さて、先週の18日・19日に、毎年恒例の「リクエストアワーセットリストベスト100」がTDCホールにて開催されました。私は19日の分(75位~1位)を、現地および映画館で観ました。
◆柱王、いきなり消える!(パク)
昨年は「持ち歌全曲(27曲)ランクイン」「TOP10のうち、5曲がNGT」という、NGTの圧倒的な強さが目立ちました。なので、「今年もどうせNGT祭りになって、会場が白けるんだろう」と思っていたのですが…。
蓋を開けてみると、昨年の勢いは全くなく、ランクイン曲は半減(27曲→13曲)し、最高順位も10位がやっと、と状況は一変しました。
「事件があったから投票が減った?」と思う方もいるかもしれませんが、投票は事件が発覚する遥か前の12月11日に締め切られています(※1)。
この異常な状況については、いろいろと憶測が流れていますが、仮に「大量投票していたのが柱王」だとして考えると、以下のような原因が考えられます。
1.昨年、NGTが上位を独占して他グループのファンが白けてしまったため、柱王がリクアワの投票を自重した。
2.年間6300万円にも及ぶ“柱枠(FC枠)”の更新料が払えなくなり、投票権利を失った(※2)。
3.単純に飽きた(パク)。
理由はどうあれ、NGTへの投票数が劇的に減ったのは事実。これで気になるのは、やはり総選挙でしょう。柱王がリクアワだけ自重したのなら、総選挙は影響なしですが、もし柱枠を更新しなかったとしたら、荻野由佳を始めとするNGTメンバーの大量ランクインは無くなってしまうかもしれません。今年の総選挙はそこに注目ですね。
◆チーム8、悲願の1位獲得!
今年のリクアワでのドラマは間違いなくチーム8の1位獲得でした。ちなみに、今までチーム8の「47の素敵な街へ」の順位は以下です。
2015:11位
2016:単独 2位、グループ 3位
2017:2位
2018:2位
2019:1位
特にここ2年は連続でNGTに1位を奪われており、メンバーも非常に悔しい思いをしていました。そして今年、悲願の1位達成。チーム8のメンバーだけでなく、他のメンバーの多くも祝福していました。特に総監督の横山由依はメンバー以上に号泣していました(笑)。
今年のリクアワは会場が幸せな雰囲気に包まれた状態で終われて、良かったと思います。
◆印象に残った曲など
その他に、印象に残った曲をいくつか…。
○19位 Show fight! (フューチャーガールズ)
武藤十夢の初センター曲。ここに来て順位を上げてきたのは驚き。
○17位 アイスのくちづけ (AKB48)
指原莉乃いわく、「リクアワの期間にだけ聴く曲」。センターの佐々木優佳里のファンの力が大きいでしょうね。
○8位 暗闇 (STU48)
STU48のデビュー曲。もっと上位かと思っていました。
○7位 抱きつこうか? (AKB48) ※16期生
なんとなくですが、この先1位を狙える感じの曲だと思います。
○4位 君は僕の風 (AKB48グループ センター試験選抜)
田北香世子が繰り上がりでメンバーに入っていたのが嬉しかったです。
○2位 ロマンティック病 (HKT48)
田中美久初センター曲。この順位には驚きました。おそらく宮脇咲良・矢吹奈子推しの票がかなり入ったと思われます。今年の総選挙も同様に、指原莉乃・宮脇咲良・矢吹奈子推しの票が彼女に集中することが考えられ、そうすると1位も狙えるのでは?と今回のリクアワの結果を見て思いました。
※1…「今NGTが上位を独占すると反感を買うから、運営が順位を調整した」ということも考えられますが、チーム8の歌田初夏によると「1ヶ月ぐらい前にリクアワの順位がメンバーに送られて来たとき、NGTがトップ3にいなかったので驚いた」と言っているので、その時点でNGTの順位は低かったことになります。
※2…NGTの快進撃は2年前のリクアワから始まっており、ちょうど毎年の今頃がFC枠の更新時期にあたるのではないか、と言われています。