」
と叫びながら家に向かって走ってきた。
何事かと思ったら「公園に犬がいる。飼い主がいない。迷子犬かもしれない。
レンジャーを呼ばなくちゃ!!」
と、興奮している。
公園に行ってみると、首輪のついた犬がうろうろしていた。
で、首輪に登録番号が記された札があったので、早速 City of Melvilleに
電話しました。
オーナーの電話番号があれば直接電話したのですが。
老犬だったのか、さほど活動的ではなかったのですが、当然犬はじっとしておらず、
あっちふらふら、こっちふらふらと歩き回り、わたしは携帯電話を片手に話しながら、
犬を見守っていたのですが、その犬が誰かの家の敷地に入っていって、クリスマスか
New year eveのパーティの残骸と思われる肉の骨をどこかから拾ってきて、食べ始めた。
骨は犬によくない。
噛み潰した骨が口の中や胃に刺さる危険がある。
で、わたしは骨を口からとろうとしたのだけれど、犬は絶対放さない。
で、とにかく、子ども2人とリードのない犬を同時に見るのは大変なので
犬と一緒に家に退散。
ベンジャミンがここにいなくて良かったよ。
(ベンジャミンは友達の家に遊びに行ってました)
で、ちょうど犬用のビーフジャーキーがあったので、それで気を散らせて
骨を噛むのをやめさせようとしたのだが・・・
「どうやらこの骨、横取りされそうだ」と悟ったのか、とんでもなく狭いところに
身を隠し、大事そうに骨を噛みつづける犬。
ビーフジャーキーを近づけ、ビーフジャーキーを食べている隙に・・
骨を除けようと思って、手を伸ばしたら
「ガブっ」
やられた。噛まれた。非常に痛かった。出血もしてしまった。
周りで子どもが「犬が食べてるときにそれを取ろうとするのは危険なんだよ。
そんなことしちゃいけないんだよ。」
「・・・・(イライラ)」
で、City of Melvilleから 折り返しの電話があり、「飼い主が見つかったので
すぐそちらに引き取りに行くと思います。」とのこと。
現れた飼い主はおじいさんだった。聞くと、すぐ近くに住んでいる人だった。
暑くて、犬がじっとしていないから、意図的に放したような感じ。
飼い主も自分の犬が遠くに行かないことを知っているようだった。
無駄な(?)親切だったようだ。
で、こっちは噛まれて踏んだり蹴ったり・・・
こちらの論理では噛まれたことも「自己責任」になるんだろうなぁと思ったら、
ばかばかしくなってきた。
「どんな理由であれ、犬を放したのは飼い主の責任。」
「飼い主不在のところで、何を口にしようが、それは私の責任ではない」
と、言い切れるか????
きっと私にはできないな。自分が痛い目にあっても、それでも『ばかばかしい』ことを
やってしまうんだろうなと思う。
親切ってなんだろう・・・と思った事件だった。