バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

地元での商売

2010-01-27 23:24:30 | ライフスタイル
 近所にあるラーメン屋に、ここに住んでもう10年以上になるのに初めて入った。もう終わっちゃったかなと思いながら暖簾をくぐる。それくらい夜は早そうなひっそりした街に、遠慮がちに電灯をともしている。4人がけの座敷テーブルが2つにカウンターだけの店内で他に客はなし。油っぽいパウチのメニューを眺めている間に出前が入る。娘が、「ここの割り箸の袋、小学校でよく見たよ。」おじさんが勢いよく調理する音で、話し声がよく聞こえない。料理を待っている間に出前が何件かはいっている。「今日ごはんありません」とおばちゃんは真っ先に言っている。ということで、うちらの注文が最後のごはんだったのですね。店内をグルリと見回すと、なんとカレンダーが7つ。農協、盆栽、タクシー、バイク、不動産等等。こだわりのカレンダーをオブジェのように壁で主張させるお洒落もいいけど、このカレンダーが主張する店主のポリシー。野菜炒めも餃子も抜群の味で、お腹とともにゆったりした充足感に満たされた夜。

ハッピーエンドな気分

2010-01-26 22:44:53 | Badminton
 全小終えて調度1ヶ月。文集完成しました。
 みんなの感想をまとめた簡易資料作成し、打ち上げの日に配る程度にするつもりだったけど、写真を取り込みカラー印刷にしようということになり、どうせそれなりにコストかけるならということで、印刷屋に出すしっかりした文集に昇格してしまいました。ここまでやるならもっと手をかけ、時間かけてやれば良かったかな、今となっては。
 あれだけのイベントだったのに、表彰式が終わりバタバタと流れ解散では何か物寂しいではないですか。終わった直後は失敗ばかりが気にかかって不完全燃焼がくすぶっているスタッフもいることだし、何より自分自身にまだ終わらない何かがありました。大会終盤から、これだけみんなで取り組んだことなのだから、何か形になるものを残さなければいけないと思い、そして年明けにみんなのコメントを集めました。しかし寄せられるコメントに目を通すと、それぞれの思いが好き勝手に動いているように感じられ、落としどころが見つからず、どうまとめていいかイメージが湧かず、結局先週まで何もしないでいました。30日に配るという期限があるので、重い腰を上げたのが先週末。写真を貼り付け整理しているうちに、イベントを企画していたワクワクした思いがどんどん思い出されてきたのです。こんな大会にしたい、こんなことしたいとワイワイみんなと工夫したこと、何度もリハーサルしたこと等が思い出されました。義務でやっていたのでなく、また誰かに強制されてやってのでもなく、実は結構楽しんだではないか、貴重な体験をさせてもらったではないか、と心の底から思えるようになりました。そう気づきみんなのコメントにもう一度目を通すと、みんなの心にも同じような思いが流れているのがわかりました。これで文集の落としどころが見えました。それからの作業は一気に走り抜けるかのよう。
 土曜に配布。お楽しみに。

サタクラの指導法

2010-01-25 08:49:14 | Badminton
 第24回野田市小中学生バドミントン大会。120名の参加のうちサタデークラブ生は40名。こんなにサタクラから参加したの初めて。サタクラは12月上旬から1月中旬まで休みになるので、大会の連絡徹底が難しかったのです。しかし今回は12月に作成した案内文を教育委員会に持ち込み、受講生全員に学校を通して案内文を届けてもらっていたこともあり、申込数が伸びたのです。サタクラ生にとっては成果発表の場となりました。とはいえ、どっちがサーブ打つのか、どっち側から打つのか、ほとんど分からない子も多く、「オリンピックの審判より難しい」と審判員は嘆くことになるのでした。月1回程度の練習だから試合できる状態まで仕上げられない、というのが現実です。ケガなく身体を動かす楽しい時間を過ごし楽しく打ち続ける事、を目標に指導してきました。しかし、これは指導者の怠慢であったと思います。ルールすらよくわからないではなく、よく教えていなかったのです。どうせ教えても覚えないとか、難しい事やると飽きてしまうから、などと言い訳を作り指導の工夫が足りなかったと思いました。ジュニアはたびたび試合があり、練習の成果がその都度結果で分かるので、指導する側は反省、改善の繰り返しするけど、同じ事をサタクラにもしないとけないのでした。
 参加したサタクラ生が「来週練習ある?」と帰り際に聞いてきました。こういう気持ちをうまく育てていかないといけない、と今更ながら思い直した1日です。

清水公園で練習する

2010-01-23 23:10:21 | Badminton
 川間ジュニアの練習を清水公園体育館でやった。これは翌日の市民大会に備えてのこと。川間ジュニアを立ち上げた頃、この大会は子ども達にとっては大きな大会だった。子ども達は本番で萎縮してしまうので、大きな体育館に慣れさせるために前日練習を入れていた。そんな私自身の初心を思い出した。金曜に電話で確認すると、体育館空いていた。ラッキー。子ども達も保護者も突然の練習場所変更にとまどったみたいだったけど、それだけ皆もう大会慣れしているということです。
 川間ジュニアは、市民大会は体操着で出場する。なぜ体操着なのかをかるーく説明。キーワードは初心。初心という言葉の意味が分かるかなと思い、まず字はどう書くかと質問すると、あーでもない、こーでもないとおしゃべりが始まる。答えが出そろったのに、まだしゃべっている子もいて、せっかくいい話しようとしているのに、あーあと思うが、その集団の中に黒く強い瞳があった。話の一語一語を心に入れているかのように、ギューッと見つめ続けている。そうだ,この子にとって明日は初めての大会だ。今頃もう寝ているかな。
 

あるコンビニ店員の憂鬱

2010-01-21 10:05:10 | ライフスタイル
 夜、チャーとバンで近所のコンビニに買い物に行った。
 レジでピッってすると例の声で「年齢確認商品です」と鳴った。マックスバリューのセルフレジと同じ声。カウンターにはお酒とタバコは、30歳未満の人は確認とこのようなメッセージがはり付けられていた。え?20歳未満じゃなくて?隣のレジ前も首を伸ばして見てみたけどやはり30歳と張っている。見まちがいかなと思ってじーっと見ていても、レジのお姉ちゃんは私の視線に気づいているのにそれには触れず、「唐揚げ1個36円、いかがですか。」と機械と同じ声で話しかけてくる。
 バンと外で待っていたチャーに、おかしい、いつから30歳未満に変わったんだろうと言うと、「俺が20歳未満に見えるのかよ!って言われる事あるからだろ」と。なーるほど。人に年齢確認するのはいろいろ問題あるんですね。じゃ、なんであの人私の年齢聞かなかったんだろうと、チャーに切り返すと、「聞くわけない」と流された。こうなると何歳に設定しても、問題はいつまでも続くのです。

国際感覚

2010-01-19 07:38:12 | Badminton
 先日の川間ジュニアの新年会でのこと。相変わらず最後は「フルーツバスケット」で遊ぶ。これなら老若男女が一緒に遊べるから、こういう集団にはピッタリなんです。おもしろいのは,出された条件で席を立つ人を見て、「ヘー、あの人4月生まれなんだ」などと知る機会にもなる。AB型が14人の選手に4人。いつもの事ながら、AB多いチームだね。このチームも国際化され、新入部員のお母さんは英語圏の人。さてこのお母さんが中央で「えーっと」と考えながら出したお題は、「英語しゃべれない人」。英語しゃべれる人って言うのかと思ったので一瞬動きが止まったけど、間を置いたのち全員がワラワラ席を立った。これを日本で言うのは「フルーツバスケット」と言うのと同じ効果があったんだけど、国際人から見れば、4月生まれの人って聞くのと同じレベルのお題だったみたいですね。単一民族日本人の国際感覚のズレを認識した瞬間なのでした。

平成の神器

2010-01-18 07:24:14 | Badminton
 土曜日は川間ジュニアの新年会。遅ればせながらこれにて2010年のスタートを切った。全小イベント終え、何の整理もつかないまま入試対策で毎日時間に追われていたから、気分的に川間の新年会は流していた。企画して準備する保護者の皆さんはそうはいかない。そして木曜日、新会長から「コーチも余興お願いしますね。」
 そうだよね、おかあさんたち料理準備かなり本気なんだから、コーチ達も何か企画しないとなどと考えながら金曜朝食器洗いの最中、そうだこれやろう、と突発的にアイデアが浮かび、すぐさま脚本を書き、それをコーチにメールで配信。さらに服装を指定し各自用意するようにとお願いする。ドタバタ感があるほうがよりおもしろいから,イメージをデフォルメした手作り仮装を目指していたけど、役作りは各自に任せるという事で。夜中1時半に「明るい色のスカートがない!」と緊迫したメールが。どんな姿で登場するつもりなんやら。
 そして迎えた翌日。一晩で役作りしたメンバーが集まり、皆脚本が収まっている携帯を大事そうに抱えている。それぞれがメールで脚本確認し即席芸を披露した。ミスキャストもオチのうちなんだけど、案の定化け物みたいな女の子も登場して会場は爆笑。よくこんなバカバカしいことに本当に本気でやるもんだなと思うけど、みんな楽しんでやってしまうその若いフットワークが素晴らしい。そのまま残った料理を全て西武台に持ち寄り差し入れする。Gコーチが新年会に持ち込んだ業務用ポップコーンをそのまま西武台体育館に移設し、即席テキ屋。このキャラメルポップコーンはTDL以上の本格派。なんでも本気なんだから。脱帽。
 その夜、「とうさん」からサザエへとメールが届く。さらに保護者から、そして選手から「今日の新年会楽しかったです。ありがとうございました。」と感謝メールが届く。お互いの心がピタッとくっついたような満足感。
 メールは便利です。こういう使い方するならいいんです。

 
 練習後、カレーとポップコーンをほおばる

小引っ越し

2010-01-15 15:29:26 | 川上犬
 ついに始まる事になった、屋根壁の塗り替え。
 本日は足場をくみ、ベランダのエアコン室外機を外した。
 作業にいろいろ支障が予想されるので、バン小屋引っ越し。犬は本来飼い主のそばに居たいのだから、小屋は軒下テラスの脇に置き、いつでも家の中をのぞける状態にしていた。しかしこれからしばらくは家から少し離れた小屋で生活する事になる。お互い窓から首伸ばせば目が合うように小屋の向きを調整はしたけど、きっとこれからストレス溜まるんだろうな。家の中で飼っていたのに、ある日突然外犬にされてそれ以来犬がふてくされたとか、性格悪くなったなんて話はよく聞く。せめてもの気持ちで、新しい座布団を進呈し、これでよしとしてもらおう。

犬と同じスピードで歳をとる?

2010-01-13 23:29:01 | ライフスタイル
 まだ今年13日しか経っていない。1ヶ月は経っているような気がしていた。それだけ何かたくさんの事を終えたくさんの時間が過ぎている感じがする。それは,片付けしたから、というのはではなく,自分が思うには文をたくさん読んだからかもしれない。文読むとその経験を共有することができる。疑似経験。文といっても高校入試の国語問題だから細切れ文章だけど1日に5つ、6つと読むとそれだけで1日中歩き続けた後みたいになる。いまやゆっくり歳とろうとしているのに、これでは1年が何倍にもなってしまう。ゆっくりがテーマの今年なのに、そうはいかない1月。

感想文を書く意味

2010-01-12 23:41:19 | Badminton
 行事の後に感想文を書くのは小学校の習わしだった。運動会しかり、遠足しかり。これは行事をネタに作文練習の機会作りが意図だと思っていた。いや,今にして思えば、もしかしたら行事企画者である先生達は,イベントを終え一息ついた時に参加者の意見を聞いてみたくて書かせていた部分もあるかもしれない,と考える。出来事を振り返り文章化すると気持ちは整理され,浄化され、さらに消化され、そして昇華していく。気持ちの整理は文章を書くことにより成される。
 全小を終え未消化な思いが残っているからこそどこかできれいにピリオドを打つ必要があった。だからスタッフのコメント集をまとめ,何らかの形を残し終わりにしようと思った。それぞれのコメントがポツポツ寄せられる。この大イベントに関わった一人一人が、それぞれにやはり最後のピリオドを何らかの形で打ちたがっているように感じる。振り返り,気持ちをまとめ、そしてまた考える。落としどころがまだ見えないが、明日につながる何かが見つかりそう。

捨てる意気地

2010-01-12 08:01:04 | ライフスタイル
 今年大片付け第2弾。午前はバネを入れ昼で終わりにしたのは、裏口の軒下を片付けるため。
 壁屋根塗り替えで家回りに足場を組むので,非常におっくうだった軒下の整理に取りかかった。捨てるに捨てられないこの12年のいろいろなモノが置かれていた。そのすべてを確認しながら,不燃、可燃、リサイクルとわけながら表に出した。軽トラ2杯分かな。
 広々スッキリした裏口に違和感があるのか,バンは先へ進もうとしない。玄関先で覗き込むだけで、奥へ進むのをやめてしまう。
 いつも思うけど,捨てるのは罪悪感あるから捨てられない。しかし結局使わないといずれゴミになる。だったら最初から家に持ち込まない事です。何かを買ったらその分捨てること。こうすればモノは増えないはず。

真の価値再発見の日

2010-01-07 09:51:13 | ライフスタイル
 昨日はOFFだったのでいろいろやる事あるけど、服を片付けることにした。いつものことなんだけど、少し始めたら少しで終わらず徹底的にやることになってしまった。
 まず一旦棚から全て出す。そして分類して畳み直して収納しようと思うが、ふと、かねてから思っていた使い勝手悪い棚板をどうにかしたくなってしまった。家建てた時に大工さんが手作りで作った棚なんだけど、板が重いし、厚い。もう少しスマートで扱いやすい棚板ならよかったと当初から思っていた。そこで1枚をやっとの思いで取り外し、サイズ測りダッシュでホームセンターへ。そこに立ちならぶ数種の板を物色。サイズはあわせてカットしてもらうことになるが、うちの棚が作り付けだけに微妙に大きなサイズなので、大きな1枚板からすっごく無駄出しながら1枚しかとれないということが分かった。さらに収まるサイズの板だど、今と同様に厚くて重いものしかない。コンパネで加工しようかいろいろ考えたが、結局のところ今ついている板が最善であるということが判明。
 結局何も買わずに家にすぐ戻り、外した板を戻し、服をしまい直した。
 だめだ、だめだと思いながら使ってきたこの12年。実は最良であると知り、遅ればせながら棚の評価があがり、大工さんの評価も一気に上がった。同じものでも評価するかしないかで使う気持ちが大きく変わる。また、身近にあるものの価値に気づかない程愚かしい事はないし、気づかぬ間いかに損な時間を過ごしてきた事か。

本日は休業なり

2010-01-06 10:08:14 | バネ
 冬期講習昨晩で終了し、ようやく一息ついている朝。
 毎日中学生の数学問題一緒に格闘するわけで、相似だの、3平方の定理だの、そして線分比が、面積比がなどと頭一緒にひねっていた。たいがい中学生は「なんでこんな勉強するんですか?」って逃避の質問してくる。それにはそれなりの理由があるけど、もはや私が一緒に解くにはまた別の意味がある事を実感。大人の脳トレ。人の名前がすぐ出てこなかったり、思い出そうとすると頭キーンってなるのに、数学解いている時ならないんだよね、キーンッって。まだ大丈夫?
 そして次に国語。入試問題になるだけあって研ぎすまされた文章が多く、いつも、へー、なるほどと新たな発見があるから、中学生の国語の授業は楽しい。
 「常識」っていうのは身内で成り立つ尺度で、それは周囲と合致しているか擦り合わせしないといけないし、それが合わない時に相手に対して「常識を知らない!」と怒ってはならない。ふん、ふん、なるほど。そして文章は続く。さらに日本人はと、日本人大好きな日本人論が展開される。こうなるとフムフム、ホーを繰り返しながら読むから、国語の授業っておもしろい。その面白さを、噛み砕いて説明してあげると、中学生も一様にホーって顔するから、一層おもしろい。小学生だとこうはいかない。字面捉えるだけだから、分かりやすくしようと身近な例いれながら説明すると、その例え話に本質見つけた気になって、肝心の本論を流されてしまう事が多い。さらに悪い事には、例え話が本当の話になって家に帰って「今日こんな話聞いてきた」と披露するらしいから、例え話の入れ方に気をつけないといけない。

整理下手な倉庫

2010-01-03 23:17:57 | Badminton
 全小終わって何かスッキリしない。こんな思いは私だけかと思ったら、やっぱり一緒に準備計画していたスタッフも同じ事言っていた。あの時こうすれば良かったとか、もっとこうすべきだったなどと、悶々とした思いだけが残る。この経験をもとに次に生かすという前向きな挽回の機会が一切ない。だからスッキリしない。終わってこうなるような予感がしたので、最終日にはみんなに、生きているうちにもう全小回ってきませんよと、分かりきっている事を言って回った。今にして思えば、何よりも自分の心にたたみかけていたんだな、と思う。ABCの時はたいした準備もなく、当日ワーッと集まっただけだったので、失敗運営に消え入りたい程の恥ずかしさを覚えても、今回のような不完全燃焼状態にはならなかった。全国大会開催の皆さんは同じような後遺症をお持ちなのでしょうか。またこれをどう克服されたのでしょうか。
 先日の国語入試問題の出題。いともたやすく情報をネットで引き出せる今の時代は、脳はもはや情報を詰め込み整理するために機能する必要はない。ということは何かを懸命に記憶しておく必要はないということです。それよりも情報をどう活用し加工するか。脳は倉庫でなく工場となるべきだとのことだが、その文章に倉庫を空にする方法は示されていなかった。文字を並べただけの情報ならば簡単に清算できるだろうけど、多くの情報は「心」を通過して気持ちがのっかっている。だから容易く消し去る事はできないのです。
 結局時間が解決するか、何か他に夢中になって倉庫が他のものでいっぱいになればいいのでしょうね。

謹賀新年

2010-01-02 12:49:48 | ライフスタイル
 全小期間中休んでいたバネを集中的に入れている隙で、強行突破的に帰省。31日下りの長野新幹線に飛び乗る。ごった返す大宮駅に入ってきた新幹線はすでに指定席通路にも人が立っていた。ぎゅう詰めでも1時間のことだから、さして気にならないし、これから実家へ行くという気分が、片足立ち状態も苦と感じさせない。ほどなく実家に到着。漬かりはじめの新鮮な野沢菜をほおばり、まずは温泉へ。至近の温泉は、参拝客の臨時駐車場となるからとの事で調度閉めた後だったので、徒歩5分の大湯に向かった。道はアイスバーンになりはじめで、べた足歩きできない人だと危うくしりもちつきそうな状態。このままでは2年参りは滑るね、といいながら坂道を登る。
 温泉は混んでいたけど、地元の人たちだったと見え、蛇口占領する人なく、気持ちよくゆったりと入る事ができた。帰りは番台は同級生に交代していた。今度ゆっくり来るからと言うと、「そう言って、ゆっくり来た事ねえじゃん」と言われた。このままここに住んでいたらどんなにいいかと、後ろ髪引かれるように別所を後にし、元旦の昼には大宮駅にいた。
 同じ日本なのに違う時間が流れる生活に戻った。
 今年の抱負。
 やることをしぼり、ゆっくり生きます。