さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
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台風接近

2010年10月29日 20時54分13秒 | たわごと
台風が近づいてます。
当初の予測よりもコースが東よりになったのかな。
急激な気圧の変化に膵臓がやられることがあるので
今日はちょっとドキドキです。
大雨の予報も出ていますが、被害が出なければいいですね。

一昨日、NHKの『ためしてガッテン』で
更年期について取り上げていました。
日本人は「がまん」という処方を受ける傾向が強いけど
「がまん」しすぎずにお薬を使うべきだと。

いやあ。。。

「がまん」も「気合い」も処方やろ

と、TVに向かって突っ込んだ私です。
だって、薬が使えないことってありますもん。
もしくは、薬が効かないとかね。

鎮痛剤の使用間隔のために痛みを我慢させられたのもキツかったけど
モルヒネ中毒のひどい嘔吐発作が起きた時に
吐き気止めも使えなかったのも地獄でした。
(過去記事『吐き気との戦い』『辛い』『まだフラフラ』

どんなひどい嘔吐発作だったかというと。
一度、オエッとえづきはじめると
間断なくえづき続けるのです。
それも数分間。
吐くモノがなくても、えづくのは止まりません。
吐き続けている間中、ほとんど呼吸が出来ないので
過呼吸発作みたいな感じで呼吸困難を起こします。
本当に苦しいです。

嘔吐が始まると、ナースコールするわけですが
「高プロラクチンのため吐き気止めは使えません。」
状態なので、何も出来ません。
でも、看護師さんが背中をさすってくれるだけで少し楽になるのです。
まさに「手当て」ですね。

初日の夜に担当になった1年目の看護師さんは、
私のひどい嘔吐にプチパニック。
小姓に連絡するも「何も出来ないから」とあっさり言われ
「どうしよう」とオロオロしてました。
あとで聞いてみたら、
同じぐらいひどい吐き気の人は見たことあるけど
その人は吐き気止めが使えたので
使えない人にはどうしていいかわからなかったらしい。

同室の人の担当医が回診に来ている時にも嘔吐発作が襲い
げえげえいってたら、
Drが患者さんとの話を中断して様子を見に来られました。
非常にありがたかったのですが。
「大丈夫ですか?」
と聞かれても、ねえ?
見たらわかるように、大丈夫なワケないし、
大丈夫と答えられる状態でもない。
薬が使えない時ってDrって無力ですね。(笑)
結局、吐き気を押さえてくれたのは、
お薬ではなくベテラン看護師さんの「胃を冷やして」というアドバイスでした。
(過去記事『今日もフラフラ』
看護師さんってすごい。


日本人は確かに我慢をしすぎる傾向があるのでしょうけど
欧米の人より忍耐強い遺伝子を持っていると思うので、
欧米と比べてという理論はあまり意味がないようにも感じます。
でも、我慢しすぎはQOLを下げるから
お薬で楽になるなら、使ったほうがいい。
でも、頼りすぎもいけない。
ホドホドの距離の取り方が難しいですね。
私もまだまだ試行錯誤中です。
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