まあどうにかなるさ

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料理の量

2011-01-14 09:55:13 | 食べ物
実家へ帰るといつも思うことがある。
母と妻
二人は料理を作る祭、作る量に対する考え方が正反対だ。
母は足りないよりは余る方がいいという考え。
帰省したときも、これでもかというくらい料理が並ぶ。
頑張って全部平らげると、足りなかったのではないかと思うらしく、次はさらに多い量の料理が並ぶ。
僕が中高校生時代、母に弁当を作ってもらっていたとき、かなり大きな弁当箱を持たされた。
大きすぎて食べきれないと文句を言うと、多ければ残せばいいと言われた。
小さな弁当箱で、きれいに平らげると、やはり足りなかったのではないかと思うらしい。
母の実家が料亭だったことと関係しているのかもしれないけど、出した料理が足りないという状態が最悪のもてなしだと思っているようだ。
家族の普段の食事もたいがいは残るだけの量を作っていた。ご飯も充分なお代わりに対応できる量を炊いていて、余った料理やご飯は自分自身の昼食にしていたようです。
対して妻はその日に食べ切る分を作る。
ご飯も基本的にお代わりをしない量を炊く。残るほど作るのは勿体ないという考え。
どうしても足りないときは冷凍食品などで対応する。
妻の考え方の方が腹八分目に抑えられて健康にいいし、今ではそれが当たり前と思うようになりました。
母は戦後の食糧難の時代を経験しているので、食べ物が充分にあるということが優先的な価値観で、食べ物が足りないことは悪だと感じているのかもしれない。
父も当然同世代なので、同じ価値観を共有できたのだと思う。
その割には着るものにはあまりお金をかけないし、日用品もボロボロになるまで使っています。
余るよりはいいのか足りないよりはいいのか…
仮に僕が主婦になったとき、家族や客の料理を作るときはどうするだろう?
妻の考え方には同調するけど、自分が作るとなると、たぶん、母と同じように足りないよりは余る方がいいと考えると思うな~



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