起きている時は思い出しもしない昔の記憶。
忘れたはずの昔の記憶が夢の中で自分に襲いかかる。多くは悲しいことだったり悔しいこと。
夢の途中で目を覚ます。嫌な汗をかいていた。
目を閉じたら戻ってしまいそうなので、しばらく目を開けている。
どうして今頃蘇るのかわからないような過去の出来事。
昔に戻ってやり直すことも叶わない。今となってはどうしようもないし、大した事ではないと自分に言い聞かせる。
目を閉じるけど、鼓動が耳に伝わり再び目を開ける。
時計を見る。
起きるには早すぎるし、酒を飲むには遅すぎる。
上半身を起こしてスタンドのライトを点ける。
本に手をのばす気にもラジオを点ける気にもなれない。
時々こういうことがある。このまま朝まで眠れないこともある。
長くて嫌な夜はいつも突然やって来る。
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