バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

ずっこけトリオ、脱皮なるか?

2009-01-31 14:50:23 | Badminton
 川間ジュニアの練習。6年生がごっそり休んだから、ほとんど新チームカラーの練習。
 いつも始まりはこう。こんなんで大丈夫だろうかというため息と、これから作ろうというチャレンジがないまぜ。新6年がいない代なので、いっきに落ち込んでのスタートだけど、私としてはみなぎるやる気。それをずっこけトリオがことごとく打ち砕いてくれちゃうかと思いきや。なんとずっこけチャン達が、ノックの合間に床にかがみ込んで何かを書いている。いつになく真剣なお姿。そばに行って覗き込むと、練習内容のメモを大真面目にとっているではないですか。イラストまで入れたりして。これまで何度も記録とるように指導してきたけど、ついに声が心に届いたのか?
 新しいノートを広げると,最初の記録は1月18日。私がAチームの全ての練習記録を残し始めたのは同じく1月18日。
 お互い継続は力なりだよ、ルイテツ。

作られた環境

2009-01-30 07:51:29 | バネ
 私立の中2生は平方根を学習しているが、やはりこの単元計算力がものをいいます。慣れてしまえば鼻歌まじりでできるから、昨年は「キングオブルート」を豪語したボクちゃんもいたくらい、解き方マスターした子にとっては楽勝単元。私も得意でした、ルート計算。ルートの中は小さくして計算するのが鉄則。こなしているうちに本人が気づくものだけど、そこは先回りしてコツを伝授してしまいます。計算のつまずきをそれぞれにチェックしたら、ルート以前の問題で、展開公式間違えていたり、乗法と加法が混乱していたり、平方根が暗算で求められなかったり、と箇所は皆違う(が順次傷は深い)。一通り終えて、もうルートは大丈夫かな。
 中2の前の時間は小6。久しぶりに受験算数力確認すると、維持できている子と、全く空っぽになっている子にわかれた。超基本問題30問中7問しかできない子には愕然。永遠はないね。一度身に付いた力でも、正月にモッチリした生活している間に消滅したみたい。「宿題は?」て聞くと「へっ?」ってカメみたいに首キョトキョトさせて、エーッとと考えたあげく、バックから白紙のプリント出す始末。おいおい、すっかり凡人君になっているよ。勉強する習慣まで消えちゃったの?
 そんな子達に力説。勉強力は「やる気、創意工夫。そして継続力!」
 誰しもやり続ける環境が与えられないとだめになってしまう。勉強もバドミントンも追い続けることのできる環境があることに感謝です。

つまずきの芽をたどったら

2009-01-29 07:12:43 | バネ
「あれ、こんなはずじゃ」って学校のテストで予想外の点数をとってくる時がある。原因を確認すると、テスト中お腹痛くなったとか、ケアレスミスですとか本人なりの理由が挙げられる。次はガンバロウでやり過ごすけど、後になって思えばこの時の「あれ?」がつまずきの始まりであることが多い。
 例えば英語のスペルミス。軽くやり過ごしてはいけない。ミスするにはそれなりの理由がある。スペルが不確実な子はたいてい発音できていない。さらには音読する習慣がない。音から覚えないと体力勝負の暗記科目になるので、近い将来息切れしてしまう。例えば数学の符号ミス。「マイナスつけ忘れです」って涼しい顔しているけど、数字は合っているから本人は軽いミスのつもりでいるらしい。本当の原因は、方程式の解き方が不安定であるということに気づかないと、のちのち致命傷となる
 では国語。文章が読めないし、更には設問すら読めない。設問が3行超えると、面倒くさいを理由にして読もうとしない。設問読めないということは、全教科に関わってくる。やはり学力のベースは日本語。英語、数学はつまずきの芽に戻り矯正できる。では国語は、というより日本語も同じようにつまずきの芽にたどり着こうとしたら、すでに小学1年生の段階で分岐している。うーん、芽はもっと先にありそう。
 日本語力をベースにした理解力、思考力。そしてそれを形成する生活習慣。これが「見えない学力」です。
 数年前にバネでは、この「見えない学力」アップを図るクラスを作ったことがある。その名は「パンセ」。学校の勉強に直結していないのと、中学生のクラスが増えて時間が確保できなくなったことからクラスを閉めてしまったが、いまこそ「パンセ」の必要性を感じる。再度パンセ開設の準備中。

感謝の輪

2009-01-27 11:24:50 | Badminton
 日曜の小中学生の市民大会。
 野田ジュニアもこれだけ活動長くなると、本来オープン大会開催して皆さんに機会提供するくらいにならなければいけないのに、いつも市協会におんぶにだっこで、大会の場を用意して頂いております。今年で23回です。
 運営本部の方々にお礼申し上げると、「いつも市報で活躍見ていて、本当は何か私達が手伝わなければいけないのに、せめて1年に一度このような大会を開いてあげなければいけないと思っているのですよ」との言葉が返ってきました。
 サタデークラブ生からの参加もあったことから、市の担当者もかけつけました。「本当は私達がやらなければいけないことをやって頂いて」とお礼を言われました。あちらこちらで感謝の輪です。
 大会なんだから観客席で応援しろ、なんて堅いこと言う人はいません。みんなが総出で運営みたいなもんだから、コート脇に人、人。最後の試合は体育座りで3重4重になってコート脇で観戦です。毎年のことながら、おしゃべりの輪に囲まれて試合する中学生はかなり良い精神修養となったことでしょうが、これも市民大会の良さです。中学生はプレッシャーでしょうが、ジュニアを卒業した子達の成長ぶりを間近で見られる良い機会なので、コーチ達にとっては練習のヒントがあったり、いろいろな思いがこみ上げる日でもあるんですよ。

野田市小中学生大会

2009-01-26 06:47:27 | Badminton
 野田市小中学生バドミントン大会。
 たかが市民大会。しかし、県大会を超える、関東大会ばりの緊張感のある大会。参加する小学生のほとんどは野田ジュニアだけに、チーム内の直接対決と順位付けの日だからです。そしてもう一つはサタデークラブ生が20数名参加し、クラブ行事の発表の場となったのです。
 近いいつもの体育館だと遊び気分になりがち。だから最初に一喝しておいたが、低学年生はお祭り気分でいたものの、高学年生は白熱した試合が連続する実に面白い1日でした。西武台生だけからなる中学生の部の死闘が会場の目を釘付けにし、小学生の気持ちも引き締まりましたね。
 7年前から、川間ジュニアは市民大会には体操着で参加しています。気持ちもプレーもまだまだなのに、持ち物は一流に走りがちの状況から、初心に帰る日としているのです。そんな中、S三兄弟は体操着新調して参加。6年生なんかもう着る機会数ヶ月なのに、「下が着るからいいです」って言うけど、なかなかこういうこと真似できません。7年前に体操着で出場指令出したときに多くから「なんで」って反発があったけど、翌年からは何も言わなくも川間ジュニアは体操着が当たり前のように伝統になっていた。誰からも「なんで」って聞かれないから説明もしないできたけど、きちんと心も伝わっていたことが解りました。
 気持ちは暖かくなった一日だったけど、ずーっと立っていたから疲れた。「温泉にいきたーい」って叫びたいんだけど叫ばなかったけど、帰宅すると「温泉行かない?」ってお誘いの電話。なんとタイムリーな。ジェットを肩に念入りに当てていたら、力が入っていた肩がゆるゆるしていくのでした。
 

感じているものを描く

2009-01-25 06:41:33 | 
 木曜日は絵の日。2月末に展示する作品を選ぶ日だったので、朝から体調悪いけど無理して出かけた。
 作品を決めて手直しする予定にしていたが、頭が痛くて集中できない。半分過ぎたところで、「今日はこの辺で失礼します」と言って帰っても良かったが、先生のアドバイスが佳境に入って、席を外すタイミングを失ってしまった。先生の解説によると。単なる静物画や風景であっても、「自分の世界を表現する」こと。見えるものを描く。感じたものを描く。それだけでもその人の世界があるが、「この絵には何か一つ欲しい」。自分の世界を表現する何かオブジェを添えるといいとのアドバイアス。何にしようかと一緒に考えたけどいいものが浮かばず「このままでもいいけどね」と、そこで時間切れ。頭はどんどん痛くなるけど、描くことの何かを一つつかむことができたので、最後1時間無理していた収穫は大きかった。
 しかしそのまま寝る。とにかく寝る。
 長いこと眠り、途中何度か電話で起こされ、そのまま夜になり、そして夜中にふっと思いついた。何を添えるか、というより本来あるべきはずなのに、意識から外していたものがふっと見えてきた。その瞬間、先生が言いたかったことが鮮明に解った感じがした。究極は、感じているものを描く。そうか、やっぱり絵の世界は深い。

制服採寸あれこれ

2009-01-24 06:47:25 | ライフスタイル
 高校の制服採寸で娘の学校へ行く。3年前中学制服採寸の時はインフルエンザで行かれなかったので、この雰囲気は初めて。皆、受験が終わり、新しく身に付ける服を決める新しいスタートの息吹にあふれていた。いい感じ。
 学生時代、高校の制服採寸のアルバイトをしたことがある。2月から3月にかけて都内の高校に出向き、受付書類を作成したり、サイズを測って試着させたりの、超季節労働。だから他のバイトより日給がよかったけど、毎日のようにいろいろな学校に直帰するから、朝5時に家を出ることもあり、渡された地図でやっとたどり着いたこともあり。高いバイト代はそれなりの理由があったのです。
 学校によっては有名デパートがいくつか乗り入れているところもあり、そんな場合客(生徒)の奪いあいでした。「今日は○○丹、担当ですよ」なんて社長に説明されたりして。1社独占販売のところはのんびりできたけど、数社のところは、バイトだからそんなにがんばらなくてもいいのに、つい商売人根性に火がつき力が入ってしまったのです。ウエストサイズ測ると、「私そんなにありません。Lです。」といって譲らないお客さんがたまにいて、後日サイズ交換でお母さんから苦情が来るのでした。そんなことを思い出しながら、制服、体操服と流れ作業で注文して行き、無事全てを注文し終え、というより買い終え、すっかり財布は軽くなり、それでも新しい服が届き、入学式を心待ちにする日に思いを馳せるのでした。


みんなでやればできる

2009-01-21 08:37:45 | ライフスタイル
 アメリカの新大統領誕生に国民が歓喜の声を上げている様子が朝からずーっとテレビで流れている。自国のことではなくとも、人々が希望に胸を膨らませている様子を見るのは、こちらまでそんな気分が伝染してくるから、気持ちいい。これでいい方に変わるだろうという、国民の、というより世界の期待と「大丈夫だろうか」といういささかなる不安が潜むスタート。
 悪い方に向かうのは簡単だと思う。一人の決断と行動でいとも簡単に状況を悪化させることはできると思う。しかし、ひとたび悪い方に傾いたものを立て直し、さらに良い方に導くのは相当難しいし、みんなで力合わせないとできない。そんなことからオバマさんも「みんなで」を強調している。誰かがなんとかしてくれるとか、良くなるのを待つとかでは、「ナーンだ、だめだったじゃん」で終わってしまうぞという危機感を国民も皆共有していそうなところが、頼もしいぞアメリカ。歴史に残るスタートの日となるかどうかではなく、歴史に残す日にするということですね。
 日常に潜む些細な一歩。いつでも後々特別な一歩にするチャンスはある。

犬だって遊んでほしい

2009-01-20 07:02:24 | 川上犬
 秋田県のブサかわいい犬、「わらお」がネットで人気になり、今や観光資源となりつつあるらしい。
 バンだってすごいよ。おちつきないけど、いくつか芸があります。
 来い,フセなんてのは朝飯前で、オテなんてすっごいです。言い切らないうちに瞬時に手を乗せるこの反射神経の良さ。精度より早さを勝負にしていて、泥のついた手をおかまいなしに肩だろうが腕だろうがひざだろうが、スパッと乗せてくる。だから指示だし者は瞬時に身をかわす反射神経も必要なんです。「だるまさんが転んだ」だってできます。しかしこれは他人の指示ではだめでしょう。できるのは私だけかな。「まて、よし」は完璧で誰でもできます。ごちそうを口のそばでじらしたあと、「吉田」というと一瞬食べそうになりながらも待て体勢に戻ります。「とし」なら食べるけど「としひこ」なら食べない。
 昨日夕方の空腹時に家族のおやつに用意した小豆バターのコッペパンをバンにやることにしました。「ばんちゅうた」と言っても食べないけど「星飛雄馬」だと間髪を入れず食べる。「はながたみつる」は食べず、「星一徹」は食べる。「さもんほうさく」は食べないで、「星明子」は食べる。夫と娘に、「バンって巨人の星好きなんだよー」って説明したら、「何だ,そのパン俺食べたかったのに」だって。少しはさ、バンと遊ぶ気持ちが大切なんだよ。だからいざという時にあんたたちの言うこと聞かないんだよ。

ずっこけ5人組

2009-01-19 06:53:46 | Badminton
 ジュニア活動は子どもの育成だから、本来スポーツだけに関わっているのでは不十分です。学校の先生が部活を見るように、文武両面から攻めることができればどんなにいいだろうかと思いながら、行動に移さずにいた。しかし、ずっこけ(男子だけ)新チームに切り替わった今こそと立ち上がったのです。
 練習の中に勉強を組み込む。事始めは徒然草冒頭の書写と暗唱。案の定、半数以上は鉛筆の持ち方が悪い。ほんの少しの時間のことなのに、無言で集中できない男ども。目指すチームにはあまりにもほど遠い男子チーム。ため息が出る。が、毎年男子はこんなものだったかな?スポ根成長物語の始まりは、たいていこんな感じ。ドラマならこれが劇的に成長を遂げるんだけど、それを実現するまでの過程は忍耐の連続になりそうだし、指導者が途中失速しないように気をつけよう。
 いつまでもゴロゴロしていて叱咤されている男子の脇で、何でも涼しい顔でピタリときめる女子チーム。試合やれば、女子の方が強い。これじゃどんどん女子がしっかりしていくよね。社会の構図を見るようです。

チーム力

2009-01-18 07:08:45 | Badminton
 今年最初のサタデークラブ。暑いとか,寒いとか,雨天だとかで集まり悪くなるから,寒いからそんなに来ないんじゃんと思ったら、40名ほど出席でした。いつになく多い。手伝いに来てくれた西武台生を全員木間が瀬小に送り出してしまった。
 全体均等に分かれてノック列作ると、半面5人。ごった返すけど,ある意味活気あるいい人数。
 サタクラを終えると、そのまま川間ジュニアの新年会に突入。いつものことながらお母さん方の食事準備がすごいです。カレーと豚汁だけかと思いきや,それぞれの家庭料理がバイキング形式で並び,とり放題,食べ放題。「昔はガスト弁当だったことありますよね。」って昔を知る卒業生は、バイキングにびっくりしていたけど、そうだね、そんな時代もあったね。何かやろうと手を挙げる。人を集める。そこまではできる。しかしその集団がワイワイガヤガヤと楽しめるかどうかは、集団力が左右する。
 居心地がいい、いいチームです。

人の所業

2009-01-17 07:04:23 | ライフスタイル
 14年前の朝、神戸で大地震があった。阪神淡路大震災。夫は毎朝5時20分に家を出ていたので、送り出してしばらくした頃ニュースが流れた。娘が8ヶ月になった頃のこと。大きな地震が起きたらしいという程度の情報だったが、朝の情報番組が始まる頃には、崩れた駅の映像が流れた。夕方、スイスに旅立ったガボンの夫婦から安否を気遣う電話がきた。大惨事となったこの地震、日が経ち、「これが東京で起きなくてよかったですね」と神戸で被災した人が言った。被災者の方には申し訳ないけど、本当にその通りと思った。また、早朝だから良かった。これがラッシュアワーだったら大惨事となっただろうと思った。
 それから2ヶ月後、地下鉄サリン事件が起きた。東京で、ラッシュアワーの密閉した地下鉄内で。人間のやることは最も恐い。自然災害は無作為に起きるけど、人為的なことは最も危険な状況をピンポイントで狙ってくる。
 ニューヨークで起きたツインタワーの件もそう。戦争なんてみんなそう。
 バンはホースが恐い。傘も恐い。ペットボトルだって恐い。些細なことにびくびくするバンに、「バン、一番恐いのは人間なんだからね」と説明してやるけど,ニヤニヤしながら手を甘噛みして話を真剣に聞こうとしない。最後の縫い直しからゆうに2週間過ぎ、もうそろそろいいだろうと庭に放してやると、もう走りまくり。鳥追いかけ放題。穴堀三昧。このまま人間が最も恐いことを知らずに生を全うしてほしい。


 

気合い

2009-01-16 07:48:11 | ライフスタイル
 娘の高校入試を翌日に控え,夕食は特別メニューを用意する。
 特に手をかけ,気を入れてつくる。特別だからってごちそうというわけではなく,作る手間が多く,忙しいときにはできないもの。それはコロッケ。サイドメニューとデザートにも気を入れておく。そしてご飯は玄米。そう、その玄米ご飯を炊くにあたり,少し精米して,出たヌカを玄関脇のモクレンの木の下に捨てに行くと。
 毎日出るヌカを庭に蒔いておくが,最近は同じ場所に捨て続けていた。どっさり捨てても,翌日見るとほとんどなくなっている。そして周囲に無数の鳥の糞。バンがつながれているから、「再近チョー穴場あってさー」って口コミで集まって来たんでしょう。
 ヌカもって玄関出ると、ワーッとスズメが電線に飛び上がった。その数10数羽。皆まるまる太っているから,電線がたわんでいる。食事を邪魔する奴めって風体で、いまいましそうに全員で見下ろしている。感じワルッ。隣の白ネコにやられないように気をつけるんだよ。

放課後の談笑風景

2009-01-15 08:02:51 | バネ
 4時、放課後直接学校からゾロゾロと中学生達がバネに入ってくる。水曜日独特の放課後のゆったりした青春を持ち込んでくれるから,水曜は結構好き。
 とりあえず何かで腹ごしらえして,外が明るい時簡にぼちぼち勉強に取りかかるムードも好き。やって来た一人がクロッキー帳抱えていたから,開いているページを広げてその青春を切りとる1枚をスケッチした。この雰囲気を画用紙の空間に閉じ込めたい衝動に駆られたから。当然、描き上がるとみんなワーッとよって来て,しばらくがやがやしてそして授業。
 2日後は私立高校の入試。最後の追い込みで、それぞれの逼迫した質問が飛び交う授業に入るのでした。



下が強い理由その1

2009-01-14 07:26:32 | Badminton
 バドミントンは道具を使うスポーツだから,それなりの時間練習しないとそれなりにならない。だから野田市でとりくんでいるサタデークラブみたいに月に1回程度では、バドミントンで遊ぶで終わってしまう。だからサタクラに来る子には、「あたる」楽しさ。更には「打ち続ける」楽しさを味わってもらおうと思っている。そうなるといわゆるフライパン打ちでも「まぁいいか」ってことになってしまうのです。これがジュニアになると最初はそれで良いにしても,いつまでもそのままでは先はない。となるが、実は大きな落とし穴は、最初はそれでいいの感覚です。サタクラから移行して来たり,中学年から始めたりすると,とにかく当てたい,とにかく打ち続けたい、そして早くみんなに追いつきたいから始まるから,活動が軌道に乗って来た頃にはフライパン打ちが固定してしまいがちです。幼稚園児や低学年生だと力がないからガンガン打ち合うことできないために,我流フライパン打ちのまま打ち続けることにはならないけど、それなりに力があると,力任せに打って飛ばせるから,一層その打ち方が定着してしまう。先日もそんな子に遭遇し,もっと最初に徹底すべきだったと反省しています。しかし、最初に基本練習ばかりでは、楽しくないとやめてしまうかもしれないという懸念から,楽しさに迎合した練習になるのはやむを得ない部分もあり、これもいたしかたないこと。だから兄姉がジュニアにいると,その下の子は強いのです。導入での余計な気遣いいらないし,基本練習の大切さを親子ともども解っているから。
 思いたったが吉日。直したいと思ったときにしっかり直してあげよう。