バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

気持ちだけ走り続ける年末

2008-12-31 06:33:41 | 川上犬
 野田ジュニア最後の追い込みで,中学校で練習させてもらう。
 朝のうちは体育館に様子を見にいく。みんな緊張しているのか,小さく固まっていて覇気がない。しかしいろいろたまっている用件を済ませないといけないから途中で抜け出すことにした。玄関飾りや,新年の挨拶を買い、さて庭掃除と窓ふきするかー、と急ぎ足で帰宅すると。
 バンの腰から血が噴き出していた。昨日縫い直したところがまた開いていた。医者は昼で終わってしまう。そのまま年末年始休暇に入ってしまう。あと10分で12時。
 バンを車に乗せ,ダッシュで医者へ。
 診察室に入る瞬間,昨日の痛い思いがフラッシュバックしたバンは、というより普通は車に乗せられた時点で気づくでしょ,入口で尻込みするが,騒ごうが泣こうがやるしかないのです。キャンというよりキャーキャー悲鳴をあげ、それでもやめてもらえないとわかると、急に怒った風のウオンという声にかわり,途中声がしゃがれ、息継ぎしながら泣き,治療は無麻酔のまま終わりました。とにかくしっかりたくさん縫ってもらいました。うちだけ特別騒ぐのかと思ったら,みんなこんなもんですって。「猟犬だけは鳴かないですよ。」うちも一応猟犬です。山で鹿を捕る犬なんですが。猟犬と言っても洋犬はですって。「ポインターとか,セッターは我慢強いからピクリとも動かないんですよ」ということです。ヘー、すごい。とは思うけど、痛くなくてもバンは動くでしょ。そんな会話をしながら処置終了。今年最後の患者となったバンなのでした。
 家に戻り,朝出したリサイクルのゴミ箱を片付けるともう午後のバネの時間。バンと私.実に徒労の2日間。

衣替えしたエリザベス

2008-12-29 12:28:14 | 川上犬
 ようやく迎えた抜糸の朝。
 エリザベスを返すから,厚紙をはがして病院へ。
 「なかなかいい状態ですね」と優しく声かけられながら,痛がる様子もなく抜糸完了。ただ,むき出しの傷が何とも心もとないので、今後の生活態度について質問すると、「まだ1週間はエリザベスつけて安静にしていてください」だって。やれやれ、あともう1週間ですか。会計540円を済ませ,車に乗せ,家の駐車場でおろすと,なんと傷から血がー。ポタポタと落ち、更にはミュワーっと吹き出して,傷はパッカリ開いてしまった。結局そのまま病院へ逆送。開いた部分のみ,麻酔なしで3針縫う。ヒーヒーキャンキャン騒ぎながらも、処置は終わり、これで2年エリザベスが決定したのです。
 もう一度厚紙を貼付け,エリザベス装着し,お互いくたびれ損の数時間なのでした。

 

家にいて人間化してきたバン

2008-12-26 23:03:55 | 川上犬
 冬期講習および朝練2日間終了。やっと少し休憩。
 バンはすっかりよくなったようだけど,いつまでも家犬生活から抜け出せない。
 昼間は外で過ごすようになったけど、寝るのはリビング。「今日で最後だからね」と言いながら,毎晩うちの中にいる。というより、入れてしまう私。
 でも本当に今日で最後だからね。最後だよ、絶対。
 家の中で飼っている犬は,人の会話に触れる機会が多いから言葉がよくわかるようになるというけど,確かにこの10日ほどでメキメキと人間らしくなったバン。あうんの呼吸で反応することが増え、要求を伝えることが多くなってきたし、そばから離れなくなった。それだけに側に置いておきたい。
 抜糸まであと2日。
 抜糸は麻酔をしないというから,きっと診察台で大騒ぎになることでしょう。やれやれ。

 

サンタさんがやってきた

2008-12-26 07:11:26 | Badminton
 昨日から恒例の朝練。到着に5分遅れてしまったら、ほぼ全員そろって黙々とアップ始めていた。いつもなら自由に打ち合って遊んでいるんだけど,いつもと雰囲気違う。なかなかやるじゃんと思うけど、あえて褒めない。あたりまえのこととしてやりすごす。実際あたりまえなんだから。そのくせ,最初に小言を言ってしまった。「水は低きに流れる」と説明し,意志を持たないと低い方へ流されると説明する。こんな話を聞きながら、ギラギラした目の子が数名。
 そのままギラギラ感持たせて朝練を引っ張った。
 終わりに「昨日サンタさん来た人」と質問すると,女子は数人手を挙げたけど男子は0。「男子誰もいねーじゃん」ってキャハキャハ笑って、さらにはにやけている。言いたいことわかるけど,感じワルっ。
 信じること。夢を持ち,その夢は叶うと信じること。これが大事だし,そういう人のところにしかサンタさん来ないんだと力説しておいた。サンタさんがくれるのは目に見えるものだけじゃないからね。
 そして夜訃報が入った。バドミントン界のサンタさん。子供達に夢と未来を運んでくれていた、尊敬する大先生です。昨年の関東大会で、全小を千葉でやる話が決まったとき「大会を開くのは大変だけど,小学生の大会を持ってくるとジュニアのレベルあがりますから,がんばってくださいよ」と励まされた。いつもシャンと立っているので,椅子を勧めると「私は長いこと教壇に立つ生活をしていたから,立つことは慣れていますから」と。バネで椅子に座っている時、いつもこの言葉を思い出す。
 ご冥福をお祈りいたします。



灯台下暗し

2008-12-25 12:27:01 | バネ
 「とうだいもとくらし」のことを長いこと「灯台下暮らし」と思っていた。灯台の下に住んでいると,光が届かず,なんだかよく見えないし、他人ばかりを照らしていても自分の足下にいる身内に十文目が行き届いていない、といった独自の解釈を続けていたわけで、まあ意味的には大体合っている。4畳半一間の裸電球のアパートで家族がうすぼんやりした部屋でちゃぶ台囲んでいるイメージがあった。その粗末な家は海の上に、いかにも不安そうに浮かんでいる。状況改善しようと、かろうじて灯台の足場にカモメの巣のように張り付いて暮らす。これでは無理があるから,ある時は,この家族は灯台の中で海の安全を守る生活をしているけど,実は自分の安全は十分守られていないんだ、などと無理矢理イメージを膨らませていたけど、これも不自然です。
 などと間違いの披露をしたいのではなく、じつは「灯台下暗し」に気づき、アンビリバボーと叫びたいようなことがあったのです。
 昨年の中3受験生。国語テストの本文読まず,設問だけ読んで解答している子がいて、それを直したら急に国語の点数あがったという話を今年の中3生にしていたら、「えっ?うちもそうしているけど。」ええー、そんなー。だから学年進むにつれ国語の点数落ちてきたんだ。灯台下暗しとはまさにことことです。いつも最も近くで見ていたのに,気づかないできたなんて。

1日早いクリスマス

2008-12-24 16:32:23 | ライフスタイル
 孫にクリスマスプレゼントを贈りたいから何がいいか、と毎年聞かれる。特に返事しなかった年は、1年前だったら着れただろうサイズの服が届いた。わざわざデパートで買ったものだけに、なんともいえない。
 そこで今年はクリスマスケーキを贈ってくれるというので、家族で揃って夕食が食べられそうな23日を指定した。1日中留守にしていたから大丈夫かなと勇んで帰ると、届いている様子はない。不在通知もない。おかしいな、今日にしたはずなんだけど。
 ケーキがないまま夕食を終え、もう全て終了しようかというその時チャイムがなった。
 ケーキだった。
 70才は超えていると思われるおじいさんが配達してきた。こんな時間まで配達の仕事しているなんて。「とどかなーい」ってクレームの電話いれなくてよかった。チルド便のはずだけど、少し解け始めている。おじいさん、常温配達しちゃったかなー。
 一応ロウソク立てて、にわかに1日早いクリスマス会になった。「おれもおれも」ってバンがおすわりのまま足踏みしている。バンはだーめ。チョコケーキだから。残念でした。  



快適に慣れるのは早いが

2008-12-24 09:43:23 | 川上犬
 ニュージーランドからやってきた記者が東京で3ヶ月間過ごし,最初は違和感あった東京暮らしだが、今やこの快適さにどっぷりつかっているとの記事が新聞に載っていた。電車待ちは常に数分以内。どこにも自販機があって気軽に欲しいものが手に入る。そうだね。ニュージーランドからやってこなくても,長野からでも最初は東京生活は驚きの連続でした。18で上京し,池袋駅を拠点に生活を始めた。前を歩いている女子高生軍団からはらりと何かが落ちたから、「落とし物ですよ」と拾ってあげようとしたら、それはポイ捨てされたガムの包み紙だった。日暮里駅の階段で大きな荷物を抱えたおばあさんがえっちらおっちら歩いている脇を,誰も手助けせずに通り過ぎて行く。どうしたものかと悩んだけど、それは行商のおばさん達だった。そんな東京の不自然さに鈍化して行く一方,快適を当然なものとして体に染み付けて行ったのです。まあ,今日はこんな昔話を繰り広げようというのではなく,快適生活はいとも短期間にアタリマエのものになってしまうかということを言いたいのです。
 そうです、それは多くの人が懸念しているバンのことです。
 1日4回の散歩。エサは薬を混ぜやすいようにと,缶詰のやわらかフード。それもエリザベスが邪魔だからと、フォークで口まで運んで食べさせてもらう。暖かい部屋の布団で過ごし、夜は飼い主が同じ部屋で寝てくれる。快適さに慣れるには1週間でもう十分。そろそろ外犬リハビリを始めようかと外につなぐと、ヒャンヒャンと高い声で泣き続ける。 しかし昨日は小学生の強化練習会に行くために,術後初めてながーい時間外で過ごさせました。夕方帰宅し家に入れると,布団にポタポタと血液が。せっかくきれいに治ってきた傷をいためてしまったらしい。やっぱりまだ一人にしておくのは早かったのかー。傷の方は全然痛そうじゃなく,やっと布団に戻れてぐうぐう眠るバンでした。

古き良き野田ジュニア

2008-12-22 08:52:41 | Badminton
 昨日は野田ジュニア企画の強化練習会。遠路はるばる山梨のジュニアや,松戸からも参加してキッコーマン体育館で。
 Aチームで伝え伝わっている1時間ほどのアップを全員でやる。チャイナステップやフットワークは6つのグループに分かれて、野田ジュニア主導でやってもらう。普段の練習でも目的持ってやっている子と、ただ流している子。流している子は集団の中に隠れて目立たないけど、この日は流し練習選手も小グループを仕切らないといけなくなり、練習の順番すらあやふやだったり,よくわからないでやっているから見本にならなかったり。そんなんだから流しリーダーに当たったグループはしどろもどろのアップでした。この集団をよく見ると,要領いい子はしっかりリーダーに張り付いて充実したアップしている。こういう判断力と要領のよさや積極性は才能のうちです。
 いつもああしろこうしろと口うるさく指導しすぎたから,さっと自分たちで行動できないんだね。6つのグループに分かれるように指示しても,男子は仕切る人もいなかった。このあたりが野田ジュニアの次年度の課題です。さらには「最近の野田ジュニアは個性的な子が増えましたね」と言われたそうですが、この言葉の真意はフットワークもフォームもめちゃくちゃ選手が増えたと言いたいのです。耳が痛い。子供主導で練習してはいい加減フットワークの繰り返しになりそう。いきなりおっぱなすのではなく、いったん矯正しておかないと。冬休み練習はこの辺りをテーマにします。なんていうと「フットワークと素振りじゃ行くのやめよう」っていう選手増えることでしょう。
 午前練習を終えると,お母さん達が用意してくれた豚汁をいただく。こういうサポートは本当にありがたいです。豚汁おかわりして、子供のお椀に七味振りかけてあげる。
 午後は中3のバネ。
 私立生も定期テスト終わり、いよいよ入試追い込みです。テスト練習しながらも、教室内のこの子達みているうち、この代の野田ジュニアを思い出してしまう。この子らは何かヒントを与えられると、みんなで額寄せて相談して子供の知恵なりに何かを形にしようと行動した。
 あの時をもう一度って感じです。
 
 
 日光浴で療養中のバン 抜糸まであと7日

 

パンツをはいたバン

2008-12-20 22:04:26 | 川上犬
 朝から川間ジュニアがあり、バンおいて出かけることをためらいながら、出かける。
 体育館に着くと、皆さんから「バン大丈夫ですか」ってお見舞いの言葉が。傷なめ対策として、バンにパンツをはかせればいいというアイディアまでいただき、早速やってみました。
 装着後は、「また新たな試練か」と半ばあきらめながらしょぼくれ顔でこの状況を受け入れてくれるのかと思いきや、厚紙エリザベスで溜まっていたガマンは限界点に。「なに、これっ!なんなのー!」と大暴れ。あえなく数分後には脱ぐことになりました。
 午後バド関係の打ち合わせがあり、私は家を空けられないからと、関係者にわざわざバネにきて頂きました。「こいつのせいでこうなったのかー」と、そういうことなんです。回復が遅れると全小はパスする旨伝えると、「早く治すんだよ」と優しい言葉をかけてもらっていたけど、本当、早く治ってくれー。
 しかしそうこうするうち、顔つきもしっかりしてきて回復の兆しが見られるのですが、それと同時にいつものバン臭が漂ってきて、そろそろ家犬にしておくのは限界かも。散歩から帰ると当たり前のようにテラスから家に入り込み布団でくつろいでいるけど、そろそろ外での療養も考えてもらわないと。

 



1問1答

2008-12-20 07:05:14 | バネ
 金曜クラス、年内最終。小学生は冬期講習ないので、2008年最後のバネです。
 よってアップダウン形式で4月からの学習内容をクイズ形式で出題する。1問できると1ポイント。どんなにポイントを重ねても,1問ミスると得点は一気に0ポイントに。10ポイントゲットで,めでたくハワイ旅行!なんて企画は用意していないけど、小さなご褒美くらいならだせます。
 国語と算数を混ぜる。単なる計算ならできるけど,文章題になるとだめなんだよね。また単位で少しひねるとだめ。まだまだ問題解いている量が少ないクラスです。1月からはプリント昇級形式で,これまでの内容の定着を図ろうと思う。
 と、そんなわけでなかなかポイントを積み上げられず,ミスがでると全ポイント失うことに、「ありえない」と憤慨していたけど,パフパフって効果音付きのボーナス問題を生かすこともできず、今年最後の授業でありながらポイントはしょぼいまま終わってしまった。残念。
 今高一の子達のクラスでよくやりました。入試仕上げの1問1答を、気分転換兼ねてクイズ形式にしたのです。あわや10ポイントの直前で難問出して盛り上げたり,たまに10ポイント達成させて,商品渡したり。あの子達は今?クラス内の偏差値35くらい開きがあったけど、クイズになるとそれなりに全員参加できる雰囲気を持ったクラスでした。
 さて,こんな授業している間も,バンはバネで寝てます。傷が痒くなってきたのか、しきりになめてしまうから、前回より徹底的にエリザベスを補強したところ、この状況は受け入れがたいといじけ,固まってしまった。
 抜糸まであと9日。

 

 

鳥の楽園

2008-12-19 09:35:38 | 川上犬
 バンの看病で明け暮れるうち,すっかり年の瀬ではないですか。
 ギャラリー輝の年賀状をチャチャッと作る。とりあえず用件ひとつ終了。うちの分はこれから。
 バン、散歩とご飯のとき以外は家の中で寝ている。今までは丸まって寝ていたけど,体を伸ばして寝るようになったから,少しよくなってきているのでしょう。やはり少しどこか痛いくらいの方がおとなしくしているからいいかな。
 こんな状況を数日続けているから,庭は無法地帯と化している。ほんの少し立ち寄っただけでもバンに追い回されていた鳥達が、このときとばかりに大挙押し寄せ,やりたい放題。スズメだけでなく,もずの他,青とかモスグリーンの小鳥達が,木からぱらぱらと地面に舞い降りる姿は、まるで葉っぱが散る時のよう。食べかけで変色しているリンゴと,痛んだみかんを刻んで庭に投げてやると、みんなコナラやエゴの木の上でじーっと見ている。こんなことできるの今だけだよ,皆さん。抜糸まであと10日なんだから。
 
 
 体伸ばして寝るのは進歩

すっかり病人なバン

2008-12-18 07:41:44 | 川上犬
 すっかり病人になってしまった,バン。
 一日中家の中で同じ姿勢で寝ているのみ。
 傷がないほうを下にして丸まって寝ているから,1時間もすると体が疲れるから立ち上がり,逆側で座り直そうとして,腰がつく瞬間「あっ、痛い」と言って立ち上がり,しばらく回転してまた座り直そうとし、「あっ、痛い」。そんなことを数回やって,またもとのサイドを下にして座る。こんなことを1時間おきにのそのそやっている。更に悪いことに、どうしたものか右前足まで痛くなってきたらしい。床に着けると足の裏が「いたーい」らしい。
 いつ急変するかもしれないので、夜はリビングに布団をしいて添い寝することにした。「避難所生活みたい」なんて夫はお気楽発言。
 ご飯は食べる。でも水はほとんど飲まない。外へいこうともしない。
 朝起きたら治っていますように、と祈るような気持ちで就寝するがバンの体位変換で互いに熟睡できないでいたが,朝方バンが上から顔覗き込んでいる気配で目が覚めた。
 昨日とは違って目に勢いがあった。
 散歩行きたい、という。
 外に出したら元気よくぐいぐい引っ張り,痛いはずの右足で気合い引きするではないですか。
 まだあまり歩かせては行けないので,さっと済ませ家に戻ると、またすっかり病人らしいバンに戻り,右足もかばっている。
 エリザベスカラーのサイズが合わないのか傷をなめることができるので,カラーに厚紙はりつけ届かないようにしたら、ただでさえうっとうしいカラーに「何したの!」と納得いかないバンは、しばらく抵抗していたが,ふてくされてしまった。呼んでも尻を向けたまま,いっこうに反応しない。
 がまん、がまん。
 抜糸まであと11日。

 
 オーイ、こっち向いてくれー

バン、ピンチ

2008-12-17 08:34:44 | 川上犬
 バン、手術後は元気だったけど,昨日の午後からは寝てばかり。動き回らないと傷への負担無くて助かるんだけど,こう元気ないとお互いしょぼくれてしまう。こんな状態なら、落ち着き無くて困ってしまうくらいの方がマシ。
 結局準備した小屋で最初の晩を過ごしただけで、昨日は授業中はバネ,その他はずーっとうちの中で過ごしている。
 抜糸まであと12日。

 

 さて,先日聞いた新手のオレオレ詐欺未遂事件。
 上田の友人がスーパーで買い物中バッグの脇ポケットから携帯をすられた。すぐに思い当たるところを探したけど,結局見つからず、最終結論は、「あー、あすこですられたんだな」となった。それが数日後千葉市内で捨てられていたという。警察曰く、盗んだ電話で登録されているアドレスに泣きながらかけるんだって。紛失後に全てのデーターにロックかけたから,使えない携帯を捨てたんだろう、と警察。
 ポケットなんかに入れていると危ないね。スーパーじゃ,日常空間でしょ。
 あの手この手工夫してきますね。携帯置き忘れて丸一日見つからないなんてことあっても、そのうち出てくるだろうとのんびりしていてはいけないのです。すぐにショップに連絡してロックかけないとだめだね。


バンの手術

2008-12-16 07:14:57 | 川上犬
 ずーっと気になっていた。バンの腰にできたしこりをとることになった。とるったって、そんな簡単にポイってわけではなく、獣医さん曰く「大手術」なんです。
 太ももの付け根を14針縫うくらいの大手術。
 12時に病院連れて行き、4時には迎えに行ったから、大手術とはいえ日帰りでした。普通は入院するんだけど、バンはちょっと手強いから自宅で様子見ることになりました。
 今日この日を迎えるまで、ちょっと削る程度の簡易手術だと飼い主まで思っていたわけで、診察台で術後の注意事項をいろいろ聞くと、抜糸するまでは家の中でじっとさせておくこと。基本的に散歩もだめ。走り回ると傷が開いてしまうから。さらに「お腹切ったならそれなりにおとなしくしているからいいけど、この辺りは痛みないから元気だから大変なんですよ」って追加された。
 バン手術中家に戻りながら、抜糸までの2週間どう生活しようと考えてしまった。あのバンが2週間も家の中でおとなしくしているわけないし、お互いストレスたまりそう。これまで庭に放し飼いにして、自由奔放に育ててきたつけがー。
 そこで妙案。小屋に閉じ込めておこう。大型犬になるとの見込みで買った鍵がかかる半畳ほどの犬小屋が活躍することになった。小屋をテラスに移してリビングと目と鼻の先におくことにした。一応清掃し、消毒し、布団を新しいものに取り替えバンの療養所完成。
 しかし、案の定、元気なんです。顔についているシャンプーハットみたいな邪魔臭いやつに手こずりながらも、小屋に閉じ込められているこの状況が納得できないで吠え続けるバン。こいつはもう少し頭いいと思っていたのに,やっぱりただの犬かい。それより傷は痛くないのかい。
 夜,湯たんぽを入れてやり、落ち着くまで小屋の前で一緒にいてやると,落ち着いて寝てくれた。
 抜糸まであと13日。
 
 

里帰りする絵

2008-12-15 10:15:09 | 
 新築祝いに父から送られた絵。
 ギャラリー輝オープン時のリーフレットの表紙にしたので、そのままギャラりー輝に展示していた。それが数年ぶりに戻ってくることになった。絵を車に積み込み、さて野田へ帰るかと駐車場出ようとしたそこへ1台の車が入ってきた。なんと野田の人。北向観音参拝してギャラリーに寄って帰ろうというのでした。さっきまで私も北向観音にいたけど、帰り裏道通ったからすれ違ったんだね。もっとも野田にいたっていつもすれ違うばかりでめったに会わないのに、ほんの一瞬座標が重なったのです。
 まぁまぁお茶どうぞということになり、車のエンジン切りもう一度ギャラリーへ戻ることになった。
 「あれ、ここにあった紅い浅間は?」
 どうやらあの絵がお目当てだったらしいです。残念でございます。今車の中です。
 偶然っておもしろい。
 今度うちに拝みに来てください。

  
  朝起きると山は銀景色