HKT48、2ndシングルをめぐる物語

　さて、今回の福岡ドームのコンサートにて、HKT48の2ndシングルの選抜メンバーが発表されました。その人選をめぐり、色々な悲喜交交があったようです。

◆HKT48、2ndシングルの選抜メンバー！

　1期生　…　穴井千尋、多田愛佳、兒玉遥、指原莉乃、松岡菜摘、宮脇咲良、村重杏奈、本村碧唯、森保まどか
　2期生　…　秋吉優花、岡田栞奈、岡本尚子、田島芽瑠、谷真理佳、朝長美桜、渕上舞

　2期生が7人も入っているのは驚き。特に秋吉優花（中1）の選抜は早すぎでは？と思いましたが、この子のキャラは今の年齢だからこそ、という面もあるので、早目に選抜に入れたのは正解かもしれません。

　総選挙の速報でランクインしていた岡本尚子も選抜入り。SKEもそうですが、姉妹グループは、総選挙の結果が自グループのシングルにも反映されますよね。これが、姉妹グループのファンの、投票のモチベーションに繋がっているのでしょう。

　そして、完全に明暗が分かれたのが、同級生コンビの中西智代梨と谷真理佳。この二人については、次の項で詳しく取り上げます。

◆二人は同級生　その後　エピソード1　～明暗が分かれた二人～

　1期生の中西智代梨と2期生の谷真理佳が、中学時代の同級生で、かつ親友であるのは有名ですが、2ndシングルでは、中西智代梨が選抜から漏れた一方で、谷真理佳は選抜入りしました。

　後から入った同級生に抜かれてしまった形の中西は、内心穏やかではないでしょう、谷の方も、気まずい感じではないでしょうか（※1）。二人の友情にヒビが入ったりしなければ良いのですが…。

◆二人は同級生　その後　エピソード2　～仲良しアピールをする“よそよそしい”二人～

　福岡ドームコンサートにて、次の様な光景を見かけました。最後の方の全体曲で、メンバーがフリーでステージ上を歩き回り、客席にアピールする箇所があるのですが、その時に、中西智代梨と谷真理佳が、ずっと手をつないで、一緒にステージ上を移動している姿が目に入りました。

　「二人の仲がギクシャクしているのでは？」というファンの心配に対して、「そんなことはないよ、変わらず仲が良いよ」というアピールのつもりなんでしょうかね…。

◆二人は同級生　その後　エピソード3　～そして“三人は同級生”に（パク）～

　現在、HKT48の3期生オーディションが行われているのですが、噂によると、どうやら中西智代梨と谷真理佳の同級生がこのオーディションに参加しているらしいとのこと。

　上記の二人の同級生ということは、ほぼ間違いなく、その子もバラエティ志向でグイグイくるキャラだと思われます（パク）。そして、もしその子が合格してしまったら（※2）、キャラが被っている子が3人になり、さらに競争が激化することになってしまいます。どうするんでしょうか（笑）。

◆納得出来ない様子の宮脇咲良

　2ndシングルのセンターは2期生の田島芽瑠と朝長美桜のダブルセンターです。Google+の投稿を見ると、宮脇咲良はその事に対して、少し不満があるようです。

　特に、総選挙で自分は指原莉乃に次ぐ順位だったにも関わらず、遥か下の順位のメンバーがセンターということに対して、不満がある模様。

　これ、ヲタの間では散々言い尽くされてきた事で、「総選挙で順位が良いのにグループでのポジション（推され具合）に反映されない」という意見が出ると、決まって「いや、総選挙は、あくまで8月のシングルの立ち位置を決めるだけだから」という返答がされます（実際には、必ずしもそうではないのですが）。

　メンバーはさすがにそんな事は重々承知していると思ったんですが、そうでもないことに驚きました。まあ、総選挙で順位が上ということは、売り上げにもそれだけ貢献したということでもありますからね。ポジションが良くなることを期待する気持ちも分からなくはないです。

※1…キャラも被っているし、中西は谷をHKTに誘ったことを後悔しているのでは？と思ってみたり…。
※2…話題性もあるので、その可能性は高いと思います。

AKB48 福岡ドームコンサート その1

　さて、7月21日は福岡のヤフオクドームで行われたAKB48グループのコンサートを観て来ました（※1）。7月22日の劇場公演でAKB48を卒業する篠田麻里子にとって、大きい会場でのコンサートはこの日が最後となります。

　色々な事があったので、忘れないうちに、まずトピックと簡単な感想だけ書いておこうと思います。詳しい内容についてはまた後日…。

◆面白いセット・演出

　コンテナが積まれた感じのセット。クレーンでコンテナが運ばれ、そこからメンバーが登場したり…。ただし、運ばれている間はメンバーは中に入っておらず、設置された後に床下か背後からコンテナの中に入っていたっぽい。

◆圧巻のパフォーマンスだが…。

　1曲目は篠田麻里子のソロ曲である「プラスティックの唇」。男性ダンサーを従えているのはいつものことですが、この日は“KENT MORI”や“仲宗根梨乃”が登場し、さらに大勢のダンサーが本格的なパフォーマンスを披露。

　ダンスとしては素晴らしかったですが、アイドルのコンサートの演出としては、正直微妙かな、と思いました。アイドル本人が本格的なダンスを披露するとかだったら、まだ分かるのですが…。

◆超久々！「ダルイカンジ」披露

　A4thの楽曲である「ダルイカンジ」がAKB研究生によって披露されました。ほとんどコンサートでは披露されることの無い曲なので、この選曲には驚きましたが、好きな曲だったので嬉しかったです。

　ファンの間ではあまり評価の高くない曲ですが、メンバーの評価は高い曲です。確か前田敦子も「公演曲で一番好きな曲は『ダイルカンジ』」と言っていた記憶があります。

　峯岸みなみが先日まで風疹に罹っていたため、この日は1曲（「夕陽を見ているか？」）のみの参加で、この曲には不参加でした。しかし、もし参加していたら、メガネを掛けて出演し、「メガネ、メガネ、…メガネはやっぱりパリーミキ！」の掛け声が…まあ、もうこの掛け声を知っている人は、ほとんどいないか（苦笑）。

◆次の推されメンバー？

　入山杏奈と武藤十夢がそれぞれセンターを務める全体曲がありました。入山杏奈は前から推されていましたが、武藤十夢はここに来て完全に推されコースに乗りましたね。大島優子がやたら彼女を気に入っているのと、関係があるのでしょうか？

◆篠田麻里子、チームAの次期キャプテンを指名！

　卒業セレモニーの最初に、篠田麻里子がチームAの次期キャプテンを指名しました。大方の予想通り、横山由依でした。ただ、彼女は努力家ではありますが、キャプテンっぽいイメージはあまり無いんですけれどね。

　まあ、AKBにおけるキャプテンは、ある意味名誉職みたいな側面もあるし、それほど気にはしていませんが（笑）。

◆恋するフォーチュンクッキーの“振り付け講座”

　指原莉乃センターの新曲「恋するフォーチュンクッキー」は、最近のAKBのシングルには珍しく、比較的簡単な振り付けで、フリコピも比較的容易ということで、披露前に“振り付け講座”がありました。A4thで大江朝美がやっていた“振り付け講座”をちょっと思い出してみたり…^^。

◆卒業セレモニー

　アンコール後には、麻里子様の卒業セレモニーが。卒業ソング「涙のせいじゃない」を初期メンを中心とするメンバーと歌い、その後に全員で「上からマリコ」を歌って、見送る形式。

　ほぼ前田敦子の時の卒業セレモニーを踏襲する形でした。ただ、前田敦子の時よりは、少しあっさり目でした。まあ、あの時は、ちょっと長過ぎましたからね。

　気まぐれだったり、傍若無人だったり、でもお茶目な面があったり…と、色々な表情を見せてくれた麻里子様。現時点では、48グループ内に同じようなキャラがいない、貴重なメンバーであったのは、間違いないと思います。

　年齢的にもタイミング的にも相応しい時期での卒業だとは思いますが、やっぱり少し寂しくはありますね。

　篠田麻里子さん、卒業おめでとう。

※1…参議院選挙については、ちゃんと期日前投票で投票しておきました。