甥っ子の結婚式があった。
会場はホテルグランドヒル市ヶ谷。
身内の、特に甥姪の式に参列するってこういうことかってしみじみと感じ入った。
身内だからこその感慨ひとしおだったけど,それ以外にもいろいろ思うことの多い結婚式、披露宴だった。
あるものがない。ないものがある。
親族の方は前に詰めて下さいと案内された教会の席。先日長崎で隠れキリシタンゆかりの教会を訪ね,遠藤周作の「女の一生」を読んだということもあり、これまでよりは教会についてちょっと知っていること増えてるぞ!感をもって入場。
さて椅子に座る。
先日の結婚式では椅子の上に小さな座布団が点々と置いてあった。これに座るのか。おしりはみ出るじゃん。バランスとって座っていると,途中賛美歌を斉唱する場面で皆さんが手にした「歌詞カード」は、そのおしりの下の座布団だった!(これやっちゃったのは知っている範囲でもう一人いましたよ、念のため)
そんな苦い失敗から着席時は椅子に何かおいていないかと気をつけるが、何もない。
うーん、このまま「ミナサン、デハ○○ヲウタイマショウ」って言われたらどうすんだ。口パクでやり過ごして、アーメンの部分だけ声揃える?
すごく愛想のいい,感じのいい、イケメン神父さんの話を聞きながら,歌う時のこと考えていると・・・。さっき司会を務めていたお姉さん、新婦のベールを直したお姉さんやドアを開け閉めしたお兄さん達が、本物のオペラ歌手?だったのでした。参列者が歌うのではなく,目の前の四重唱。ずっしりお腹に響く歌声にすっかり腰砕け。
披露宴会場へ移動すると。
名入りの箸箱に名入り箸が入っていて。
これでいただく創作会席料理の数々。料理長からイラストを使いながらのお料理説明漫談(?)があり、一層目の前のお料理が輝きを増していくのでした。「全て召し上がっていただくと1キロになります」と。
これでもか、これでもかと続くおもてなし料理の数々。
まず目で楽しんで,箸を伸ばし、つい写真を撮り忘れ、メニューで食材を確認しながら,これまで味わったことのないような気配りと繊細な味付けに舌鼓を打っていると。
あれ、そういえば、余興ないね。お友達のスピーチとかいつやるの?隣の席の若者、ちっともそわそわしていないし。
そんななか飛び入りで,新郎のおじいちゃん(この場合夫の父)が「高砂」を斉唱し、よかったなーって思っていると、続いて新婦のお姉さんがフラダンスを披露し、思わず会場が涙するシーンとなりました。
お決まりの余興はなく、二人の紹介や友人からのお祝いメッセージがDVDで流れ、手も口も休めることなく次々続くお料理を楽しんでいると、最後にテーブルに置かれたケーキに添えられたマカロンには、参列者の名前のイニシャルが書かれているというさりげない「気」に包まれるのでした。
ご両親へのお礼の言葉は手紙では語り尽くせないと言うことで、これまたDVDで思い出の写真が流れ、そしてお開きに。
最後に参列者に配られたのは、二人で行った旅の思い出が詰まった小豆島のドリップバッグコーヒー。
今朝このコーヒーを味わいながら、いい披露宴だったなーといろいろ思い出してしまうのです。
会場はホテルグランドヒル市ヶ谷。
身内の、特に甥姪の式に参列するってこういうことかってしみじみと感じ入った。
身内だからこその感慨ひとしおだったけど,それ以外にもいろいろ思うことの多い結婚式、披露宴だった。
あるものがない。ないものがある。
親族の方は前に詰めて下さいと案内された教会の席。先日長崎で隠れキリシタンゆかりの教会を訪ね,遠藤周作の「女の一生」を読んだということもあり、これまでよりは教会についてちょっと知っていること増えてるぞ!感をもって入場。
さて椅子に座る。
先日の結婚式では椅子の上に小さな座布団が点々と置いてあった。これに座るのか。おしりはみ出るじゃん。バランスとって座っていると,途中賛美歌を斉唱する場面で皆さんが手にした「歌詞カード」は、そのおしりの下の座布団だった!(これやっちゃったのは知っている範囲でもう一人いましたよ、念のため)
そんな苦い失敗から着席時は椅子に何かおいていないかと気をつけるが、何もない。
うーん、このまま「ミナサン、デハ○○ヲウタイマショウ」って言われたらどうすんだ。口パクでやり過ごして、アーメンの部分だけ声揃える?
すごく愛想のいい,感じのいい、イケメン神父さんの話を聞きながら,歌う時のこと考えていると・・・。さっき司会を務めていたお姉さん、新婦のベールを直したお姉さんやドアを開け閉めしたお兄さん達が、本物のオペラ歌手?だったのでした。参列者が歌うのではなく,目の前の四重唱。ずっしりお腹に響く歌声にすっかり腰砕け。
披露宴会場へ移動すると。
名入りの箸箱に名入り箸が入っていて。
これでいただく創作会席料理の数々。料理長からイラストを使いながらのお料理説明漫談(?)があり、一層目の前のお料理が輝きを増していくのでした。「全て召し上がっていただくと1キロになります」と。
これでもか、これでもかと続くおもてなし料理の数々。
まず目で楽しんで,箸を伸ばし、つい写真を撮り忘れ、メニューで食材を確認しながら,これまで味わったことのないような気配りと繊細な味付けに舌鼓を打っていると。
あれ、そういえば、余興ないね。お友達のスピーチとかいつやるの?隣の席の若者、ちっともそわそわしていないし。
そんななか飛び入りで,新郎のおじいちゃん(この場合夫の父)が「高砂」を斉唱し、よかったなーって思っていると、続いて新婦のお姉さんがフラダンスを披露し、思わず会場が涙するシーンとなりました。
お決まりの余興はなく、二人の紹介や友人からのお祝いメッセージがDVDで流れ、手も口も休めることなく次々続くお料理を楽しんでいると、最後にテーブルに置かれたケーキに添えられたマカロンには、参列者の名前のイニシャルが書かれているというさりげない「気」に包まれるのでした。
ご両親へのお礼の言葉は手紙では語り尽くせないと言うことで、これまたDVDで思い出の写真が流れ、そしてお開きに。
最後に参列者に配られたのは、二人で行った旅の思い出が詰まった小豆島のドリップバッグコーヒー。
今朝このコーヒーを味わいながら、いい披露宴だったなーといろいろ思い出してしまうのです。