火曜日の夜も織田フィールドは定例の開放日です。
ただこれまでは、水曜日の朝に練習していることから、わざわざその前の晩には来ませんでした。
しかし、明日の朝に用事が入って走れそうにありません。
急きょ、会社帰りにかけつけて、20時から20時45分までの織田練習となりました。
入る前から、賑わう声が聞こえてきます。
団体長距離組が多いようです。1コースを黙々といくつものグループに分かれて走っていますから、
あまりお行儀がいいとは言えないかもしれませんが、スピードはかなりのもの。
かなり本気で日々走り、フルで3時間くらいのタイムを目指している人々と見ました。
そこに割ってはいる長距離おじさんの最大の関心事は、長距離ランナーとぶつからないこと。
短距離走者はいつも人の飛び出しや、レーンを外れて来る人に注意をむけていますが、
長距離走者が見ているのは前を走る人の背中だけです。
ときどきぶつかりそうになることが実際にあるのです。
いつも通りJOGと体操にストレッチをすると、筋肉の調子がいいことに気がつきます。
腰も高い位置のまま歩けますし、ハムがスムースなので足運びがリズミカルです。
120m流しを2本、アップシューズで走ると動きの良さはさらに実感できました。
もちろん80%は、夜で対象物が見にくく視野が狭まっていることによるスピード感なのですが、
体の動きがいいのは気持ちもいいもの。
スパイクに履き替えて、ダッシュをすることにしました。
クラウチングについて、30mまでのリフトアップまでの区間を2本。
さらに、60m、100mと距離を伸ばしつつ、走りきるまでのパワーの調整を意識していきました。
一歩目の踏み込み、30m間での前傾姿勢、50m位で中間疾走に入り、地面たたきと素早い膝の返しによる
スピーディーな足の回転をつづけ、80mでいったん息を吐いて、流れを切らないようにしてゴールに跳び込みます。
追い風もあって、体が軽くて弾みます。
フィールドには行って、走り幅跳びの助走走法をやってみました。
前に押す走りではなく、バネを意識した膝下をどんと強くたたきつける走り。
最後の一歩で踏み切るときに、もっとも遠くへ飛び出せる角度に持って行ける助走のリズムを身につけます。
体が弾んでいるときにはこの練習がうまく行くのです。
そんなこんなで20時45分、今日もランニングウェアーのまま家へ帰り、夕食の用意です。
北海道からお母さんが届けてくれた男爵いもがあるので、ジャガイモたっぷり夏カレーに決定。
タマネギをたっぷり炒め、トマトジュースで味をひきしめ、ジャガイモはちょっと崩れるくらいに煮込むと
とろみが出てまろやかさがまします。
煮込む間にシャワーを浴びて、いただきます。
炊きたてご飯と、白いジノリの皿で合わせると、なかなか晴れやかな食卓になりました。