バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

JINあれこれ

2011-06-27 13:30:45 | 感動
 ミーハーだけど、JINに夢中になり、最終回を迎えた昨晩。「最後どうなるか教えましょうか?」なんてコミックの内容をしゃべろうとするバネ中学生に、言うでない!とどんな授業の時より力を込めてまでして迎えた最終回。ドラマは残り30分で核心に急降下していく。そして最後に南方先生が手紙を読むシーンで、ふわりと着地。多少ん?を残しながらも画面は無情にもエンディング。わかったようなわからないような。娘は「わからないの?」って言うけど、わかるんだけど、なんかしっくりこない。しかし時間が経つと、ジワジワといろんなモノが見えてきて、そうだよなー、そうか、そうだったんだといろいろなモノがはっきりしてきて、今はすっきり。
 絵は線をあえて見せない。見える物をはっきり見せないで、そこにあるものを見る人の想像に任せる。だから写実的な作品は一見してモノがわかるだけに、すぐ飽きてしまうと言われるのですがね。
 1晩たってドラマの内容を反芻して見えてきた。しかしこの場合問題なのは、ドラマを録画したわけじゃないから、1度限りの視聴の記憶をたどるのみ。大事なシーンにトイレ行っていたかもしれないし、電話がかかってきて欠落している部分があるかもしれない。何よりもっとも懸念するのは、前編からの内容を全て記憶できているわけではないだろうってこと。最近は忘却のタイミングが速くなってきている。買った服忘れて、同じようなの買ってしまうくらいだから、自分は作者が仕掛けた部分の数割にしか気づいていないような気がする。また記憶を呼び起こすのに少々時間がかかるから、娘みたいにエンディング時に「あー、そうだったのかー」とはならないのですよ。
 
 

色が伝えるもの

2011-06-25 07:46:49 | ライフスタイル
 緑のカーテンプロジェクトでキューリ初収穫の日を迎えた。一度に4本。バネ始める前に即席漬けにして冷蔵庫に入れる。そしてバネ終了後にワクワクする気持ちで一切れ食べると、まったく塩味がない。あれ、塩入れるの忘れたかな?って塩をふりかけて食べると甘い。えっ?なめてみると、かけたのは塩ではなく砂糖。がっかり。
 ということはここに塩を補充したのは、数日前。この間、このケースから塩何に使ったかと振り返ると。隠し味的に卵焼きに入れた。パン焼きで使った。そして何よりも大量に使ったのは、バンのエサめがけてやって来るナメクジ対策。そうか今思えばあの時のナメクジ達の微妙な反応。いつもなら塩かけた途端にシュンってなるのに、あの時は「ん?」て身を伸ばし振り向いた。なんかいつものような効き目ないからと執拗にかけ、さらにはエサ周りに塩サークル作っておいた。そしてその後起きたのは、その辺り一帯に群がるおびただしい数の小さなアリの襲来。ナメクジにも群がっている。そうだったんだ、ナメクジの天敵はアリだったのか、なんて思っていた。あれは砂糖だったからか、とちょっと情けない気持ちになる。
 そして砂糖を取り除きケースの中身を塩に入れ替え、念のためなめてみると、甘い。ありえない。また、入れ間違えた。なんで間違えたのかと塩の袋をよく見ると、充填したそれはなんとグラニュー糖。これは御菓子作りのために以前に買っておいたもので、引き出しの置にずーっと以前からあった。袋のパッケージがブルー、正確に言うと紺色だから、いつのまにかそこにあるそれは塩だと認識し続けていたのだった。これが砂糖なら充填時のドサッと感で気づいたはず。しかし運悪くグラニュー糖はザラッとサラサラしていている。
 砂糖は赤。塩は青。暖色系と寒色系。そうやって家のケースも色分けしてきたのに、なんでグラニュー糖の袋はブルー系なの?

失敗は、振り返らずにはいられない。

2011-06-24 08:23:50 | ライフスタイル
 相変わらずタイムリミット的な仕事をしている。何時までに仕上げる。あと1時間などと限られた時間で、能力全開集中攻撃的。こういうときは息を止めがちなのか、途中貧血になったりする。絵を描くときは特にそう。1時間くらいすると突然具合悪くなる。そして10分ほど休むの繰り返し。
 時計を見ながらせかされるように集中して、やっぱり本日もいつもと同様ぐったりした。
 先日の大雨の中、水没しそうになりながら、車は止まりそうになりながら、わーわー言いながら、そして車内からは「集中!」と言われながら必死になって運転した。その翌朝、眼球に血の固まりができ、頭が痛い。あの運転時集中の後遺症かと思う。かなり力が入った証拠ですね。酸欠になっても10分程度で回復するのなら、日頃の集中は大したことがないということがわかった。また翌日に後遺症を残すくらいの集中のレベルも体験できた。
 ピンチの時にこそその人の本性がわかるというけど、さすが友人。「こんな体験めったできないよ。これを楽しもう。」って発想の転換を提案してきた。さすがポジティブシンキング。「このまま野宿するつもりだった」と我が娘はある意味潔い。行くの行かないのと優柔不断な私。家に戻っても、16号に出る前に横切ったはずの7号の位置を地図を何度も見ながら走った記憶を辿る、未練がましい私。さらには時間がある時に、あの道をもう一度走って、どこでポイントを間違えたかを確認しようと思っている執念深い私。

価値観というもの

2011-06-23 11:02:11 | ライフスタイル
青年海外協力隊で活躍していたS君に久しぶりに会う。この青年は派遣前に、指導方法を学びたいとのことでジュニアの練習に何度か参加していた。集合時には子供側に並んで「お願いします。」って声をそろえて挨拶しちゃうようなキャラで、常にこの人大丈夫かな?って脳裏に残るタイプ。サバイバルだったであろう海外体験を経て、たくましくりりしく変貌していると思いきや、見た目的には変わらず。実際話してみると、やっぱり変わらずなんともノラクロ的でした。しかししばらく一緒にいてわかったのは、この人だからこそ出来たことがたくさんあったのではないか。人と人をつなぐ。金具や釘でつなぐならしっかりくっつく。しかしその場合、多少なりとも相手に無理な力が加わる。彼の場合は接着剤でつなぐって感じ。相手の力も借りながら、粘っこく寄り添う。
 ゴールやそこへ行くまでの道のりの見え方は人によって違う。だから進み方は人それぞれなんだろうけど、S君の場合どんな風に途中の景色が見えているのだろう。木の茂った山道なのか、なだらかな草原なのか、それとも砂嵐の砂漠なのか。少なくとも自分とは全く違うものでしょう。
 自分の景色を絵で表現するのもおもしろいかも。

ゲリラ豪雨に右往左往

2011-06-22 15:25:07 | ライフスタイル
 インターハイ予選を全て終了し車に乗る。道が混まなければ1時間半ほどで帰れる。
 帰路は順調なんだけど,利根水郷ラインを走行中,はるか前方でピカピカ稲光が!ナビで位置を確認すると,危ない雲の固まりは柏野田方面。これから向かう先。
 あれは落ちたな、って思える直線的な稲妻光線がビリビリする方にまっすぐ進む。でも雨は降っていない。このまま一気に行けば農道を抜けて7号に出て30分程度で帰れそうだから,劇裏道の農道を選択した。実はこの時ちょっと躊躇した。もしゲリラ豪雨で増水したら,田んぼ道は危ない。でも走り抜ければ10分程度。
 前方の雲はますます危なくなり、竜巻様にとぐろ巻いている。「このまま3人一緒に飛ばされて,着地したりして」などと車内の面々は馬鹿なこと言っているから、着地時に舌を噛まないように気をつけようと進言しようと思うが,口にせず。農道は通常混む事無いのに,途中で渋滞。田んぼに突っ込んでしまった車をレッカーしていて片側通行になっていた。事故車の脇を、気の毒にとチラ見しながら通り過ぎたその瞬間,いきなりの豪雨。前が見えない。前を行く車のテールランプだけがたより。この田んぼ道を進むと最後公道に出る直前、細い土手道を通る。そこはこの雨じゃダメだろうと思う。同じことを思ったのか前の車は突然左折。ここから公道を目指すらしい。振り切られないように付いていく。道が見えないから、とにかく必死で,ナビを確認することもなく、とにかく付いていく。冷静になればこの時7号線に入れたんだけど、どこで7号を越えてしまったのか。そうだ今思い出すと,必死についていく時,信号で振り切られないようにちょっと太い道を直進した。あの時だ、7号を越えたのは。どこをどう走っているのか何も見えないまま進むと、「16号だ!」ナビの表示を見て車内では安堵の声が。「とにかく大きい道に出ればなんとかなるよ。誰か助けてくれるからね」って言うけど、でも実はこの時私は少し不安があった。16号の理科大のあたりは水が溜まりやすいはず。
 結果その直後大水の中に突入し,右往左往することになった。前後は大水の島状のスペースで水が引くのを待つことに。警察官が出動していて、「今16号は行かない方がいい。こっちの道は微妙。」となんとも微妙なアドバイスがあり、出発するのしないのと迷い,決断し,ようやく帰宅。
 「無事帰れて良かった。」こんな一言が口々に出る。
 ナビは渋滞情報を示してくれる。同じ様に冠水情報がわかればいいのに。少なくとも土地の高低が色分けされていたらよかったのにとつくづく思ったのでした。すると助手席の方からは「次ぎ買うときは車高高い車にして。」
 次ぎはトラックにするかもしれない。

いろいろあって

2011-06-17 23:08:03 | Badminton
 高校生の県大会応援に行ってきた。久しぶりに行く天台の競技場。小学生の大会で行くときとはまた違った気分。娘が小学1年生のときからこの体育館でいくつもの大会を経てきた。この体育館のコートのあちらこちらにいろいろな想い出がある。あのコートで叱ってしまったこと、こっちのコートでのど元心臓な試合をしたこと。他の子の試合のベンチに入り,背中で試合の気配を読んでいたこと。あれから12年。
 他の学校の子達は皆お姉さんになっていて,小学生の時の面影がみつからない。無理な体勢で打つ時,体をクネってさせるあたり、お嬢な様が垣間見える。かたやこちらの学校の子達は,皆小学生の面影丸出し。まぁ強いて言えば、あの頃よりがっちりむっちりしたって感じで、お嬢らしさが漂う瞬間はない。そんな彼女達がベンチで大はしゃぎしながら応援している。まるで若葉カップ県予選のときのあの子達のあの時の姿。
 そこへプーさんのお母さん登場。そしていつものパワーゼリーの差し入れを置くと,すぐさま男子の会場へ。さすがプーさんお母さん。部員や応援のみんなで美味しくいただきました。青春の味、レモンゼリー。そしてこのパワーゼリー効果で男女アベック優勝でした。
 良い気分のままKさんの紹介で、我孫子の治療院へ。ここの先生は濃い。トークと施術に圧倒、感動。おかげでよく見えていなかった部分が、少しクリアになった感じ。その帰路、クーラーバックを届けにプーさん宅へ行くと、ここでまた不思議体験。
 濃い1日。

 

回転に対応する頭の回転

2011-06-13 23:40:56 | Badminton
 「卓球とバドミントンとの違いは回転です。」とは私の卓球の師の言葉。相手のかけて来た回転方向に即座に対応して打ち方を変える。「回転に対応する頭の回転が必要なんです」ってサラッとオヤジギャグをかましても、中高年の皆さんはギャグに無反応な回転の悪さ。
 卓球を始めた頃は,バドミントンの癖で相手ばかり見ていることに気づいた。打つ瞬間は自分の面に目を向けるようにするとうまく打てることがわかった。とにかく打ち合うことが課題であったときのこと。そして今わかったのは、相手の握り,フォーム、ラケットの面を常に凝視しながらラリーするのだなということ。相手を見ているには見ていた。しかし、それはlookでありwatchではなかった。じっとみる。下回転がくる。上回転で来る。瞬時に判断しそれに対応する。下回転と見せて上回転をかける。面を隠して打つ。また回転の強さやスピードも人それぞれなので,それに返球を対応させる。微妙な加減をその都度していく。実に深い。
 バドミントンでこれほど相手を良く見ているだろうか。
 他のスポーツをたしなむのも時には良しということで。

外国人への接し方,人編、動物編

2011-06-09 06:57:33 | 川上犬
 夏にカナダから練習にやってくる女の子がいる。カナダ人の食事ってどんなものかな、ってネットで調べてみた。イギリスと一緒で特にカナダ食というのはないそうで、また概ねイギリス人の食事と似ているということがわかった。シーザーサラダはカナダ発であるということも。
 イギリス人の子がやって来た時、できるだけ日本らしさで対応しようと思って、通常より清き正しき日本の食事にしたら、12歳の子はポツポツ頑張っていて、17歳の子は軽いノリで何でも挑戦していた。最も喜んで食べたのはおやつで出したポテトチップスとミルクティー。どこも一緒だね。基本、日本人の子どもが喜ぶような物を喜ぶってことでしょう。
 学生の時フランス人の家にステイした。そこでは日本人が来るからって準備してくれたのは,米料理。それはタイ米のような細長い米をドライフルーツとシロップ漬けして、ゼリーで冷やし固めたものだった。まずいとは言えず,飲み込むようにして食べた。朝はカフェオレをみそ汁のようなお椀に用意してくれたので、これは日本人だからの配慮かと思ったら,フランスでカフェオレはお椀状のカップで飲むのが普通とわかった。左手に1フランを握ってクレープを焼くと願い事が叶うという言い伝えがあるとのことで、そうやって一緒にクレープ作ったり,一緒に市場に買いもの行ったり、そういう日常体験が楽しかった。警戒心の強い黒猫がいてなかなか近づいて来ない。鏡張りのリビングルームで何か視線を感じるとふと顔を上げると,鏡に映る黒猫の凝視するような目。いつもそうやって遠くからこちらを観察していたが、その目が警戒から興味に変わり,最後は挑発になって腰をフリフリしてひょいっと膝に飛び乗るようになった。
 バンはどう対応するんだろう。バンってヤツは青年は大好き。少年ではなく,どういうわけか青年。子どもとおじさんの間。微妙に線引きのラインがあるらしい。この人になら何か任せても大丈夫だろうって思えるくらいの容量を身につけた青年以上,力仕事を活動的にこなすのはちょっと苦痛となる中年以下。これがバンのラインである。どうもこれは私が仕事頼めそうな人への気を読んでいるような感じがしないでもない。それとも青年臭か?では女の子に対してはどうなるんだろう。以前Yっちがステイしていた時,基本無関心だった。どっちが娘でどっちがYッチか,わかっているようなわかっていないような。二人同時に立った時,二人の顔を見比べていた。匂いとか声ではなく,見た目で違いを認識しようとしていた風。
 
 

成長の兆しをみせるゴーヤ達

2011-06-08 08:06:24 | ガーデニング
 体調不良によりバネを休んでしまった。いつもだと大イベント、大会とか講習とか入試、の後にホット一息で熱を出していたけど、ここ数年は熱もでず、周りがインフル最盛でもうつらなかったのに,不覚にも熱を出してしまった。急に寒くなったその日,具合悪いって言いながらバネに来た生徒数名。関東大会前でうつったらヤダなって思っていたら、きちんと大会後に発熱。
 それはそれとして、今朝ゴーヤ君達を観察するとビックリするほど一晩で成長していた。毎朝チェックしているけど、なんとなく葉にも茎にも勢いがないし下葉は黄色く枯れているしで、見るたびため息ついていた。それが朝見ると、葉が生き生きしている。一晩で編み目2つ分も成長していた。葉の数も急に増え,この調子なら緑のカーテンも夢じゃないかもと思えるようになってきた。暑い日が続き、晩に雨が降った。これがよかったのか。
 薬飲んで寝ている間に、こっちも背が伸びていればいいものを、そんなはずはなく、さりとて体重減るわけでもなく。

オフの過ごし方

2011-06-07 08:37:35 | バネ
 日曜日に体育祭があったので、月曜学校休みになった中学生達。バネの時間は夜だけど、勝手に夕方から来たり、時間通り来たり。そのほとんどに共通するのは、グタグタ感。皆口々に言うのは、今朝何時に起きたとか、今日は何のテレビ見たとか。要するに学校が休みになった平日にゆったりした時間を過ごしたということ。そして続く言葉は「あー、あした学校いきたくねー。」
 急に蒸し暑くなったから一層いけないのかもしれない。いつも通りの朝練から始まり、部活と勉強で時間に終われ、睡眠不足気味,疲労気味の体を引きずられるようにして過ごしている日常。そこにポッカリ休みができると、たちまちこうなってしまうんだ。休みは必要。だけど次にマイナスを引っ張るのでは意味がない。今回の感覚、よく覚えておいて欲しい。
 オフをどう過ごすのかが勝負の分かれ道だね。

関東大会で勘を取り戻す

2011-06-06 07:22:25 | Badminton
 高校生の関東大会が終わった。終わったけど、この大会が夏シーズンへの始まり。特に今年は震災の影響で選抜がなかったから、久しぶりの大きな大会なので、大会観戦というか応援のポイントを忘れてしまった。まず最初にビデオの扱いに戸惑う。あれ、これどうやって電源入れるだっけ?で始まり、設置ポイントの勘を忘れてしまい、「あの上で撮った方がいいんじゃない」って指し示される場所に行くとそこはすでにビデオ帯がズラーッと陣取っていた。暑い体育館での対策グッズ準備もいまいち。せいぜい忘れずに用意したのはウチワくらいで、足りないと思ったのはあせ拭きタオル、お手拭き、ゴミ袋。それに何より忘れてしまったのは、初おろしの物を何かひとつ身につけること。これは10年来の習慣で、大事な大会では必ず実践してきた。ソックスや下着類であることが多いけど、シューズであったりハンカチであったり。車であったこともある。新車で会場に乗り付けると、体育館前で開場待ちしていた軍団の中からテツが「シンシャダー」って駆け寄ってきて、危ないからやめなさいってお母さんに怒られていたっけ。
 あーあ何やってんだろ、ってホテルでため息ついていたけど、ふと思い出した。そうだ新品のクーラーバックをチャーに預けてあったんだ。大会最終日の朝新品の袋を破り、折り目のついたバッグを広げた。
 最近用事で駅前のイトーヨーカドーに車を止めることが多く、そこでは3000円以上買うと駐車代が4時間無料になるから、できるだけ3000円の買い物をするようにしている。保存食品中心にかごに入れていったら4500円になってしまい、これってしまい込んで買ったことを忘れてしまう結果無駄買いになる予感大なり。それで次回はドッグフードを中心に買うことにした。しかし近所のスーパーより2キロのもので100円以上も高い。これだったら駐車場代払った方が安く済むんじゃん?って思いながらも3000円分購入しようと清算すると、2890円。あわてて缶を一個追加に売り場に走る。これじゃまるで志の輔の落語「ハンドタオル」と一緒じゃん。金額まで一緒。
 3000円以上で無駄にならない物ってことで今回はクーラーバックだった。程よいサイズは2570円。これじゃ足りない。一つ上のサイズは3460円。近所のホームセンターならもっと安いかもしれないけど、アウトドアのブランド物だし、作りがしっかりしているから保冷力もありそう。よしこれにしよう。こうして買ったクーラーバックをチャーの車に入れっぱなしにしていた。
 そのかいあって(?)、女子は初優勝。よかった。

 

こんにちは~に返す言葉

2011-06-01 09:22:55 | ライフスタイル
 大学生活をエンジョイしているBスカちゃん。3枚のつけマツゲは体の一部だって名言(?)はいていたけど、その彼女の説明によると、2つのアルバイト先、デパート内の高級店とスポーツ店、での声だしにはそれなりの違いがあるとのこと。フレーズは一緒。「いらっしゃいませー、どうぞごらんくださ~い。」実演してもらった。確かに歯切れ、鼻音具合が違う。
 金融機関をはしごする。入金、記帳、振込。2件目は郵便局というかJP。入った時「ん?」って違和感あった。一斉に「いらっしゃいませ、こんにちはー」と声がかかったからだ。郵便局で「いらっしゃいませ」って言われることは慣れた。でもこのフレーズはないでしょ。自動ドアが開くと皆がデスクワークしたまま、顔をあげないまま言うから、「いらっしゃいませ、こんにちは~~~」がウエイブして力なく奥まで届く。そんな時一人のおばあちゃんがカウンターに突入した。すると窓口の人は「そこの番号札とってお待ち下さい。」「はあ?あたし初めてだから。」そしてそのおばあちゃんが番号札とりにいくと、そのタイミングに機械から流れたかのようにカウンター内から「いらっしゃいませ、こんにちは~~」。するとおばあちゃんが、はっきりと「はい、こんにちは。」って応答していた。そうか、こうすればいいんだ。言う方も気のないフレーズだけど、言われる方も全く反応していないじゃないか。そう思いながら見ていると、おばあちゃんが話しかけてきた。「急いできたからさ、頭ぐしゃぐしゃでさ」って言いながら帽子を取って髪をなでつける。笑ってはいけないけど、なんか笑いがこみ上げる。
 このあと農協に向かう。農協ではなんて言うかな。同じフレーズだったかな?JPと同じ空気か?
 窓口は閉まっていた。ATMの、高齢者対応なのか必要以上に音が大きい機械メッセージを確認したのみ。