出勤前の朝、腰から下の関節や筋肉が5カ所以上は痛みます。
レース後に平和島温泉でぬくぬくしたときは、お、大丈夫とか
思っていたのですが。
現状なりに最大の体酷使をしたようです。
100Mに私なりのドラマがありました。
ゴールで競り合ったのは、何度も同じ大会に出ながら、
同じ組でいわゆるガチンコ勝負をしたことの無かった八王子のNさん。
20Mから30mの加速段階で1歩リードされたまま、最後まで
その差を取り返せませんでした。
筋肉量が少ない私はスタートが苦手、だからこそ中間で強く腹直筋に
立て直しを命じて姿勢を真っ直ぐに持ち上げ、着地足の真上に腰を
持ってくるバランス調整して初めてベストのタイムが出るのですが、
競り合うと焦って前へ前へとつんのめって中間を過ぎてしまいます。
すると80Mで筋力が弱ってきたところでバランスを崩し、
このゴール写真のように、ついて行かない上半身があえぐように
そっくりかえったり、時には膝が崩れてしまうのです。
中間で立て直すと少々加速感が弱まりますが、着地と同時に腰が前へ進むため、
パワーを使うことなく転がるように前へ進めるため、筋肉への衝撃が
最小限になり、ゴールまでスピード維持ができるはず、でした。
いくつになっても、100Mという距離ですら自己制御しきれない、
そんな弱さを思い知らされる、12”50のドラマだったのです。
優勝したNさんのタイムは12”28・・・私が2年前に出した大会最高記録を
100分の1秒上回りました。
渋谷区最速の壮年の微笑ましい称号を持って行かれてしまったのは悔しい、
とまだまだ熱い気持ちもあるなと、一晩明けると微笑ましいじぶんでありました。
おっと、時間が無くて幅跳びのドラマは帰宅後に。
(ふさおまき メス)が撮影してくれたベストの踏み切りの瞬間を
載せておきます。
ただし指先2㎝が踏み切り板からはみ出し、
ファールではあったのですが。この距離では見えませんから(笑)