バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

指導の副産物

2010-06-11 07:09:29 | Badminton
 野田ジュニアにO川コーチが誕生して丸1年が過ぎたかな。
 この青年は、インハイ予選でチームの劣勢ひっくり返し、逆転優勝でみんなを全国大会に導いたという武勇伝の持ち主。その時の試合は、今でも多くの保護者や選手に語り継がれています。
 O川コーチは若い勢いで(?)、子ども達と一緒に走り、シャトル置きも、フットワークも、要するにトレーニングから全て同行するのだから、みるみる体型変わっていきました。コーチをお願いした当初、「だらけた生活を何とかしたかった」から、彼曰くジュニアコーチ依頼は『渡りに船』だったらしい。とはいえ、一度足を踏み入れたジュニアの世界、関わった以上、もう土日はゆっくり寝ていられない生活が続くのです。だから、そこには心を突き動かす何かがなければ、毎週体育館に足を運ぶ情熱は持続させられないでしょう。
 コーチ始めて数ヶ月した頃、「いやー、いつもジュニアと打っているからクリア上手くなりましたよ。」とか、「ミス、減りましたよ。」「それに、今チームで自分が一番強いんですよ。」などと熱く語ったことがあった。へー、そうなんだと思いながら、練習観察してみた。素振りや基本打ちの機会が増えたり、ジュニア相手にパワーセーブして打つから、ショットの精度が高まったということなのかな。それとも地道なトレーニングが同僚に差を付けているのかな。明確な答えは得られないまま、この件はうやむやになっていた。
 
 今O川コーチは全日本実業団の大会に出場しています。
 昨晩、予選突破し今日から本戦出場だと喜びのメールもらいました。そのなかに「なにげにジュニアでの練習がすごく役立ってます。」だって。なにげにと控えめに書き始め、非常にと強調して終わったこの1文。気になる。ジュニアの何がそれほど役立っているのか。最後に「明日もジュニアパワーでがんばります。」と締めくくっている。パワーになるほど役立つジュニア練習とは?