日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

白に焦がれて

2018-08-13 08:54:02 | 旅行記
今回の旅、仲間から『ビールを飲めない君が何故ミュンヘン?』と問われたのですが、
深い思い出の食があるのです。

そして朝から出会うことができました。



真ん中のお皿にコロンと横たわったソーセージ。
バイエルン地方名産の、ヴァイスブルスト、白いソーセージです。
緑の粒はハーブ、絹挽の豚肉は実に滑らかな舌触り。程よく暖められて、優しい味わいです。
30年前に初めてミュンヘンを訪ねた時、
案内をしてくれた方から、これこそミュンヘンの味。白いソーセージは湯煎で食べるのが一番と教えて頂き、これほどの優しいソーセージがあるのかと虜になったのです。
しかし日本では、探しても見つからず、今回の旅で再発見を目論んだのでした。

ホテルの朝ごはん、見事に期待に応えてくれました。彼女にも食べてもらいたかったけど、
彼女はブラウンソーセージを選んだようです。

塩味のバンとともに、思わず頬が緩みます。