犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

袋田の滝

2019-04-17 23:13:29 | 大阪暮らし
 2月に岩手で出産し、4月初めから連休明けまでの予定でわが家(埼玉)に逗留している長女と孫を、茨城県の日立に住む二女の家に連れていきました。

 島根から、ひ孫の顔を見に上京してきたひいおばあちゃん、フィリピン留学から帰って就活中の三女、そしてリハビリ中の私の妻もいっしょです。


 昼過ぎに日立に着き、娘の自宅でKFCを食べているとき、次女の夫が実業団チームのラグビーの練習から帰ってきました。


 次女夫婦が姪に会うのは約一か月ぶり。この時期の1か月は成長が早い。


「ずいぶん大きくなったね!」


 次女は保育士として働いているので、子供をあやすことにかけてはプロ。


 さんざん遊んだり写真を撮ったりしたあと、次女の夫が提案しました。


「せっかくだから、袋田の滝にでも行ってみたらいかがですか」


「袋田の滝? 近いの?」


「車で1時間ほどです」


 ネットで検索してみると、「日本三大名瀑」の一つに数えられるような、有名な滝だそうです。


 三大名瀑の残り二つは、日光の華厳の滝と、和歌山の那智の滝。


 華厳の滝のほうは、小学校の修学旅行に行ったはずですが、あまり記憶にない。


 那智の滝は、去年、大阪にいた三女といっしょに見てきました。落差の大きい、とても迫力のある滝でした。


「赤ちゃん連れてっても大丈夫?」


「私たち、去年行ったけど、駐車場から滝まで、そんなに歩かないよ」


「むしろ、ひいおばあちゃんのほうが心配だね」


「私は大丈夫」


「じゃ行こう」


 滝に着いたときは夕方の4時。この時間、もう観光客も少なくなっており、滝の最寄りの駐車場にとめることができました。


 肌寒かったですが、風はないので、長女に抱かれた赤ちゃんはすやすや寝ています。

 満開の桜並木を過ぎ、トンネルをくぐり抜け、エレベーターで展望台に上がります。


 華厳や那智に比べると落差は大きくない。また上から一気に落ちるのではなく、3段に分けて落ちるので、やや迫力に欠けるものの、趣のある滝と言えるかもしれません。


 今年は雪が少なかったので雪解けの水も少ないのでしょう。ポスターの迫力ある写真は、梅雨のあとのものでしょうか?

 ひいおばあちゃんにとっても、それほど負担のないコースだったのは幸いでした。

 次女夫婦とは滝のところで別れ、往路(常磐自動車道)とはちがって、東北自動車道で帰りました。
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