まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

男性からみた女性専用車両

2010-01-14 19:24:06 | 社会問題
通勤電車の朝、夕の通勤時間帯に、一両だけ女性専用になる女性専用車両がお目見えしてから、数年が経ち、すっかり定着したように思う。
痴漢防止が主な目的だそうだが、導入前には、いろいろ議論があったらしい。
専用車両以外に乗る女性は痴漢容認と思われないかとか・・・
僕が利用する沿線は、一番後ろの車両が女性専用車両になっている。
終点の出口の関係で、後ろが一番空いているので、ずっと、後ろの車両を利用していたのだが、女性専用車両が一番後ろになったので、うしろから2両目を利用するようになった。
朝、僕は、途中で一旦下車して、座りたいために始発の電車に並んで乗り込む。
後ろから2両目の車両はいっぱいで、立っている人もいるのに、となりの女性専用車両にはまだ空席があることもある。
でも、僕の乗る車両には、女性も座っている。その女性が専用車両に移動してくれれば、何人かの男性客が座れるのになあ、といつも思う。
どこに乗ろうと勝手だが、専用車両の近くの女性は、なるべく専用車両を利用する配慮も欲しいと思う。
女性専用車両の趣旨には賛成だ。
でも、僕の周りの男性の中には、男性専用車両を望む人もけっこういる。
女性の香水の匂いがいやだという人もいる。でも、いちばん多い理由は、痴漢に間違われたくないという意見だ。
映画『それでも僕はやってない』で、痴漢に間違われた主人公の冤罪事件が描かれていたが、下手をすると、痴漢に間違えられただけで人生が終わってしまう。
痴漢は絶対許せない。
でも、誤解されないかと、おっかなびっくり、女性に気を使って満員電車を利用する男性も多い。
一部の心無い男のために、女性だけでなく、男性側も迷惑をしている。