韓国の国会は、9月30日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで、旭日旗の競技場への持ち込みを禁じる措置を、国際オリンピック委員会(IOC)に求める決議を、採択したそうです。
理由は、旭日昇天旗が、「戦犯旗」だから。
戦犯旗?
これにかぎらず、韓国では「戦犯」を前接させた言葉がよく使われます。
たとえば、「戦犯企業」。
これは、徴用工裁判の被告になっているような、太平洋戦争の時に朝鮮半島出身者を雇用した日本企業のことを言うようです。
さらには、「戦犯国」という表現もありますね、これは簡単にいえば日本のこと。朝鮮戦争で、突如南侵を開始した北朝鮮のことを「戦犯国」と呼ぶことは決してありません。
内容については後に述べることにして、まず、日本語の表現として違和感を感じてしまうのはなぜだろう。
戦犯というのは、略語です。
何の略語かというと、戦争犯罪人の略語なんですね。戦争犯罪の略語ではありません。
洪思翊(ホン・サイク)はBC級戦犯として処刑された。(リンク)
林昌勇(イム・チャンヨン)は、日本戦敗戦のA級戦犯だ。(リンク)
のように使います。
だから、旗とか企業とか国というような言葉を修飾させようとすると、違和感を感じてしまうのではないかと思います。
ところで、戦争犯罪人を辞書で調べていて、面白い語釈を見つけました。独特の鋭い語釈で定評のある新明解国語辞典です。
せんそうはんざいにん【戦争犯罪人】:戦勝国が、再び戦争することのむだを戦敗国に知らせる目的で、有罪と判定した政治責任者・捕虜虐待者。戦犯。
戦争犯罪とは、戦勝国が戦敗国を断罪するときの罪なのでした。
ところで、韓国は日本に対して「戦勝国」なのか? 日本の敗戦後、韓国は自分たちが戦勝国であることを、しきりに連合国にアピールしましたが、認められませんでした。
なぜなら、韓国は日本とともに連合国と戦った、日本の一部だったからです。
ですから、韓国が日本に向かって、あたかも戦勝国が戦敗国に向かって断罪するかのように、やれ「戦犯旗」だ、やれ「戦犯企業」だ、と独自の造語を振り回すのは、所詮おかしなことなのです。
理由は、旭日昇天旗が、「戦犯旗」だから。
戦犯旗?
これにかぎらず、韓国では「戦犯」を前接させた言葉がよく使われます。
たとえば、「戦犯企業」。
これは、徴用工裁判の被告になっているような、太平洋戦争の時に朝鮮半島出身者を雇用した日本企業のことを言うようです。
さらには、「戦犯国」という表現もありますね、これは簡単にいえば日本のこと。朝鮮戦争で、突如南侵を開始した北朝鮮のことを「戦犯国」と呼ぶことは決してありません。
内容については後に述べることにして、まず、日本語の表現として違和感を感じてしまうのはなぜだろう。
戦犯というのは、略語です。
何の略語かというと、戦争犯罪人の略語なんですね。戦争犯罪の略語ではありません。
洪思翊(ホン・サイク)はBC級戦犯として処刑された。(リンク)
林昌勇(イム・チャンヨン)は、日本戦敗戦のA級戦犯だ。(リンク)
のように使います。
だから、旗とか企業とか国というような言葉を修飾させようとすると、違和感を感じてしまうのではないかと思います。
ところで、戦争犯罪人を辞書で調べていて、面白い語釈を見つけました。独特の鋭い語釈で定評のある新明解国語辞典です。
せんそうはんざいにん【戦争犯罪人】:戦勝国が、再び戦争することのむだを戦敗国に知らせる目的で、有罪と判定した政治責任者・捕虜虐待者。戦犯。
戦争犯罪とは、戦勝国が戦敗国を断罪するときの罪なのでした。
ところで、韓国は日本に対して「戦勝国」なのか? 日本の敗戦後、韓国は自分たちが戦勝国であることを、しきりに連合国にアピールしましたが、認められませんでした。
なぜなら、韓国は日本とともに連合国と戦った、日本の一部だったからです。
ですから、韓国が日本に向かって、あたかも戦勝国が戦敗国に向かって断罪するかのように、やれ「戦犯旗」だ、やれ「戦犯企業」だ、と独自の造語を振り回すのは、所詮おかしなことなのです。