4/6、今年度のNPOのアルファクラブがスタートした。
毎週水曜日、午後4時から6時。年間39回。
活動を始めて4年目に入る。最初は幼児1名だった。ラケット持つのすら容易でないような小さい子と一対一のレッスン。何かを教えるというより一緒に体育館で時を過ごすという感じだった。そうやって過ごしているうちに、体育館で活動を見かけてを興味を持った親子が訪れ、一人増え、二人増え。
バドミントン競技を通じて異世代が交流し放課後の子どもの居場所作りになる。また子ども達がスポーツ活動をしながら「読む、書く、話す」体験を積めるように、活動の中に意見発表、ノートまとめ活動を意図的に組み込んでいった。
これらの活動内容が子どもの体験活動として認められ、国の助成金を得ることができ、おかげで回を重ねる毎に活動を充実させることもできていった。
こうして迎えた4年目。さて今日から始まるぞというその朝。今年度の助成金不採択との連絡が入った。
なんでも今年度は申請が大幅に増えたため、やむなく却下とのこと。
どうする、今年の活動資金、などと思い悩むうちにクラブスタートの時間になり体育館に行くと、すでに子ども達は全員来ていた。ランニングバルコニーでアップし、私の到着を待っていた様子。
今日が初めてという親子が挨拶に駆け寄ってくる。初めて来た子の緊張と期待の表情。
最初の挨拶で円を作り全員の顔と名前を確認しながら点呼した。去年からの継続組のどや顔と初めて組の緊張顔が混ざる。
そんな子ども達の顔を見ているうちに、「ま、いいっか」という気になってきた。挨拶後の5分間走でいつも通り後ろから子どもあおりながら走ると、いつも通り子ども達が逃げ回る。この日はいつも以上にめちゃくちゃにダッシュしているうち、「なんとかするぞ」という気持ちになっていった。
練習内容を子ども達がノートにまとめてきて、最初に誰か一人が書いてきたことを読み上げる。その内容をネタに話し合いをすることにしている。「後ろに下がると転んでしまいます」と書いてきた子がいたら、どうしたら転ばなくなるかと皆で意見を言い合い、練習で実践してみる。そのノートには帰りまでにコメントを書き込んで子ども達に返す。(時間内に全員分を書くのが、これが結構大変)
なかにはノート提出をサボりがちな子もいるけど、毎回きちんと出す子もいる。
走り終えてノート発表タイムになると、今日は誰のノートが選ばれるのかと子ども達はいそいそし、自分があたると「うわー」と雄叫びをあげる。
いつも通りのノート発表を4月からの練習2回ともこのスルーしてしまった。提出したノートはいつも通りにたくさん積み上げられていたのに。
練習終盤、次々とノートめくりコメント書きながら、ふと手が止まった。
すごいこのノート。イラスト入れてていねいに時間かけてまとめている。思わず写メ。
内容を読むと、自分なりの課題が書かれていた。その一つに5分間走があげられていた。しっかり走れるように体力をつけたいと。
こんな思いに応える。今年もアルファクラブで楽しめそう。
毎週水曜日、午後4時から6時。年間39回。
活動を始めて4年目に入る。最初は幼児1名だった。ラケット持つのすら容易でないような小さい子と一対一のレッスン。何かを教えるというより一緒に体育館で時を過ごすという感じだった。そうやって過ごしているうちに、体育館で活動を見かけてを興味を持った親子が訪れ、一人増え、二人増え。
バドミントン競技を通じて異世代が交流し放課後の子どもの居場所作りになる。また子ども達がスポーツ活動をしながら「読む、書く、話す」体験を積めるように、活動の中に意見発表、ノートまとめ活動を意図的に組み込んでいった。
これらの活動内容が子どもの体験活動として認められ、国の助成金を得ることができ、おかげで回を重ねる毎に活動を充実させることもできていった。
こうして迎えた4年目。さて今日から始まるぞというその朝。今年度の助成金不採択との連絡が入った。
なんでも今年度は申請が大幅に増えたため、やむなく却下とのこと。
どうする、今年の活動資金、などと思い悩むうちにクラブスタートの時間になり体育館に行くと、すでに子ども達は全員来ていた。ランニングバルコニーでアップし、私の到着を待っていた様子。
今日が初めてという親子が挨拶に駆け寄ってくる。初めて来た子の緊張と期待の表情。
最初の挨拶で円を作り全員の顔と名前を確認しながら点呼した。去年からの継続組のどや顔と初めて組の緊張顔が混ざる。
そんな子ども達の顔を見ているうちに、「ま、いいっか」という気になってきた。挨拶後の5分間走でいつも通り後ろから子どもあおりながら走ると、いつも通り子ども達が逃げ回る。この日はいつも以上にめちゃくちゃにダッシュしているうち、「なんとかするぞ」という気持ちになっていった。
練習内容を子ども達がノートにまとめてきて、最初に誰か一人が書いてきたことを読み上げる。その内容をネタに話し合いをすることにしている。「後ろに下がると転んでしまいます」と書いてきた子がいたら、どうしたら転ばなくなるかと皆で意見を言い合い、練習で実践してみる。そのノートには帰りまでにコメントを書き込んで子ども達に返す。(時間内に全員分を書くのが、これが結構大変)
なかにはノート提出をサボりがちな子もいるけど、毎回きちんと出す子もいる。
走り終えてノート発表タイムになると、今日は誰のノートが選ばれるのかと子ども達はいそいそし、自分があたると「うわー」と雄叫びをあげる。
いつも通りのノート発表を4月からの練習2回ともこのスルーしてしまった。提出したノートはいつも通りにたくさん積み上げられていたのに。
練習終盤、次々とノートめくりコメント書きながら、ふと手が止まった。
すごいこのノート。イラスト入れてていねいに時間かけてまとめている。思わず写メ。
内容を読むと、自分なりの課題が書かれていた。その一つに5分間走があげられていた。しっかり走れるように体力をつけたいと。
こんな思いに応える。今年もアルファクラブで楽しめそう。