バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

男女平等

2013-11-29 08:50:18 | ライフスタイル
 毎日いろいろな事があって、ネタ満載だったけど、それらをアウトプットする場所があり、表現できない欲求不満にならなかったからなのかこちらを長い事放置してしまった。と反省しつつ、先日のネタを。

 フランス語会話サークルに入って数ヶ月。ここは最初自由会話から始まる。前回レッスン以降その日までの自分ネタをフランス語で披露する。メンバーはたいてい、旅行,観劇、食事ネタが多い。こうして皆からは毎週高尚な活動が披露される。教室に向かう道中何言おうか考える。この2週間に何か特筆すべきイベントあったかな。旅行、なし。映画、なし。レストラン、なし。そうだ、あれでいこう。
 庭片付けした話しと、娘が帰省したときの事を言おうと思った。
 まず庭の話し。丸2日間かけて、はしごかけ2本の木を剪定したと話し出した途端、フランス人の先生は話しを遮って、
「女の人はなんでもできるんですよ。女だって何でもするの!」と突然超フェミニスト。
 この感じ、この切り口、欧米女性独特のまくしたてかた。ちょっと懐かしい。学生時代のフランス語の授業を思い出す。が、そうして話題をさらわれてしまい、仕方なく「とっても疲れた」と付け足して庭の話しは終了。
 これを日本人に披露するとどうなるかというと、「へー、一人でやったの!」「あなたはまだ若いからできるけど、私は無理」「旦那さんはやらないの?」やはり、木を伐採するというのは男仕事という固定イメージがあるということですね。男だって家事やる時代なんだから、庭仕事を女がやるのも当然でしょ。
 はしごをかけ、二階ほどの高さの木によじ上り、30分かけ1本の枝を切り落とす。こういう姿が隣家やら通りから見えるわけで、木によじ上っていわゆる男仕事をしている姿を他人に見られる事に、ほんの少し、本当にほんの少しだけど恥ずかしさを感じるのだから、自分だってまだまだだね。