“らぶたん”こと多田愛佳。彼女を初めて見たときの印象は「アイドルの妹によくいそうな感じの子(※1)」。
チームB最年少。B公演が始まったばかりの頃、その年齢に相応しく、子供っぽい言動が目に付きました。
例:ある日の「雨の動物園」後のMCにて。
多田「(あるお題に対して)“ぐっさん”でしょ?」
他メン「(スルー&違う話題を話してる)」
多田「“ぐっさん”じゃないの?」
他メン「(引き続き違う話題を話してる)」
多田「ってか、“ぐっさん”だよね?」
一部客「しつこいよ(苦笑)。」
そういった、自由な言動が目立つ一方で、非常に冷静な一面も見られました。ものすごくクールに客席を見ているというか。
例:自己紹介MCにて
元気の無い声援を送る客に対して
多田「なんか、ゆるい感じ。」
客 「(笑)」
別の日のMC。いつまでも名前を叫んだり、騒がしい客席に対して
多田「私にとっての○○は………聞いてます?(冷静に)」
客 「(笑)」
そして、冷静なのはMCの時だけではなく、曲の最中でも、時折ものすごく冷静な目で客席を見ている彼女に気付いたことがあります。
そんな彼女でしたが、ある時(B 2ndの中盤あたり)から公演での雰囲気ががらっと変わりました。特に曲を歌っている最中。歌詞に合わせて切ない表情をしたり、真剣な表情をしたり、表現が豊かになりました。ある人の言葉を借りれば「目の色が変わった」という感じです。
彼女が変わった切っ掛けが何なのか、知るよしもありませんが、タイミング的に一つ考えられるのは、「研究生がアンダーとして入ったこと」です。B 2ndの中盤あたりで初めて研究生がB公演のアンダーとして入り始めたのですが、彼女が変わり始めた頃と丁度一致します。
ベタな考えですが、「初めて自分たちを脅かす存在が登場した」ことが、彼女が変わる切っ掛けになったのかな、という気がします。そして、もしそうだとすると、研究生は当初から、休んだ子の穴埋め的な役割だけではなく、思わぬ効果をもたらしてくれていたことになりますね。
※1…何か、だんだん無理矢理になってきたな…(苦笑)。