昨日5月31日に初日公演を迎えたK 4th「最終ベルが鳴る」公演を、昨日、今日と見てきました。ということで、ファーストインプレッションを書いてみます。
※以下、ネタバレを含みます。これからK 4th公演を見ようと思ってらっしゃる方はご注意ください。
●M01 「マンモス」(全員)
「花と散れ!」をavex風にするとこうなるのかな?といった印象。
●M02 「最終ベルが鳴る」(全員)
タイトルから、歌謡曲っぽい歌か?と思っていましたが、疾走感のある、どちらかというと元気ソング系の歌。
●M03 「ボーイフレンドの作り方」(全員)
これはなかなか可愛らしくて面白い歌。梅ちゃんのセリフから始まる。歌詞の内容は「恋愛経験の無い女の子がボーイフレンドを作るために、色々準備したり、考えたり、練習したり」という感じ。だから、どちらかというと、チームAやチームBっぽい歌かも。
あと、歌詞に合わせてみんな演技しています。舞台(お芝居)っぽい感じ。
個人的にはかなり気に入ったのですが、歌詞がベタというか、80年代のアイドルソングみたいな感じなので、メンバーぐらいの年代の女の子が、この歌の歌詞に共感できるんでしょうかねえ。ちょっとその点が気になりました。
●M04 「偉い人になりたくない」(全員)
この曲は逆にチームKらしい、明るい元気な曲。曲調がどっかで聴いた事のある感じがするのですが、思い出せない…(;--)。
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●M05 「リターンマッチ」(秋元、野呂、梅田、成瀬)
秋元・野呂が男装。梅田と成瀬がドレス。途中で椅子を持って出てくる。ミュージカルというか、宝塚風?
●M06 「初恋泥棒」(小野、奥、早野)
「ほねほねワルツ」とか、「となりのバナナ」系の子供っぽい曲。サビが完全に「Vacation」か「天使の誘惑」のモロパクリに聴こえる(パク)。
●M07 「ごめんね ジュエル」(大島、宮澤、増田、倉持)(バックダンサー:大家、冨田、北原、鈴木、指原、中西(優))
衣装がインパクト大。ゴールドのチューブトップ?(上着あり)に、ミニスカ。研究生のバックダンサーあり(6人)。見た目の派手さで勝負という曲かな。バックダンサーでは中西優香の頑張りが目に付いた。
●M08 「おしべとめしべと夜の蝶々」(大堀、河西)
今回のユニット曲は、この曲とこの2人が全部持っていった感じ(笑)。“めーたん(大堀)”と“とも~みちゃん(河西)”がレズという設定(パク)。K2ndの「禁じられた二人」も、そういう設定でしたが、なにせ今回は相手役が“めーたん”なので、エロさにターボが掛かっている(笑)。振り付けも、ずっと2人で絡み合った状態(パク)。
歌詞にも「教えてあげる女の子の花園」とかあったり。
しかも、途中で以下のようなセリフが。
河西「誰かに見られたらどうするの?」
大堀「見せてあげましょう~(低い声で)」
河西「あたしのこと愛してる?」
大堀「どうかしら~(低い声で)」
河西「ねえ、愛してる?」
大堀「こっちへ来なさい(低い声で)」
河西「お姉ちゃま~(大堀の元へ駆け寄る)」
やり過ぎ(笑)。面白かったけど(※1)。
ただし、曲はちょっと歌謡曲っぽいですが、非常に良い曲です。曲はかなり気に入りました。
●M09 「16人姉妹の歌」(小林、佐藤、松原)
等身大のパネルが次々に登場し、それに合わせてメンバーを紹介していく曲。小林香菜のための歌ですね。Bの「ワッショイB!」もそうですが、こういう曲をセットリストに入れるのは、新規のお客さんに、なんとか少しでもメンバーの名前を覚えてもらおうということでしょうか(笑)。
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●M10 「Stand up」(全員)
avexっぽい感じ?。ちょっと印象が薄い。
●M11 「Coolgirl」(全員)
ちょっとミュージカルっぽい振り付けがあった。カッコイイ系の曲。
●M12 「回遊魚のキャパシティ」(全員)
ユーロっぽくて、「全盛期のavexって、こんな曲作ってなかったっけ?」という曲。今回の4thでは、今のところ一番好きな曲。ダンスが今回のセットリストでは最高難易度らしい。カッコイイ振り付けなので、手振りだけでも、何とかマスターしたいなあ。
----MC----
●M13 「会いに行こう」(全員)
客と一緒に手を振る曲。いかにも、本編最後に歌うのに向いている曲。途中でラップが入る。
----アンコール----
●M14 「シャムネコ」(全員)
終始、猫の手招きような振り付けが入る。手招きしながら、前列と後列で、交互にターンを繰り返すのですが、これが非常に綺麗なフォーメーションで、見ていて壮観。
●M15 「メロスの道」(全員)
「回遊魚のキャパシティ」に似た感じの、疾走感のある曲。これもavexっぽいかな。この曲もかなりお気に入り。
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●M16 「支え」(全員)
この曲は、オーソドックスなバラード。しかし、歌詞に特徴があります。
「出会ったのは一昨年(おととし)だった」
から始まり、
「同じ星を目指す17人よ。」
という歌詞が出てききます。そう、この曲はズバリ“チームK”のことを歌っているのです。
「17人」と歌っていることから、取り敢えず、上村彩子はいなかったことにはされていないことが分かります(パク)。
「別の星見つけて去った、彼女は今も心のメンバー」
というのは、上村彩子含め、卒業したメンバーのことですね。
ちなみにこの曲、チームBの「ワッショイB!」とは違って、研究生は代役に入りません。最後に、1人1人手を挙げて名前を言っていくのですが、いないメンバーはそのまま飛ばして次のメンバーに行きます。うーん、チームKの結束の強さを演出するためなのかもしれませんが、ちょっと閉鎖的かなあ…。
◆全体的な感想
K 4th全体の第一印象は、「すぐには判断が付きかねる公演」です。
“神公演”と呼ばれているB 3rdと比べると、「ちょっと凝った曲というか、分かりにくい曲が多いかな」といった印象。もちろん、中には気に入った曲もあるのですが、B3rdを見たときほどのインパクトはありませんでした。
でも、凝った曲が多いということは、これから何回か聴いていくうちに曲が自分の中で消化され、好きになる可能性もあるわけで…。
もう少し、K 4thを見てから、また改めて判断したいと思います。
※1…ちなみに、レッスンの初めの頃は、もっと過激な振り付けだったらしく、見学していた研究生の子が顔をふせる程だったらしい(パク)。