バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

すすはらいって死語?

2010-12-30 09:20:13 | ライフスタイル
 玄関ポーチ周り、軒天っていうんだったか、その辺のクモの巣を払おうと思いホームセンターへ行った。どこの家にもあった、あのすすはらいが欲しかった。度々使うものではないのに置き場所とるから、買わないでこれまでチャーが脚立に雑巾で掃除してきた。でもこういう掃除って年末にあらためてやるのではなく、気がついたときにサッとやりたい。だからそれ用の道具はやっぱりあった方が良い。
 外の竹ボーキ売り場あたりを物色するが見つからず。店内掃除コーナーに行く。プラスチック製品の物ばかりで一見するだけでお目当てのものはなさそう。じっくり探すがやはりない。それでは代替品はといろいろみると。どうやら用途的には合致しているナイロンたわしを発見。しかしそれ用の伸縮ポールは売り場にない。そもそもこんな重そうなアルミの伸縮ポールじゃ、スイスイとすすはらいできないし。別に大掃除コーナーがあったからそこで店員さんに尋ねた。すす払いする柄の長い軟らかいシダボーキみたいなものありませんか?と聞くと、聞き取れない単語があったらしく復唱することになった。そして「じゃ、これです。」と指差されたのは単なるシダボーキ。これじゃ届かないだけじゃなく,天井傷つくでしょ。これじゃなくって、ほら昔あったでしょ。語気をつい荒げてしまうと店員さんは「昔って、いつぐらいのこといっているのですか?」ときた。なんで、あんたどうみても同世代じゃん。私の子どもの頃とは言えず,数年前と返すと「じゃこれですね」って指差された先は「さっさとはたき伸縮タイプ」。ガクッ!なにこれ!こんなおもちゃみたいな、しかもピンク。とはいえ他により近いものはなく,結局このおもちゃみたいなものを買い一目散で帰宅。
 「それ何、それ何?」とまとわりつくバンを振り払い、ポールを伸ばしてさて掃除と思うがあと5センチほど足りない。結局椅子に乗っての作業となる。もうこの時点でブツブツ。このサッサとはたき,思うように機能しない。サーッと左から右に流せばクモの巣が一網打尽のはずなのに、先端が掃除ポイントとなっていないから面で拭けない。要するに掃除の用途が合っていないということ。それだけなら許せるけど,四苦八苦して使っている最中に伸縮が緩んではたき部分がグラグラしてしまう。その度ポールを締め直さないといけない。更にいけないことにこの激落ちマイクロファイバー繊維はループ状になっているから、いろいろなところにひっかかる。ここであらためて使用説明書を読むと、あーしてはいけない、こーしてはいけないなどいろいろ注意が書かれていた。
 これだからそれ専用の用具っていうのは嫌いなんだよね。

バランスをとるとは妥協することでもある

2010-12-29 10:25:48 | ライフスタイル
 地デジ対策をしないといけないという義務感で買い替えたテレビ。一ヶ月かけてようやく届いた。購入時にサイズで迷った。「ブラウン管と違って、正面から見るようになるから画面サイズはブラウン管より大きめが良いですよ。」と店員さんのアドバイスを受け、実際に見る距離を店内で確認して購入決定。その際の重要ポイントは、ここから見てNHK「プロフェッショナル」のあの黒字に白の文字が見えるかどうか。なぜあの文字は小さいのか。「ん?」って首を突き出して目を凝らすけど、読み切れないうちに消えてしまうあの1文。これが番組のキーセンテンスであるだけに、読みとれなかった時のモヤモヤ感は大きい。
 冬期講習開始20分前に到着。玄関前で開梱され部屋に持ち込まれたそれは、でかい。予定していた設置場所とケーブルテレビ機器との接続に少々不備があり、設定に時間がかかる。あと5分。しかし配送担当者はこの手のプロですね。いろいろ複雑に接続されている我が家のケーブルをつなぎ直し、これによりリモコン一つで何でもできる状態に改善していただき、時間ぴったりに設置完了。さすが、ケーズデンキ。次ぎの配送が詰まっているのでしょう。作業終了とともにあいさつもそこそこにあちらは配送トラックへ、こちらはバネへとそれぞれの次ぎの時間に突入なのでした。
 さて講習終了後にじっくりテレビを観察することに。まずは大きさ。リビングに体の大きな客人が入って来た感じ。壁の絵とのバランスが悪く、なんとなく部屋がバラバラである。この辺の問題は慣れで解決するでしょう。中国から帰国したらチャーはビックリすることでしょうね。いつも食事する場所から鑑賞するがこれでも少し近いかも。うーん,サイズミス?映画館で見ると思えばいいんじゃない?など自問自答。遠距離から見ることも多いけど、よく考えたらゴロンと近くで見ることだってそれなりに多いじゃん。食後は近くでゴロンで見たい。でも近すぎてみれない。でもゴロンしたい。近いのを覚悟してゴロンしてみた。
 何事も慣れるのです。一晩たったら近くで見ても何でもない。
 ある日190センチの下宿人がやって来て、部屋の景色が変わり内部の重心が崩れた不安定感は、数日も立たないうちに波が消えるように水面は平になって平均値で落ち着いたあの時の感覚。


合掌

2010-12-28 11:51:49 | 感動
 愛媛から戻ると、先に栃木の大会から帰宅していたチャー御一行の手により夕食が準備されていた。随分成長しましたね、ということでそそくさと夕食をいただく。お互いに高校生の大会の話と小学生の大会の話をリンクしながら、割り込みながら、結局はバドミントンの話に終始し夕食を終え、バタバタと中国遠征準備の開始。どうせ大量のガット張りが待っているんでしょって覚悟していたけど、1本で済んでセーフ。
 そして翌日成田へ。土産やらなにやら準備できていないからと早めに空港入りし、久しぶりにゆったり時間を過ごした。第一ターミナル5階には日当りよい窓際にマーッサージチェアが並び、「これってストレス溜まるんだよね」って、要するに痒いところに手が届いたためしがない歯痒さを知っているくせに、つい200円入れ、「やっぱりだめだったな」とチャーと同じ感想を述べながら空港内ブラブラしていると、「ん?」と響くショップ発見。ちょっと覗いてみようと一歩入ると、そこは私的には宝の山。一村一品マーケットというお店で、AA諸国の工芸品等が並んでいます。人に寄ってはがらくたに見えるかもしれないけど、この素材や手作り感がたまらない。欲しい物ばっかり。なかでも目を引いた何点かを即購入。そのうちの一つがカンボジアの香炉。成田で御一行を見送り、ダッシュで野田に戻りお香を焚いてみた。
 煙が指の間から立ち上がる。これぞ我が家の2010年ヒット商品に滑り込み入りするか、それともついにこれから届く薄型テレビになるか。
 昨晩一人でゆったり鑑賞した「仁」でご臨終の花魁が胸の前で合掌したのはまさにこの形でしたね。

 

道後温泉をほんの少しかじる

2010-12-27 19:50:05 | Badminton
 まだ全小続いているけど、私的には終了。団体戦表彰式後解散ミーティングを終え、ちょっと気がかりなルイテツをO川コーチにバトンタッチし、一路松山空港へ。
 機内では、「ウワーすっげーっ!」って眼下の景色に純粋に興奮する後ろの小学生の騒ぎに、思わず窓に誘導され首ひねりながら四国の美しい島並みと夕日を共に感動。
 いつもいろいろあるけど、いろいろ感想あるけど、何がよかったかって、もちろん道後温泉。ホテル前から路面電車に乗って行くというアクセスがいいね。帰りも電車だから湯冷めしないように温泉はつかるだけにした、道後温泉本館。うじゃうじゃとバドミントン関係者がいる中、サッサと2階席へ。通された席でシステム説明を受け、細い通路を抜け急な階段を降りるとそこは脱衣所。もうとにかく早く風呂につかりたい一心で浴室へ突入。しかしつかるだけの予定だから他にやる事ないからさっさとあがり、浴衣を着て先に案内された2階大広間へ戻ると。えっ?T県男子チームご一行がそこで浴衣に着替えていた。お茶と御菓子をいただきそそくさと建物を出る。なんでって本来いきたかったのはその隣の椿の湯。夕食とお土産買いを終え、一人になってさてそこからが本番。
 椿の湯は入口でまず入浴券360円を払います。入口で券を渡すと「ロッカー10円かかるよ」って言葉を背中で受け足早に脱衣所へ。さっきの湯より広い。それに断然すいている。浴場も広い。湯船は深いのと浅いので2カ所。まずは髪と顔を洗う。さっき汗をかいても何も洗っていないからこれでとりあえずスッキリ。ゆったり体を洗い、ようやく湯船へ。そしてようやく全体を見渡すと、おーっと周りはみんなおばあちゃん。湯船に腰掛けている人、湯注ぎ口で肩に湯をあてている人、洗い場でずーっと座っている人。ここなら1日だっていられる。とはいえそうやって一晩中いるわけにもいかず、1時間程度で椿湯をあとにするのでした。この温泉、また行こう。

 
 道後温泉本館

パワースポットって

2010-12-21 09:27:35 | ライフスタイル
 パワースポットってまことらしく紹介されると、たちまち名所になってしまうって現象。マスコミに出た途端行列ができるって、どっかのラーメン屋みたい。信仰にはいろいろな形があるからとおおらかに受け入れる一方、ただそこに立つだけではなくその後良い行いをしないとだめ云々とのお言葉、もっともです。
 見えないからこそ、誰かに後押しされると信じてしまうということです。そこで祈ればパワーがもらえるのか、結果は偶然か必然かそれはわからないけど、「ん、ここは何かある」って見えないものにパワーを感じることは確かにあります。でもその場所ってその人それぞれではないのでしょうか。5月の連休に浅間山を描きに行き、途中道なき道を進み山懐に立ったその場所は、山からドーンとパワーが降りて来ていた。あそこはマイパワースポット。他にも実家近辺にはいくつもあるけど、日本全国各地で対面するその多くは逆毛が立ち、背筋にゾクッとくる負のパワー。これなんかも公に語れば、その手が好きな人は懐中電灯片手に行列作るかもしれないね。でも本当に、かなり本質ついているときは本当は語らないというものです。1対1で対面した時、「これは人に言ってはいけない」と雪女との約束みたいに、心に冷たく念押されている感があるから。

笑顔で作るお弁当

2010-12-17 10:59:56 | ライフスタイル
 どこの家庭もそうなんだけど、子どもががんばるから親もがんばる。親ががんばるから子どももがんばる。
 今頃大変な思いしているんだろうなー、って思いながら風呂掃除して、買い物して、バネやって、絵描いて。
 オフだって聞けば、今日はこっちも少し気ぬいちゃうぞ!なんてね。
 受験や大会前になるとこういう親子をいくつも背負っての授業であり、練習になります。
 中学受験と小学生の全国大会は親子二人三脚って言うけど、本当にその通り。塾でやった問題を、お母さんがもう一度清書して家庭でやり直させたって話はよくあります。バドミントンの練習となると、さすがに一緒に10分間走る親はいないけど、ノック玉拾うなんて協力のしかたはよくあります。しかし何より大切なのは、巣を用意してあげることだと思います。清潔な衣服、美味しい食事、温かい布団、これらをひっくるめた温かい家庭。
 でもこれがなかなかできない。忙しいにかまけてお金で済ませてしまい、罪悪感払拭するために言い訳する。今朝の「てっぱん」身につまされますねー。「お母ちゃんのお弁当食べたら、おかあちゃんの笑顔思い出した。」だなんて超ショック。これまで笑顔でお弁当作ったことないし。毎朝義務とタイムリミットのせめぎあい。理想と現実の乖離にうちのめされた、朝の15分間なのでした。

絵にしてわかること

2010-12-16 08:28:59 | 
 自画像作成中。
 鏡見なが、感じる色を固まりに置いていく。そうやって数時間。気づくとバネの時間だからやりかけだけどとりあえず終了。何層か色を置き終えまだ色が混沌としてる段階だけど、おぼろげに形が定まってきている。あと何回かかけて色を整理して完成にもっていこう。
 絵の具乾かすのを兼ねてリビングにかけてみる。遠目で見ると顔の輪郭がはっきり見える。そしてそれを見て改めてわかったのは、頬が下がっているということ。鏡見ても気づかないのに、絵にするとわかる。目もくぼんでいるぞ。
 そんな話をすると近所のエステティシャンのIズミさんは、「そうそう、この間似顔絵描いてもらったら目がくぼんでてさー。でもこれで普通だよって皆言うんだよね。」だそうです。自分で気づかないでも映像になると「うわーっ」ってなってしまうのですね。
 毎月お世話になっているこのエステでは、毎回お任せ状態でテーマを設定してお手当てしてくれる。シミ対策だったり、毛穴ケアだったり。今回はリクエストしたわけじゃないのに、リフトアップ。
 仕上げに入るあの自画像。フォルムから修正することになるのか?!

アルファベット練習法

2010-12-15 07:34:09 | バネ
 中学入試終わった組は英語学習を始める。たいてい大文字は書けるけど、小文字は書けない。最初が肝心で、文字の位置とバランスをきちんと教えておかないと、ガタガタ英語を書くようになる。なぜ4線ノートなのかを小1の書き方練習帳になぞらえて説明。そして小文字の書き方を一つずつ説明した。よくある方法だけど、文字の高さを平屋、二階建て、地下付きと説明する。bは二階に柱一本。cは出口があるけど、oはない。eは平屋だけどロフト付き。nは予算足りなくなって床がない。uは大変だよ、屋根ないんだから。yはすごいよ。地下行きの滑り台あるから。「戻る時大変だよー。」「うちはeがいいなー」「うちはc」。いいぞ、いいぞみんなその気になって来た。平屋なのか、地下付きなのかをしっかりマスターしておかないと、KとPは大文字小文字がごちゃごちゃになる。小文字のgを2階建て地下なしで書いてしまう例も多い。
 小学生への説明をじーっと見つめてしまっている中学生。テスト前だからってせっかく早くバネ来たのに、一緒になってアルファベット練習みてる。わたしなら小部屋があるmがいいって思っていたんでしょ。

お気に入りに殿堂入り

2010-12-14 10:44:53 | ライフスタイル
 割引券あったから、「そうだジャスコ行こう」ってことになり、日曜練習後ジャスコへ。最近ジャスコめったに行かない。じゃ他のジャスコ行くのかっていうわけじゃなく、買い物自体が減ったてことかな?
 16号を左折してジャスコ駐車場へ。以前よく買い物に来た頃はセール日に来るとこの辺りも車一杯になったよねー、と思いながら車を進める。地下道を抜けて坂を上ったあたりで車が詰まり気味。珍しく混んでる?少し待って屋上駐車場へ。おー、ここも珍しく混んでる。運良く、店内入口近くに1台開いていたのでスルリと駐車。
 まずはバッグ売り場へ。今回の買い物の目的はコロコロ。でも結局いいものないので、買わない。で、残り時間はあてもなく店内ブラブラ。そして発見したのが家庭用品売り場ワゴン内の、「石釜炊飯鍋2合炊き用」。これ前から欲しかった。調理器具ってそれ専用のものを買うと結局使い勝手悪いし、使う機会限られるから,○○用と限られたものは買わないようにしている。でもこの鍋は使わないときも和風食器棚のオブジェとして耐えられるから、迷わず購入。そしてレジへ。清算してビックリ。なんで珍しくこんなに混んでいたかというと、セール最終日だったわけで、さらに会員割引券使ったことでこの鍋は2割引の565円でゲットしたということが判明。じゃこの際、洗剤もまとめ購入しようと言うことで1階に直行しガチャガチャ買い物を終え、いそいそと自宅へ。
 まず米のとぎ汁で鍋を炊き下準備を。そして手早く研いだ米は30分以上水に浸けること。フムフムと説明書通りにやる。待っている間におかずを作る。さて炊こう。米と分量の水を入れ、湯気が立つまで中火で。その後弱火で10分。ここで少し時間を延長するとおこげができるということなので、携帯のタイマーを12分にセット。調度ご飯が炊きあがるのに合わせて料理を進める。弱火10分過ぎたあたりでおこげの匂いが漂って来て、鍋からパチパチ音がして来たから、11分あたりで火を止め、ここから蒸らし15分待つ。食卓を用意し、「ご飯だよー」って二階に声をかける。たいてい「うーん」の声の後降りてくるまでの時間が長いから、時差を読んで早めに声かけたけど、予定より早く降りて来て全員そろったから蒸らし時間あと3分を残し、さて鍋ぶたをオープン!
 途中でふたを開けてはいけないという掟を忠実に守ったので、中身はどうなっているの新鮮な気持ちであけると。つやつや輝く白米が見事に炊きあがっていた。そして底にはきちんとおこげが。これを先日手作りした常滑焼きのご飯茶碗にうやうやしくよそう。さすがに、うまい!
 我が家の今年のヒット商品はこの鍋となるか、それとも年末ギリギリに届く予定になっている薄型テレビとなるか。





心の集中と解放

2010-12-13 06:35:58 | Badminton
 全小まであと2週。小学生達、西武台練習に参加させてもらった。高校生に回してもらう練習。この子達いつも通りにはいかない。どんなにスマッシュ打ち込んでもラリーは切れないから、疲れる。微妙に取りにくいところにシャトルが返されるから、走り続けるようになる。だから、おしゃべりできない。いつもならラリーが切れればくっちゃべる。コートに入りながらも、下手すりゃラリー中だってパートナーとくっちゃべる。ノックのあかつきには、待ち時間はずーっとしゃべってる。O川コーチいわく、「よくあれだけしゃべるネタあるよなーって、ある意味感心っすよ。」普段どんだけ集中していないんだか。確かに今はしゃべらず練習しているけど、じゃー集中できているかっていうとそういうわけじゃない。打ちながらもチラチラこちらを見ている。やっぱりダメか。最初に下で集合して、きちんと練習の意味付けしてから参加させればよかった。
 怒ってはいけない、褒めないといけないっていうけど、締めるときは締めないといけない。

満喫

2010-12-10 16:14:21 | 川上犬
 だから言ったじゃん。地球温暖化について話し合うなら、冬はだめだって。まったく臨場感ないじゃん。だから、日本が悪いだなんて見当違いなこと言い出す輩まででてきちゃうんだから。
 12月中旬なのにポカポカ陽気で昼間は気持ちいい。暖冬も温暖化の影響かもしれないけど、快適なんだから「このままでいいのだ」って気持ちになってしまうのです。というわけで「そうだ、京都行こう」ではなく「バン、土手行こう」となり、軽装で車に乗り込み利根川まで一直線。
 右に筑波山、左に富士山。誰もいない、風もない。暑くもなく、寒くもない。バンも満足なのでした。

 

余計なお世話

2010-12-10 06:44:37 | バネ
 バネで子ども達が一斉に問題を解いている姿、絵になる。机にのめり込む姿勢の悪さ。思い思いの考えるスタイル。現代っ子の鉛筆の持ち方。一様に机に向かっているけど、完全に集中している子と雑念だらけの子が混在している風景。みんなが問題解いている間にこれらのシーンを切り取り、デフォルメしてデッサンする。描かれていることに気づいた本人達は、「似てねー」とか「えー、そんな顔していまセーン」って言う。興味は顔ですか。
 だいたい形を紙に落としたからあとで色を乗せておこうと思い、スケッチブックを机の上にそのまま置きっぱなしにしておいた。
 中学生の時間が終わり、ガヤガヤと帰り、続いて小学生が入って来た。中学受験が終わり、ようやく落ち着きを取り戻した小学生クラスでじっくり時間をかけた授業ができる。落ちついて教える満足感を抱いて机の上を片付けていると、広げておいたスケッチブックにゴミが。手で払うと線がこすれるからフッと息を吹きかけ飛ばそうと思う、が、飛ばない。よくみるとそれは誰かによって書き加えられた黒い丸だった。T佳の顔面にほくろが二つ。鉛筆を縦に持った筆跡で完全なる丸がグリグリとしっかり書かれている。もうこれで台無し。
 画竜点睛のつもりなんだろうけど、蛇足っていうもんです。

予感

2010-12-09 08:27:01 | 感動
 久しぶりにオフ。電車に乗るのも久しぶり。電車は非日常空間だから、人間観察にいそしんでしまいます。また、ヘー今あーゆーファッション流行っているんだなど、「今」を見る機会となるのです。これもたまにだからいいけど、毎日となると電車通勤やだよね。
 さて電車に乗って行き着いた先は、大宮。駅からデッキを進むと途中工事中で幅が狭くなり、2列歩行となる。黙々と前の人も後ろの人も、我々一行は左へそして右へと同じ方向に突き進む。一様に皆中高年。もしかしたらこの人達みんな同じところに行くんじゃないの?と思うほどで、まさにその通りでした。ゾロゾロと同じ穴に吸い込まれるように進み、席に着いたそこは「さだまさし」コンサート「予感」。ゆったり、しっとり、そしてトークを楽しめる落ち着いた数時間でした。全国ツアーの千秋楽だという大宮公演なので、なんとなく開放感が伝わってくるのです。さださんの通常のコンサートを知らないけど、まるで夏期講習最終日の最後の数時間の私みたく、あと少しだからがんばろう!的な、なめらかなエネルギッシュ感。
 歌詞のストーリーに皆いろいろな思いを絡めて聞きます。すごいなと思うのは井伏鱒二の文(詩)に曲をつけたということ。ということはこれは作詞「井伏鱒二」って表示されるっていうこと?なんか、すっごいことですね。この曲、確か佃煮の小魚、だったと思うけど、詩がいい。短い言葉に生と死が詰まっている。聞きながら哲学してしまうのでした。
 いろいろ刺激を受けて、何かを始める予感。

 
 

絵画展に行く

2010-12-06 07:00:04 | 
 9月に絵画展に出展した絵が入選し、展示されることになったので、子ども達が入試にチャレンジしている間に観に行って来た。
 遠征続きの忙しいときで、納得いかないまま出すか、出展やめるか迷っていたけど、結局直前までいじって十分に乾かないまま送った作品。今思うとあの時妥協しなくてよかった。
 会場に着くと、入口正面突き当たりにいきなりあった。事前に送られて来た画集でみると色がつぶれて平面的に見えて、実際そのような仕上がりの絵だったのか、それとも写真のせいかとモヤモヤしていたけど、それなりに納得いく状態でほっとした。
 会場で審査員の先生に作品コメントしてもらった。
 「あなたはこの絵で何を表現したかったのですか?」
 一瞬、ん?と思うけど、山の強さを伝えたかったと、とりあえずな答えを返した。
 「なぜ山は赤なんですか?」と続く。
 たしかに本来の山は赤くない。でも赤に見えるから赤で表現しただけのこと。
 なんとなくすっきりしない。何かを伝えようとして描くのだろうか。浅間山の懐に立ち、ドーンと迫って来る浅間山を受け止めながら描いた。夢中で絵の具を置いたあの数時間が思い返される。
 いいなーと思う風景を絵にする。ただいまバネのワンシーン、制作中。

 

バンも走る師走

2010-12-01 23:56:56 | ライフスタイル
 ひそかに、実にひそかにゴールデンストリートと名付けている名所があるんです。川間郵便局から川間駅に向かう途中にあるパン屋。ここはとにかく安い、うまい、狭い。その駐車場内にある無人野菜販売所。新鮮で安い。ほうれん草もカブも味が濃くて、野菜そのものの味を楽しめる。そしてその先にある古本屋。ここはブックオフとは違う。店主のポリシーがつまっている。このパン屋、早い時間に行くと前日の売れ残りパンを半額処分しているけど、前の日のパンだってかなりうまい!今日は運良くいくつも買えたからバネで中学生に振る舞った。放課後の空腹中学生の胃袋にパンはあっという間に収まった。放課後直接学校から来るから、みんなお腹すいているんだよね。そういえば以前マイブームはホームベーカリーだった。中学生が来る時間に合わせて1.5斤焼き上げ、ブワーッと湯気が立つパンを教室で切り分けると、もう大騒ぎ。皆にすいとん作ったこともあった。今思えばよくそんな時間あったねー。こういった準備に2時間くらい費やしたってことでしょ。というかなんで今はこんなに時間がないんだろう。週1回のお楽しみすら2回連続で欠席してしまうほど。おかしい。仕事が増えたというより効率が落ちたというのか。なんでもパソコンで済ませるから、以前よりずーっと仕事の効率いいはずなのに。
 飽和状態の今、何か失敗してしまいそう。やるべきことを紙に書き出し、ペタペタとパソコン周りにはり付けたら、パソコンの画面が見えなくなっってこれまた効率悪し。
 今日から師走。まさに師走。