バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

勉強と部活の両立

2009-05-29 07:09:15 | バネ
 私立中学の定期テストが終わり、夜バネに入室した中学生に、どうだった?と聞くと、「何がですか?」と返って来た。なかには、昼過ぎから夜9時までテスト勉強していった子もいるのに、終わった途端、関心0ですかい。「まだ結果でていませんよ」って,何点取れたかを聞いているのではなく、あれだけ勉強したのだから、できたかできなかったかを聞いているのです。入試直後だとこんな会話にはならない。少なくとも発表までは関心が続く。中学生達、定期テスト終わったその瞬間から関心は部活やその他もろもろへと向かっている。学校生活は行事、部活,テストと盛りだくさんだから、こうやって集中and切り替えでバランスとれた生活送っていくんだろうけど、なんか少し淋しい。定期テストって先生の確認テスト的な役割もあるけど、理解度達成度と共に各自の日頃の学習姿勢が現れるのですよ。文武両道と軽く口で言うけど、実践は楽ではない。時間のやりくりと意思の継続。これらをサポートできるよう今回のテスト結果から個別の部活強度に応じた学習スタイルプランをつくっておいてあげようと思う。

テスト期間

2009-05-26 06:34:54 | バネ
 定期テスト中は午前中に学校が終わる。だから昼過ぎになると「今からバネ行っていいですか?」となる。もちろんOKです。こういう時間設定にも対応できるのがバネの良さだと思うから。ということで昨日は1時頃から夜9時まで勉強していった子もいた。長時間いればいいってもんじゃないけど、家に帰ったら「寝ちゃいます」って子には、自制しやすいとうならそれはそれでよし。夜は高校生も合流して、皆黙々とテスト勉強。みんなよくやるね。

まだ、立場を変えないと見えないもの

2009-05-25 08:45:18 | Badminton
 試合のベンチ入り初心者の頃、この試合何アドバイスしようと悩んだものだった。何を言っていいのか、わからない、何も見えないが、何か言わなければいけないと思い込んでいた。そんなんだからたいしたフォローできなかった。選手とともに熱くなったり落ち込んだり。そうやって1年が過ぎ、5年、10年と経ちいろいろ経験させてもらった。強豪チームの監督さんが試合後にどう選手をフォローしているのか近くで盗み聞きしてみたり、いろいろ他の監督さんのことを観察した。もちろん夫からもヒントを得た。試合会場から状況説明し、こんな時どうしたらいいの!とピンチコールして切り抜けたこともたびたびある。
 身内がジュニアを卒業した頃からベンチでの視点が変わって来た。それまではどうしたら負けないかがポイントだったと思う。ここがだめだからこうしようと,自分の選手の弱点指摘が主だった。しかし今はその逆で、こうしたら勝てると,相手選手の弱点指摘に変わって来ている。だめなところがわかったところで、お互いその場ですぐ直せない。もちろんこれはその場しのぎなのはわかっているけど、速効性があるからいつもついやってしまう。
 昨日は若葉予選モギ試合と称して野田ジュニア内で男子対女子をやった。全体の流れを経験させることと、応援練習を兼ねていたのでもう少し気楽にやってもよかったんだけど、男子ベンチに監督入りしたコーチは、「監督の極意ご教授願います。」とS監督に大真面目に相談していて試合前に超本気モード。よって全て超本格的展開に。女子ベンチに監督入りする。最初は全体の流れ、特に男女の応援姿勢をチェックしていたが、いつもの癖で対戦選手の穴を見てしまうことになる。この場合女子選手に言うべきか言わないでおくか。練習なんだから、もちろんほとんど言わない。
 いつも練習見ている子なのに、相手サイドに回っただけで穴が見えてくるなんて。新鮮な感覚。日頃見えるようになるにはまだ10年必要?たまにはこういう疑似敵いいかも。

同じに打ち続ける難しさ

2009-05-24 06:50:49 | Badminton
 高校生の練習試合の車出ししたから、ただ体育館で待っていてもしょうがないので卓球することにした。前日100均でラケット用意。ラバー片面しかなかったけど、ラケット2つに玉一つセットで100円。裏面付きがいいんだけど、どうせ遊びだからわざわざ高いお金かけることないし。
 到着後すぐに申し込んだら、申し込み1番で、どこでも好きな台指定してよいとのことで、とにかく初心者なので一番はじの迷惑にならないところを選ぶ。9時から使っていいよとのことだけど、9時前から練習している音が聞こえてきた。じゃそろそろやりますか、とのんびり卓球場に行くと、もうすでに数組が、練習、していた。遊ぶというのではなく、確実に練習だった。おじいさんが、おばあさんにノックしていた。その一振りごとにおじいさんのゲキをあびながらラケット振っていた。さらにもう一組は延々と同じフォームでフォアハンドでカンコンカンコンと打ち続けている、60歳くらいのおじさん、おばさん組。このおばさんがとにかくうまい。全くフォーム崩さず、無理な力入っていない。このような状況下、私のこのラケットじゃちょっとちょっとじゃん。しかし練習している中高年二組は、他人なんか全く目に入らない程集中しているし、我々もひとたび打ち出したら、周りなんかどうでもいいくらい楽しくなったけど、やはりラケットはもう少しいいものを使いたい。ジュニア練習の横で市民がバドミントン楽しんでいるけど、あれと同じ状況。
 とにかく隣のおばさんみたいに続けようということになり、とりあえず20ラリーを目標にした。意外にも20はすぐ達成したので、「30続けましょう」ということになり30に挑戦。この30のラリーにドラマがある。隣のおばさんのフォーム盗み見しながら同じところに同じ力で打つはずが、要所要所で「ありっ」があり、そうすると相手を左右に走らせてしまい、その結果自分も左右に走らされ、なかなか30はいかない。それでも1時間過ぎる頃には25に手が届き始めた。そのとき、隣の隣の台の高齢者特訓組は、「下でタバコすってくる間、今のところ練習していなさい」とおじいさんはおばあさんに指示して下に降りていった。隣の連打中年組は「じゃ次ぎはバックハンド」とおばさんの指示が入り、コーナーサイド変えてバックで延々打ちに入った。捨て台詞のように練習指示されたおばあさんは、一人で玉をラケットで切る練習していた。
 タバコ休憩を終え戻って来たおじいさんは、また猛烈指導を始めた。壁に向かって斜めから打ち付け、「ほら、こうやってこういう向きで打つと、たまはあっちに飛ぶでしょ」とチラ見したしただけなのに,状況わかるうまい説明。「その動きの後はすぐに屈伸入れないとヒザ来るよ」との注意まで入れながらラリーしている。なるほど、高齢者には高齢者の指導法ポイントあり。
 さてそうこうしているうちわれわれピンポン組も、25を超えるようになり、あと少し。しかしおかしいことに、25過ぎるとなぜか全身全霊で笑ってしまうのです。この緊張感。絶対ミスしないで同じところに同じ力で打とうとすると、ゲラゲラ体が笑ってしまう。そんな状況だから29でだめになることも数回。サタクラで、とにかく続けようと子ども励まし、カウントしながら打つけど、あの子達、達成間際にこんな緊張感味わっていたんだ。もうそろそろ試合見たくなって来たし、なんとか30続けよー、と集中全開でついに達成!卓球も深い。

100円以上の価値あり、必見

2009-05-23 20:56:52 | Badminton
 ランキングサーキットを見に、埼玉の体育館へ行った。OGの試合を応援するため。
 埼玉で新型インフル患者1名出たのでどんな感じかと思ったら、マスクする人数名のみ。まだ対岸の火事?そう、マスクといえば、今どこも売り切れだとのこと。成田空港で最初の患者発生した翌日、ドラッグストアには箱入りマスクが山積みだったのに。あのとき買い占めておけば良かった。新潟で大地震がきて、関東もかなり揺れたその直後にあわててカセットコンロと非常食買い出しい走ったけど、そのような買い物しているのはうちだけだった。今回も同じことになるような気がして、心配性丸出しになりそうなので、あのとき遠慮がちにレジに持っていって、すこーしだけ買ったのみ。あー、あのとき、全て買っておけば。
 帰路は浦和の街を抜けるのに少し混んだけど、見沼田んぼを抜ける有料橋を使って帰ることにした。通行料軽自動車100円なり。たいした時間短縮でもなさそうだから100円もったいなかったかなと一瞬思ったが、有料区間に入った途端、うわーっと広がる見沼田んぼの景色。これは100円払って通るだけの価値あり。市民が力を合わせて保存に奔走したくなるだけのことあります。気持ちいい5月の風を感じ、今日本列島がウイルスに浸食されようとしていることなんか、全く眼中になくなる景色。いいもの見ました。

 

 広島ガス、小池選手と
 

裁判員制度に思う

2009-05-21 12:04:33 | ライフスタイル
 違和感あるもの。
 テレビショッピングでやっている、切れない包丁を研磨するもう一つの包丁みたいなシャープナーの宣伝。いつ見てもゲってなって、商品の良さなんかもう目に入らなくなる。それはわざとらしく最初切れないを誇張する映像。生の鶏肉を切ろうとした包丁でそのままトマトを切ろうとする瞬間。どちらも切れない、なんてことどうでもいい。生肉を触った手でそのまま生野菜さわるのも目につく。こういう普通の主婦感覚って大事なんだよ。あのCMはみるたび鳥肌立つ。たしか生肉の後にサンドイッチ切るなんてのもあったような気がする。
 今日からスタートするという裁判員制度。普通の市民感覚を期待するというのだけど、こんな感じのズレがあるなら、市民が参加する意味はあるし、市民レベルで十分活躍できると思うけど、裁判官だって普通の市民じゃん。こんなにずれているわけないでしょ。

中学生とサタクラ

2009-05-20 06:59:16 | Badminton
 先日のサタデークラブに,中学生がやってきた。サタクラ初参加で,ほぼ初心者。部活とは違うスポーツをやってみたいと思ったのか、そのへんのことは今度ゆっくり話を聞いてみたい。やはり中学生。さすが,中学生。言葉での説明が入りやすい。どうしてこういう握りをするのか、どうしてこういう足をするのかを理解し、あるいは理解しようとし,伴わない体の動きも頭でなんとかしようと努力している。中学生は1週間単位で急成長することがあるって言うけど,わかる気がする。小学生にクリア飛ばさせるのに何年もかかるのに,中学生なら1日でできるっていう表現もある。だからこそ小学生には小学生なりの指導方法があり,チーム作りも指導もあの手この手で工夫していかなかればならないが、結構それがおもしろい。ただ,小学生っていうのは選手同士の横つながりでまとまるのではなく,指導者対選手の縦の線で結ばれていることと、選手は親子セットで考えていかなければならない、ということを忘れてはいけない。

予定通りできる幸せ

2009-05-19 07:21:20 | ライフスタイル
 国内で急激に広がっている新型インフルエンザ。集合場所で、まさに出発の直前に修学旅行中止を言い渡された中学生も気の毒だけど,決断した人も辛い。何かを恨むより、予定していたことが予定通り行われることの平和と幸せを噛みしめるのみです。本日の朝日新聞、天声人語で同様のことを語っているので、うんうんとうなずきながら読んだので、さすがの文章をそのまま書き写してしまおう。沖縄で梅雨入りしたのを受け、「世事混乱の中、きっちりと巡る季節がいとおしい。そして,万事が予定を裏切らない平らかな日々のありがたさ。ウイルスがそれに気づかせてくれるなら、小さな功といえなくもない。」
 目に見えない敵との対決。花粉症も同じかな。花粉みたいに払い落としたり、掃除機で吸い込むことができるならいいのに。

近い大会の場合

2009-05-18 06:41:48 | Badminton
 土日大きな大会があった。隣の県の大会だけど,家から30分程度の距離。初日は予選リーグ。23人エントリーして,14人予選突破。こんなに予選通過したのは初かもしれない。ただ,予選は組み合わせにばらつきがあり,打ち返せば返ってこないようなゲームもあったので運が良かった人もいれば,悪かった人も含む。予選なのに決勝戦並みかと思われるような接戦がいくつかあり、それは皆遠方からきた選手の試合であることが多かった。コーチ達曰く、「遠くから金かけて来ているからハングリーなんだよね。」そうだね。それじゃハングリーさ演出するために、今度から久喜の大会でも野田ジュニアも宿泊する?いや、それよりいい方法がある。近いんだから,だったらその利を活かそう。
 翌日は朝6時から7時半まで川間小で練習することにした。馴染んだ場所で十分アップして,打ち込んで,気持ちを持ち上げて会場へ出発。試合前に「緊張するー」て目が焦点合わなくなってうろうろしているやつ約1名。へらへら練習して,大人の話流しているくせに,一応緊張するんだ。普段から適宜緊張感もって練習していればいいのにね。通常練習だって大会風を演出してやろうか。
 夕方大会終了後、全体また川間小に戻り、90分間反省練習。近いなら近いなりのやり方がある。これいいね。試合をテストだとすれば,テスト前に勉強して,テスト後に見直しするのと同じ。見直ししてこそ成長がある。Sコーチは「一夜漬けテスト勉強でもいいの?」。一夜漬けすらしないよりした方がいいでしょ。

あいかわらず読み書きそろばんなり

2009-05-15 06:47:56 | バネ
 読み書きそろばん,とはよく言ったものです。昨今は文章が読めない子が増殖しているが,そろばん部門だけが極端に弱い子もたまにいる。「だけ」と限定できるくらい読解力,理解力は優れているのに,暗算力が平均以下。この類いは、算数、数学の文章問題で解き方理解し立式できても,解答にたどりつくまでの計算に時間がかかり、計算迷子になってしまう。暗算が弱いから、もたもたしているうちにミスもしてしまう。
 某大手塾に通っていた子達はそろって暗算得意。バネ始めた頃,その手の教室から流れて来た子達は皆計算力は突出しているのに、それに見合った読解力がなくびっくりしたものです。さらにはそろって文字が乱雑だった。そこに学習の足りないものを見いだし,読み書きそろばんを追求し今日に至る。学習スタート生なら100マスで暗算特訓するけど,ある程度年齢進んでいる場合暗算練習をどれだけ授業に組み込むかが問題となる。
 うちは商売していたから,子どもの頃店番手伝った。レジなんてなく,会計は暗算かそろばんでやる。夏花火を売るときなんかは,早く早くとせかせる客を前に、バケツにどっさり入ったバラ売り花火をチャッチャと計算してさばかないと会計は行列になってしまう。もしかしたら私の暗算力はこの時磨かれたのではないだろうか、なんて思ってしまうくらい切羽詰まった能力全開状態だったから、どこの塾に通うより厳しいトレーニングだったと思う。
 フランス人は暗算弱い。フランスだけじゃないと思うけど,実体験はフランスでしたからこの場合フランス人限定としましょう。フランス人は引き算苦手だから、おつりは足し算方式で出てくる、と授業で習ったが,本当にその通りだった。例えば185フラン(今はフランじゃないけど)の買い物して1000フラン出すと、おつりは815フランとなる。まずおつりとして800出せばいいのに,5フラン手のひらに乗せてくる、そして買い物金額の185に5足して190でしょとかぶつぶつ言っている。次に10乗せて、これで200でしょ。そしてやっと800のせて、「これで1000フランです」ってやる。だからさっきから手のひら広げて815フランでしょって繰り返しているじゃん。全ておつり出して、こちらの言うおつりが合っていることに「すごいですね」って驚く程のことでもないのに,目をパチクリさせられてもねー。その点日本人は暗算得意だね。新聞屋さん、牛乳屋さん、どなたも集金に来る人暗算早い。大きい札で支払っても,微妙に端数添えて出しても、すっと大きいお金から順に出てくる。門越しでバンにものすごく吠えられたり,風強くで飛びそうな札押さえながらでも落ち着いて暗算できるんだからすごいと思う。

犬と飼い主

2009-05-14 07:59:24 | 川上犬
 犬と飼い主の顔が似ている、という研究内容が報告されたのだから,このネタは無視できない。
 人は見慣れたものに愛着を持つから、自分と似た顔を選ぶのだという。だから長い髪の女性は垂れ耳の犬を飼い,ショートヘアーは立ち耳を選ぶ傾向があると。バン見ながら納得できるような,できないような。
 バンは良く言えば行動的でおしゃべり。悪く言えば落ち着きない。母いわく、それは育て方だとのこと。おっとり育てていればそれなりの犬になったそうな。そういう意味では犬の性質は飼い主に似ていると言えるかもしれない。そう思って散歩中観察すると,確かに飼い主と犬の性質の相関関係ありそう。感じいい人の犬は友好的だし,つんとした人の犬は感じ悪い。やっと歩くようなおじいさんが連れている犬は、同じようにやっと歩いている。高齢者を元気よくハッハッと引っ張ってるの見た事無い。まあこの場合は,飼い主とともに犬も高齢化したのでしょうが。人のふり見て我がふり直せって言うけど,犬は飼い主を映す鏡だとしたら、やっばいです。

5月の匂い

2009-05-13 10:07:38 | ライフスタイル
 庭のエゴの木が白い花をたくさんつけた。甘い独特な匂いが漂っている。この場合香りでなく、あえて匂いという。
 子ども達に言わせると「かめむしの匂い」であり,元下宿人に言わせると「ゲジゲジ攻撃した時の匂い」であり、私曰く、青年のシャツの匂いである。とにかく香りという表現は似合わない。
 匂いには敏感な方だと思う。加齢臭なる言葉はいまやすっかり市民権を得たが,青年臭、幼児臭なんかも気になって仕方ない。ただ自分が持っている匂いには気づかないから,婦人臭なんかもあると思うけど、あまりわからない。そのよい例がニンニク臭。食べた本人は気づかない。更に登場するけど、元下宿人は中国の食事で「ゲー、これバン臭するー」って野太い声ひっくり返していた。失礼な。犬は体臭強いんだから。その料理犬肉なんじゃないの。
 臭いものは全て悪いというのでない。匂いとか,味、音,色,手触り,要するに5感は記憶と結びつきやすい。なかでも自分は特に匂いが残る方だと思う。数十年前の一度だけの景色が瞬間にフラッシュバックしたり,突然懐かしさを感じるのはいつもキーとなる匂いに触れた瞬間。
 

精神年齢にふさわしい学習

2009-05-12 06:35:37 | バネ
 中2は一次関数、中3は二次関数。ともなって変化する数の関係を式にするのがどうにも理解できない子。yって何ですか?と設問の意味が理解できないから、いつまでたっても文章が式にならない。公式に当てはめて簡単に教えてもいいんだけど,導入部分だからしつこく説明する。が,最後までよくわからなかったみたいな子。一次関数で多くが苦手にするのは,変域。別に難しくないんだけど,熟語でこられるともうそれだけで理解する気が失せるのでしょうね。概念がつかめないか,その名称が変域であると覚えられないんだね。理解できる子はサクサク進む。
 通常一次関数は中二の秋にやる。どういうわけか男の子が男子に変化する時学習しているのが一次関数。学習態度が落ち着き,受け身でなくなり,敬語使うようになり大人びてくる。成長のタイミングと学習がピタリとはまった子は、この一次関数を境目に勉強得意生に変化していくのに。まだ関数学習する精神年齢に達していない?確かにこれまでも,中3になって再度一次関数学習し直してようやく深く理解し、それから数学ダッシュかかる子が数名いる。説明に説明を繰り返すけど、わかったようなわからないような終始モヤモヤフェイス。その脇で,今年生まれたチビヤモリが窓にはりついてハンティング中。なかなか成功しない。しかし結構粘り強い。「このヤモリみたいに,あきらめるんじゃなーい」なんて当然のことながら叱咤されながらの学習になるのでした。
 

結婚式

2009-05-11 06:37:33 | Badminton
 待ちに待ったKBコーチの結婚式。じわじわと感動をよぶ,落ち着いた式でした。
 最近はホテルでの挙式によばれることが多かったけど,格式高い結婚式場での披露宴というのは、KBコーチらしい。へー、と感心するようなサプライズ的な演出は無かったけれど,即席ではできないスタッフのきめ細かいサービスはプロの仕事でした。サービス業なんだから客にサービスするのは当たり前だと思うけど,洗練された気取った対応ではなく、マニュアルじゃない本当の気配りを受けたのは久しぶりのような気がします。
 野田ジュニアは埼玉で練習試合中なので要所要所で写真を送ると、すぐさまみんなの感想が返信されてくる。もっとアップが見たいとか,ドレスも送ってくれとか。二人似ているって声が多いみたいで,そういわれてみれば似ているかも。しかしどういうわけか夫婦って似てくるんですよね。うちなんかも全然違う顔だと思うけど,そっくりとまで言われると「うーん」となってしまう。毎日同じもの食べ,苦楽をともにすると、同じ人生が顔ににじみでてくるのでしょう。今日の二人は、もうすでにお互いの歩をそろえてこの日を迎えたのでしょう。

強化練習会らしい練習会

2009-05-10 07:31:58 | Badminton
 県強化練習会。体育館が開く30分前に集合かけたけど、ダラダラ集合していたらまた雷モノだったけど,今回は先読みコーチの一言により,全員ランニングしながら準備していたので,私自身も肩の力を抜くことができてまずは一安心。練習会では他のチームの子達は、遠方まで来たことやいつもと違う指導者だったことからか、皆緊張感漂わせていた。その空気はじわじわと野田ジュニアに広がり,合宿よりは少し緊張感あったかな。でもまだ少し違うんだよね。この空気。
 私の課題は、とにかく子どもの名前を覚えること。一度聞いても,何度聞いても覚えられない。よっぽど顔に特徴あればだけど,着ている服だって似ているし顔まで同じに見えてくる。「何年生?名前教えて?」って話しかけ,「あー,この子に聞いたの2度目だ」なんてこと繰り返したけど、昨日1日で新規に覚えたのは3人くらいかな。
 終盤高校生がわらわらと手伝いにやって来た。いっきに馴染んだ匂いが漂う。小学生の頃ライバルチームだった現高校生に、この体育館で若葉予選やったねと話しかけると,「あの時と全然違って見えます」って。まさに目の前のコートで決勝戦を繰り広げ,横断幕をかかげて応援したのは4年前。当時は相手陣地の体育館だったけど、今や本拠地だものね。1年後はこの場所で国体が開かれますよ。ホームであることの強みになるかな。