バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

9/18 池田輝の美術館 OPEN!

2021-08-22 15:35:12 | ギャラリー輝
池田輝の美術館としてリスタートする、ギャラリー輝のオープン準備を夏期講習休み期間の1週間で大慌てで済ませた。
1ヶ月前、オープン案内状など書類の類いを地元で友人に相談し、自宅に舞い戻り作成し、印刷発注し、送付リスト作成し、と一体いつ何をやったかわからなくなるくらい色々やり。
夏期講習第3クール終えた翌朝、出来上がったそれら全てを車に詰め込み、家を出る前に抗原検査済ませ、そこから6日間長野に滞在しオープン最終準備としてやるべきことは全てやった、と思う。
長野滞在の6日間こそ、いつ何をやったか思い出せないくらい作業詰め込んで色々やった。






この美術館作りは全てにおいて制限時間付きだった。
プランニングが本格的に動き出した頃にコロナが始まった。
自由に往来できない中、工務店と双方初めてのオンラインによる打ち合わせやら、限られた滞在期間での一気打ち合わせなど。
常に次はいつ会えるかわからないから、「今ここにいるうちに終えましょう」だった。
今なら直接打ち合わせできるからと各業者がその日ピンポイントで打ち合わせに訪れたり、各所訪問したりの日々だった。
それは建物ができた後も同じで、外構、看板、造園、インテリア打ち合わせも限られた時間で即決で行った。

だからこそ、「これでいいのか」「何か間違ったことやっているのではないか」という一抹の不安がつきまとった。
最終準備としてオープン案内を各所に届けたり郵送したり、動画作ったり、もうオープンに向けてテープが切られたにもかかわらず、相変わらず足を止めたい気分になる。
落ち着いてゆっくりことを進めるべきなのに、いつも時間に追われている。
そこにきて毎日更新される信じられないようなコロナの数値。
この数字を見る度に心が沈む。

夏期講習第4クールスタートするので自宅に戻った今朝突然何かわからないが不安の波が押し寄せてきた。

自分一人で抱えることができない小心者の私は、すぐさま助け船を出すと
「どうした、どうした?」と。
そして
「いつでも手伝うよ」と言われ安心に包まれるのだった。

オープン案内を送った方から、あちらこちらから連絡が入り、「一人じゃない。なんとかなる」という上向きの気持ちに変わるのだった。

実質オープンまであと一月ある。
にもかかわらずやるべきことは全てやってある。
夏休みの宿題を残りの3日間で怒濤のごとくやるタイプの自分が、これほどまでに前倒しで事を進めることができたのだから自分で自分をほめちゃおう。
コロナ騒動の最中で作業時間制限付きだったからこそ、こうやって一気にできたのかもしれない。
そういえば自宅建てるときもそうだった。
工務店にいつまでに間取り考えるようにと急かされたから決めることができた。
あの時と同じだと思えば、そんなに間違っていないとも思える。

あとはやるだけやったのだから、オープン後皆さんが訪れるのをゆったり待つ日を楽しみたい。
信州のお気に入りの風景にブランを入れ込んだ絵を描きながら、訪れる人を待つ。
その横に友がいたら尚いいね。




北大ポプラ並木

2021-08-08 18:26:29 | ギャラリー輝
オリンピックマラソンを観戦。
ことのほか北海道は暑い!ということだけど、東京でやっていたら台風と重なったのでこれはこれでよかったかも。
などと思いながら観戦していると、ランナーは北海道大学校内へ入っていった。

ポプラ並木を走る。

父の絵に「北大ポプラ並木」という絵がある。
1960年代。
父が結婚して間もない頃、給料が振り込みではなく封筒で渡されていた頃。
勤務していた中学校が夏休みの月末、給料を受け取りに学校に行きその足で給料袋を持って北海道スケッチ旅行に出かけたという武勇伝を残している。
「お金がなくなったから帰ってきた」と夏の終わりに帰宅したらしい。

そこでどんな絵を描いたのか。
わかっているのはこの1枚のみ。

さすがに家族に悪いと思ったのか,兄と私に豪勢な土産を買ってきた。
自分には空気を入れて膨らませる巨大なバンビだった。またがり居間でピョンピョン飛び跳ねて遊んだ記憶がうっすらとある。
兄にはダダダダダッと打てる機関銃おもちゃ。
兄はすぐにそれを持って北向観音境内で遊び,置き忘れ、紛失したというエピソード付き。

こういう武勇伝は母にすれば隠しておきたいことらしいけど、今のうちに沢山聞いておきたい。


お気に入りの絵を飾る

2021-08-08 16:56:07 | ギャラリー輝
ギャラリー輝オープンに向け,準備最終段階です。
展示はもうとっくにできています。
ただココロナ禍オープンのタイミングが上手く合わず,ずるずると引き延ばしてきたけれど,もうこれ以上遅らせることもないと思えるようになりました。
父の命日に近い,9月18日にオープンします。

とはいえ、感染者急増中の今,一月後の様子でまた延期になるかもしれませんが。

オープンの案内状作成やポスター、パンフレット作りを進め,後は投函するだけ。

新築の部屋にはとりあえず生活用品がギリギリ置かれているだけで,生活感も私のお城感もない。
頻繁に通うことができないから徐々に整えるということで。
近所に東京の人の家だという素敵な建物があるけど、そちらはここ1年コロナで全く訪れることがないそうで、ずーっと雨戸が閉まったまま。
どこもそんな状態だから,何事も急がずゆっくりやります。

そんな中ふと気づいたことが。
ベッドサイドの真っ白な壁に,あの絵を飾ろう!

部屋のイメージに合うお気に入りの絵があったはず。
パソコンデータから画像探し出し,倉庫で探しあて、ありました!

自分の部屋にお気に入りの絵を飾ろう。
まずはそこから。