バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

公民館まつり

2009-02-27 15:54:22 | 
 絵を展示してきた。今年は4点出展。
 先日家族に披露すると、「うちはこれかな」と娘は犬を指さし、「おれはあれだな」と夫は自画像を。初めての自画像、動物、風景。全て初めて挑戦したものばかり。そして4点目は、それまでの描き方を全く変えた静物。一番時間をかけた作品かな。
 先生は、まず展示室でのパネルの配置を考え、次にそれぞれの絵のバランスを考慮し、大まかな位置取り。それぞれの絵がけんかしないように、題材と色見で調整。そして高さあわせ。たかが公民館の展示でも、これだけこだわる。最後にプレートの付け方にもさりげに指導があり。みんなは聞いていなかったけど。
 時間の都合つく方、見に行ってください。
 関宿中央公民館(いちいのホール裏)で、今週土日です。9時から3時半くらいまでです。
 自分のお気に入りは風景画。いくぞうのうちの裏を描いたものです。
 それ言うと、「いくちゃんってすごいとこ住んでんだね」ってみんな言うくらい、あれだけど、6月の空気感が好き。

  
   まずは全体の配置決め

  
  展示終了。外は初雪。
 



青年のチャレンジ

2009-02-26 06:55:13 | Badminton
 青年海外協力隊研修生の青年が、2週間の現場研修終了まであと二日となった晩。
 これから異文化の中に飛び込み、内外ともに成果を上げに行くのだから、今回の研修はプチ異文化体験研修になったかもしれません。どこに行ってもすぐ溶け込み、生徒や子ども達の一部と化することができる。大人側に一体化するより、子ども側が得意だったかな。何より素晴らしいと思ったのは、いろいろ臆せず質問できるところです。知ったかぶらないで、なんでも謙虚に聞いて回る。本気なんだなと思わせます。かといってギラギラしているわけじゃない。
 シリアってどこ?と地図で調べた人、リサを筆頭に結構いたことでしょう。バネで、今日このあと青年うちに来るんだよと話すと、二次方程式解きながら渋い顔していたいくぞうは途端にニコニコ顔になり、「あと、2試合することになっているんです」。残り二日でいくちゃんと2試合ですか。それはそれは。
 言葉の問題はこれからクリアだそうです。語学研修でみっちりやるそうです。
 どんな環境でも,ヘラヘラしながらうまく溶け込んでいけそう。
 「女子はなんでくすくす笑ってるの?」と小声で娘に聞いている辺り。なかなか憎めない存在です。
 若者のチャレンジが引き金となったのか、夫は青年時代の武勇伝を披露し、場は笑いの渦。面白い晩でした。

  

食事トレーニング

2009-02-25 07:02:05 | Badminton
 合宿とか遠征では「全部食べる」が神話というより呪縛のようにジュニア内に浸透している。
 新潟遠征で用意された昼食弁当。Yコーチなんかはペロリと2分程度で片付けていたけど,子どもにとっては、特に食が細い子にとっては少しヘビーな量。何一つ残してはいけないという闇の指令により、つけあわせのレタスとヒジキが食欲にブレーキをかける。バランスよく食べればいいのに,ご飯だけどっさり残してしまった子。「3つに分けて,一口で食べてしまいな」と言うと、箸で3分割したものの,食べることを躊躇している。4年生、調度分数を学習しているので、そのひとかけらを何分の一というのでしょう、と質問すると,「えーっとねー」とか言ってふにゃふにゃしている。まわりは答えたくってうずうずしている。算数の質問にはしらばっくれながら、「これじゃ大きすぎて食べられないから、ぜんぶはんぶんにしちゃおう」ってひとりごと言いながら箸で2分割している。「じゃ、3分の一を半分にしたら,一つは何分のいくつ?」さっきの問題もクリアしていないのに、更にレベルアップ。そのうえ残したご飯は何分割にしようと全く減らない。すると先に完食してブラブラしていた子が、すかさず6分の一と解答。分数の割り算は小6で学習するけど、先取りで解き方知っていたのか,状況で解いたのか。こんなことにより、3口で完食できるところを、自ら6口にしてしまいながらも、無事完食。こうして遊んでいると,ありっ、まだ一人残ってる。まだ半分近く残しているではないですか。何がだめかと聞くと、無言でレタスを指している。口にいろいろ詰め込むものの、胃袋が拒絶していて飲み込めないらしい。このまま2時になってもいいからつきあうつもりでいたのに,優しいYコーチが譲歩案を提供し、事無きを得る。おーい、次はそうはいかないからね。2日目の昼食は試合の合間だったので、完食は強要せず。ちょっと甘かったね、今回は。

自信があとおししてくれる?

2009-02-24 07:49:47 | Badminton
 出羽オープン、新潟遠征と大会が続いた。
 すごいぞ,小学生!とうなる選手がチラホラいる。すごいぞまでいかなくも、あっちの方が上だねと最初のワンミスでわかるくらい結構形が出来ている選手は多い。逆の言い方すれば,ワンミスの時点でこっちの方が下とわかるくらい基本力ができていない。あのスキだらけの立ち方、構え方。ドタバタフットワーク。開いた握りに,めちゃくちゃなフォーム。明らかに実力上の選手に,しゃかりきになって打ち込んでもコート内を走り回されるだけ。そんな時は「決めなくていいから,ミスするな」と言うことにしている。アウト、ネットの連続では見ていてもおもしろくない。せめてラリーにしておくれ、と伝える。すると、おもしろいことに、ラリーが3本から5本,7本と続き始めると相手がミスし始める。形が出来上がっている選手は,無理な体勢からも格好よく飛びつきでスマッシュ打ってくるけど、あせるからネットにかけたり、なかには空振りまでしてくれる。新潟遠征では特にこんな試合が多かった。先方にすれば,「なんであんなやつに負けたの?」って感じでしょう。もう少し上の選手になるとそう簡単にミスしてはくれないから、こんなわけにはいかないけど。
 ミラクルの中身はこういうことです。自分の力で勝ったのではなく,相手が崩れて勝っただけ。崩れない相手だとたちまち化けの皮ははがれてしまうのです。それに気づかず,「俺ってシングルス向いてるかも」などと有頂天になってしまうのも、さすが小学生。でも勝ちは,勝ち。誰だって勝てば気分がいいよね。自信がついてやる気が出るならそれはそれでいいけど。
 

新潟遠征記

2009-02-23 08:02:03 | Badminton
 新チームによる最初の大きなイベント、新潟遠征。暴風雪との天気情報が流れていたらしく,留守部隊をやきもきさせましたが、残雪はあるものの,雪に降られることなかったですよ。
 初日は参加選手による練習会。110名参加なので,臨時コートも増設して半面による18面展開のシングルスが延々と続きました。途中、「声出していいの」と目を光らせたテツが「キアイダー」といつもの声出し始め、すっかり館内はテツワールドに。この子達は中国に連れて行ってもやってくれるかも。
 肝心の二日目の団体戦は、男女とも3位。男子チーム、身内もびっくりの隠し球が出現し、若葉のミラクル再現!と盛り上がってしまった。この辺で釘を刺さねばならないところを,調子に乗った男子チーム、「3度目のミラクルはないよ」と言うものの聞く耳持たず。案の定それなりの結果で終わり,個室で説教を受けるはめに。こうやってチームが出来上がって行くのです。単純明快なだけに、元気があるからまあいいでしょう。女子もこじんまりながらまとまってきたね。男子を上回るような元気が出てくればいいのだけど、それぞれがもう少し全体見て、それぞれが上を見るようになればよくなりそう。
 何はともあれ無事終わった遠征。
 まだ入試は終わっていないけど,一足先にみんなで露天風呂入れてプチリフレッーシュ。

 
 朝練風景 道はアイスバーンなのに,駆け下りる男ども

 
 女子チーム 作戦会議中

大雪の予感

2009-02-20 06:57:40 | Badminton
 雪だ,別所温泉。今もざんざん降っている。
 子どもの頃はかまくら作るほど雪降った。大雪つもると,犬を放し,雪の中を一緒に転げ回った。興奮した犬は腹這いになって雪の中をドリル状に進み、雪のトンネル作ったりした。おもしろかった。もちろん休み時間は雪合戦。びっしょりになった毛糸の手袋を,授業中にだるまストーブの前にズラーっとぶら下げて干した。
 先日、川間ジュニア中にパラパラっと雪が落ちたら,ノック中なのに「ゆきだあ」って大騒ぎになって子ども達は外に飛び出したを。子どもって雪好きだね。
 豪雪地帯の新潟は,冬は2階から出入るすると社会で習った。6年生の修学旅行で直江津に行ったとき、先生にあのラインまで雪が積もると教えてもらった。昼間でも1階は真っ暗の生活、湿気に包まれた生活、子どもながらに大変だろうなーと思った。新潟の人に聞いたら,最近はそんなに積もったことはないそうです。
 明日からジュニアの新潟遠征。久しぶりに雪合戦できるか?びしょぬれになるから、みんなはしちゃだめだけど。

反省する日々

2009-02-19 08:41:55 | バネ
 先日の漢字検定の解答を配布していると、「もう漢検受けません。あたし達のお金があんな風に使われているなんて」って言いながら、「もう、漢字なんかどうでもいいです」って続ける。今回あまりできていないのも否定する大きな要因らしい。おいおい、それじゃシャトル会社が暴利をむさぼっているのがわかったら、「もうバドミントンやりません」って言うのか?ときくと、「そんなわけないじゃないですか!」って口尖らせている。真意は伝わっていないみたいで,「要するに逃げでしょ?」と畳み掛けると渋々認めた。「こういうのをマイナス思考って言うんですね」って、ちゃんとわかっているじゃん。「いつもこうなんです」と徐々に内省に入る。
 いつも人の悪いところが気になるでしょ?と聞くと,「私は人の悪いところしか気がつきません。いいところって解りません」
 いいところに気づくとっておきの方法を教えながら,中学生くらいになるとこうやって心を見つめることができるようになるから素晴らしい、と思うけどあえて褒めなかったけど。

新年度募集始めます

2009-02-18 21:45:40 | バネ
 もう何日、いや何週間同じことやっているのだろう。
 4月からのバネのクラス編成。何度もああでもない、こうでもないと思いをめぐらしている。特に中学生の学習時間をできるだけ長く確保するにはどうしたらいいか。さらに、平日の夜1度だけでもジュニアにでることができないか。ということはどこかで1日バネを休むということです。結局のところそれの両立は無理なんです。
 本来ならばとっくに新年度募集を始めている時期。昨年は申込み締め切りが2月15日になっていたから、どれだけ今年は遅れているか。今いる生徒さん達の継続確認は既にとってあるから、大まかな人数構成は把握できているものの、新年度の募集を正式にださないといくら何でも遅いでしょ。
 以前は3月から新規開校していた。高校入試が終わったと同時にいったん全ておしまいにし、3月から新しいクラスで始めた。おおかたの塾は同じく3月にスタートしている。これは入試を終えたり、学年変わりの目の3月に生徒数が落ちるのを防ぎたい大手塾の戦略みたいなもので、うちはどちらかというと3月くらいはバカンスがほしい。とりあえず私立生のクラス分けテストの日まで授業をやって、ほんの少し春休みをいれ、そして4月スタートなのです。そのほんの少しの休みに教室の大掃除と新クラスの準備をやるから、実際休みはないのだけど。
 ようやく踏ん切りがつき、コマ割り終了。結局ジュニアの日はとれず、です。
 コーチの皆さん、平日の練習引き続きよろしくお願いします。



安眠が一番

2009-02-17 08:25:18 | 川上犬
 14日夜に見たNHKドラマ「お買い物」。しみじみといつまでも心に残る番組でした。自分目線では、あの孫の優しさがよかったです。うちら夫婦がああなったときに,あんな優しい孫がいたらいいなと思い,娘には母にあのようにしてほしいと思い,私は祖母にあのようにできただろうかと思い。とにかく多くの人が家族に思いを馳せたのではないのでしょうか。思わず実家に電話した人もいたことでしょう。
 映像がいい。田舎の開けっぴろげの座敷から見える,田園風景。
 誰しも家族が幸せであってほしいと願うし,誰かが苦しいと皆苦しい。
 皆が安らかに寝静まり静かになったリビングに、外でサッシをガリガリ噛む音が聞こえてきた。障子を開けると強風におびえるバンのどアップが。窓を開けると、「こわいよー」とひざの中に飛び込んで来た。やれやれ、ここにまだ一人安らかになれない家族がおりました。夕食の残りのクリームシチューからタマネギを取り除いたものをちょっと食べさせてやると、いつもの落ち着き度0%の元気なバンに戻ったので外に出す。途端に隣家の物音に吠えたて庭内猛ダッシュ。ちょっと優しくしてやると,すぐ調子に乗る。庭一周後もう一度家に飛び込もうと思うけど,窓を閉められてしまうバンなのでした。

ご褒美は自分の心にある子ども達

2009-02-16 07:18:18 | Badminton
 子ども達に映像を見せて指導するつもりだった。
 構えができない。いわゆる棒立ち。床を蹴らない。そこで解りやすい例を見せてから練習に入ろうと思い,映像の準備にかかる。
 モデルはバン。バンはすっごい。遊んでほしい時は,「遊ぼう」の挑発ポーズでこちらの動きをじっと見ながら構え,沈み込みしてダッシュ。キュキュツとターンしてすぐさま構えの体勢に。これを見せたかった。
 三脚にセットしたビデオカメラを用意すると,このただならぬ状況にまずバンは緊張。何かされるのかという懸念で,遊びに集中できない。だから動きにhappy感がない。これじゃ子ども達の動きそのまま。見本どころか,今こんな感じだよって見せるだけじゃん。バンの大好物の軟骨ジャーキー用意しておけば集中できたかもしれなけど,手ぶらでご褒美なしがいけなかったか。それに撮っているうちに、ずっこけ達,関係ないところで盛り上がってお笑いショータイムになっちゃうんだろうなという予感がひしひししてきて、バカバカしくなって途中で撮影断念。
 映像で示せないから,言葉で説明。ここでもご褒美でつってその気にさせようと思うが、ご褒美の用意なし。それではペナルティでひきしめるかと思うが、
「もっと楽しそうに構える。さあ来い。全部取ってやる、って気持ちで構えるように」と言葉を付け足す。コーチ達が盛り上げ役になって体育館中ワンワン状態。よしよし。さすが人間,ジャーキーなくても言葉の説明だけで自分をコントロールできる。
 さらに一人が思い切って「声出し」始めると、体育館中伝染して、もうなんちゅう騒ぎか。
 本能で反応する動物。心をコントロールできる人間。

青年海外協力隊

2009-02-15 21:34:16 | Badminton
 青年海外協力隊の研修生が,野田ジュニアの練習にやって来た。
 青年というのだから,まさしく青年で,現役の大学生。
 私にも同様の志はあった。しかし行動はしていない、まったく。だから純粋に「すばらしい」と思う。こうしようと思う。こうなりたいと思う。そして実行する。先日まで中学生、高校生の練習に参加していたので,今日はいきなり幼稚園児、小学生相手でギャップは大きかったでしょう。それもあらゆる状況に備えようとばかりにどん欲に参加されていました。
 子ども達に「このお兄さんは中近東の国にバドミントンを教えに行くのですよ」と説明したら,中近東?って状態だったけど,今度地図見て確認してご覧。

 

気持ちのいい会話

2009-02-13 07:20:43 | バネ
 人が人たるゆえんは言葉を使うこと。だから言葉は大切にしたい。
 あの人にこう言われてムカついたとか、あの言葉に傷ついた、という表現を良く聞く。発した言葉が人を傷つける危険性は大きい。それだけに人の気持ちを心地よくする言葉を多く使えばいいということです。ただ気持ちが伴わない甘言では効果が期待できないということはいうまでもないが。人前で話す機会は多い方かもしれない。子ども達と接する機会は多い方だと思う。気をつけないと、とこれまでに吐き出した言葉を振り返っています。そんなことが面倒になったら黙ってしまうという選択もあるけど、それでは言葉を失った生き物になってしまう。
 ようやく言葉を話し始めた幼児と会話していたとき。横を向いて相づちをうっていたら、「こっち向いてお話しして!」と泣きべそ顔で言われた。
 会話する時はしっかり向き合わなければいけない。バネはクラスの入れ替わりに休憩時間がないので、次の授業が始まっているときに前の人が帰って行くことが多々ある。「ありがとうございました」と言って退出する子ども達の声に背中で「さようなら」と返答するとき、いつもあの幼児の顔を思い出す。なんでもかんでもメールで済ませることが多くなっている。これがいけないのです。便利が全てではない。
 

2月の絵の日

2009-02-12 16:06:47 | 
 今日は絵の日。
 前回は頭が痛くて全く集中できず、イメージを練っただけでほとんど絵の具をのせないでしまい込んでおいた絵に、最後の色をのせる。最後って、今月末展示するからです。まあまあ納得の仕上がりだけど、描きすぎてしまったきらいもある。あとは額を買ってきて、サイン入れて終了。油絵っていうのは、どこが終わりがよくわからない。いくらでも上に重ねることができるし、できあがったと見えたものを思い切りよく書き直さなければならないこともある。しかし今回は、わからないなりに、自分としては終了サイン出せたので、これ以上手を加えない。
 いろいろ気になることがあっても、絵筆を持つとさっぱり消えるから楽です。見えているものを感じたままに描く。そんな談議をコーヒー飲みながら30分ほどして、さらに、頭脳すっきり。ほぼ成し終えたので今日は鼻歌交じりで帰宅となりました。
 結局気になるよしなしごとに対しては何のすべもないのですが、時間が解決してくれるような気もします。

公式の是非

2009-02-11 07:15:47 | バネ
 10日のバネの合体漢字。
 「いちふまんり」
 小6女子からの出題。小学生のクラスは、毎回子ども達が飽きずに出題してくれるけど、その場で適当にひねり出すから最近ヒット作がなかった。この子は家で考えてきたというので、採用です。
 
 中3生。苦手箇所を確認。すると数学の確率を上げてきた。私立生は学校で計算による解法を指導されている。しかし意味を理解していなかったと見える。今となっては,どうしてかけるの、どうして割るの?状態。ただ公式にあてはめてきただけのつけ。ましてや入試問題となると、ひねりが加わるから、単純に計算では解けない。条件にあう場合を書き出すことが必要になる。さあそこで、全て順序よく書き出せるかどうか。
 以前開いていたパンセクラス。小3~小6までが混在していた。そのクラスで、場合の数を全て書き出す練習をした。全種類のコインを1枚ずつ並べ、1枚以上の組み合わせで何種類の金額ができるかと。3年生にはさすがに難しかったが、順不同ながら大体書き出せる子もいた。6年生はさすがに、理路整然と書き出した。
 何でも公式に頼ってはだめです。例えば今中2がやっている二次方程式の解の公式。どうしても解けないときの究極の手段だけど、平方完成の意味を理解しておくれ。中1が学習していた扇形の面積や円錐の側面積やその中心角等。公式覚えちゃうと本来の解き方できなくなっちゃうんだよね。小学生のとき中心角は計算で求めたでしょ。しかも3.14使ってさ。いまじゃ、小数のかけ算割り算すら危うい。なんでも使わないとさびれてしまう。
 意味を理解して解かせようと思う。しかしこれは理想論です。意味が理解できるまで説明しようと思うが、説明を延々さかのぼっても解らない場合が多々ある。そんな時は機械的な解き方を教えてしまう。いわゆる公式。しかも、その方がこの場合の子どもの頭には良く定着する。
 小5の割合。ここも公式解法にあてはめることになりそう。

【漢字解答】「別」