今日は予約診察日でした。
連休の合間で明日も祝日とあって病院は激混み。
おそらく殿の外来も患者がいっぱいで押せ押せだろうと予想。
幸い調子は良いので“触らぬ神に祟りなし”で
1分診察ですませるつもりでした。
呼ばれたのは予約時間通り。
殿の外来はどうやら順調に診察が進んでいるらしい。
おかげさまで?殿も余裕があってご機嫌さん。
長いつきあいなもので、
顔を見たら余裕があるかどうかわかっちゃう。
(向こうも顔色で体調言い当てるので似たようなモノ)
挨拶のあと、
「調子いいです。」と簡単明瞭に。
電子カルテにも「調子いい」とだけ打ち込まれてました。
好調なので触診は飛ばすかと思いきや
殿「調子が良い時にお腹の状態も見ておこうね。いつも飛び上がるから。」
膵頭部に少し圧痛があった以外は問題なし。
しかし、何故かアミラーゼは236
(基準値37~120)と高め。
白血球は4600と今回は基準値。
殿「やっぱりアミラーゼの値は症状と一致しないね。白血球とのほうが関係ある。痛くない時は白血球が基準値に戻っているんだよね。」
時間に余裕があったらしく
今までの膠原病絡みの検査結果や
白血球、アミラーゼの推移とかを一緒に見ました。
殿曰く・・・。
若い女性で白血球が下がる病気というとSLE(全身性エリテマトーデス)がある。
抗体が一つ陽性ではあるけど(項目名失念)、抗核抗体は40倍で陰性だし
SLEを思わせる症状もないので、現状ではステロイドを使うだけの根拠はない。
ただし、SLEの可能性があることは記憶にとどめておきましょうね。
とのことでした。
若い女性という単語が出た時に
「私はまだ若い女性に入るのか
」
と突っ込もうかと思ったけど、自虐ネタは悲しいので自制しときました。(爆)
処方の際にエレンタールはいらないの?と聞かれ
あ「エレンタールは頓服では出せないから、7剤ルールに引っかかってしまいますよね???」
殿「・・・別にいいと思うんだけどね。。。」
散々7剤7剤と言っていたのは殿なのだが、
上層部から言われてやむなくやっているだけで
本当は納得してないらしい。
あ「でも、薬剤料が9掛けになってしまいますし。」
なんで患者が宥めてんだかと思いつつ答えたら、ここで殿が爆弾発言。
殿「この病院めちゃくちゃ儲かってるんよ。
」
そうやったんか。
なら、たまには私のような赤字患者がいてもいいか。←おい。
あ「・・・・・先生が休みなしに働いたおかげですね。
」
殿
「なのに給料は下がる。」
あ「。。。」
うまいフォローが思い浮かばなかった。。。
病院は独自採算性らしいのだが
世間の公的病院は軒並み赤字だから
他とのバランスをとるために
給料が落とされてしまっているのかなあ。
にしても。
診察室で主治医から給料の話を聞かされる患者も少ないことだろう。(笑)
待遇を良くしてあげてくださいと投書でもしておきましょうか?
他の採血異常は次のとおり
Hgb 10.2
(基準値10.7~15)
Hct 31.6
(基準値34.4~44)
Cl 109
(基準値98~108)
ALP 94
(基準値115~359)
ついでに。。。
Glu 87(基準値60~110)←食後1時間での採血
GOT 17(基準値13~33)
GPT 17(基準値6~42)
γーGTP 14(基準値10~47)
Hgbが10台もHct30%台も久々。
食べると貧血は改善されるけど、
そのかわりにアミラーゼがあがるんだなあ。。。
ALPはたいてい基準値以下で、
私は肝機能関係はどれも数値が低め。
今回はTGにTーchoは測定されていませんでした。
診察代は1020円、お薬代は9160円。
お薬はいつもと同じです。
レンドルミンが余ってきているので今回は遠慮し
ボルタレン錠剤は持ち歩きに便利なので、今回も10回分だけ処方して貰いました。
次回はまた4週間後です。
追伸
SLEに特異的な抗体を調べていて思い出しました。
私が陽性だったのは抗リポゾームP抗体でした。(多分)