2月以来の韓国出張です。
ネットで値段を比較してアシアナ航空便を予約。で,直前になってあらためてフライトを見ると,成田9:00発。朝九時に成田っていうことは,7時頃に成田に行かなければならないではないか! 私の住む埼玉の片田舎からでは始発に乗っても間に合わない!かといって,もはや変更はできない。アシアナ航空のフライト時刻が改正され早まったもようです。
結局,成田に前泊することになりました。
実は,新しいパスポートが発行されたのは,韓国に出発する前日でした。朝,トランクを引きずりながら大宮のパスポートセンターでパスポートを受け取り,そのまま会社で執務。夜,成田空港からほど近いホテルに向かいます。ホテルに着いてみると,ヨーロッパ系の人々が目につくのは,アイスランドの火山噴火で足止めされている人たちのようです。
翌日,出国手続きのとき,ふだんは無駄口を叩かない日本の係官が珍しく声をかけてくる。
「おや,パスポートとったばかりですね」
「ええ,昨日とりました」
まっさらなパスポートに記念すべき初スタンプです。
ソウルに着いたのは11時半。チケット売り場でKALリムジンのチケットを14000ウォンで購入。遠目に,自分の乗るべきバスが止まっているのが見えます。財布をかばんにしまう時間も惜しんで,バス停に駆けつける。間に合いました。
ところが…。
いま買ったばかりのチケットが見当たらない。ポケットに入れたか,財布に入れたか…。ありそうな場所を片端からさがすけれどもない。
「チョンチョンニチャジュセヨ(ゆっくり探してください)」
キサアジョシは,出発を少し待ってくれる。しかし,見つからない。
「チケットは帰りにも使えますから,もう一枚買ったらどうですか」
しかたなく,その場でまたチケットを買って,バスに乗り込みます。バスの中で背広のたくさんあるポケット(なんでこんなにあるんだ!)をくまなく探しましたが,結局見つかりません。どうも,チケット売り場からバス停まで走っている間に落としたようです。
(幸先悪いなあ)
途中,バスから見えるソウル近郊の山には,ところどころピンクや黄色のまだら模様が見えます。日本より少し遅い桜と,ケナリ(レンギョウ)のようです。
バスが市内中心部にさしかかり,世宗文化会館の前を通りかかると,そのあたりの様子が,以前私が知っていたものとは違う。見慣れない大きな石像が鎮座ましましている。
(世宗大王だ。いつのまにできたんだろう)
帰国後に調べてみると,昨年のハングルの日(10月9日)に除幕式が行われたというから,前回の出張時にはすでにできあがっていたことになりますが,そのときはホテルと金浦をタクシーで往復したので気がつかなかったようです。
この石像の前方には,こちらは見慣れた李スンシン将軍の立ち姿。王様を将軍が守っている形になっています。
この界隈は,建築中の重要施設が多い。
まずは光化門。これはずいぶん前から覆いがかけられているがまだ移設が終わっていない。
そして,ソウル市庁舎。日帝時代に建てられた庁舎は取り壊され,高層ビルに生まれ変わるはずですが,こちらも仮の外壁に囲まれたまま。
最後が南大門。放火被害にあったあと,焼け残った木材を最大限生かして再建するということですが,まだできていない。
世宗の石像はあっという間にできたのに,これらの遅さはどういうわけでしょう。このあたりのアンバランスが,韓国です。
ネットで値段を比較してアシアナ航空便を予約。で,直前になってあらためてフライトを見ると,成田9:00発。朝九時に成田っていうことは,7時頃に成田に行かなければならないではないか! 私の住む埼玉の片田舎からでは始発に乗っても間に合わない!かといって,もはや変更はできない。アシアナ航空のフライト時刻が改正され早まったもようです。
結局,成田に前泊することになりました。
実は,新しいパスポートが発行されたのは,韓国に出発する前日でした。朝,トランクを引きずりながら大宮のパスポートセンターでパスポートを受け取り,そのまま会社で執務。夜,成田空港からほど近いホテルに向かいます。ホテルに着いてみると,ヨーロッパ系の人々が目につくのは,アイスランドの火山噴火で足止めされている人たちのようです。
翌日,出国手続きのとき,ふだんは無駄口を叩かない日本の係官が珍しく声をかけてくる。
「おや,パスポートとったばかりですね」
「ええ,昨日とりました」
まっさらなパスポートに記念すべき初スタンプです。
ソウルに着いたのは11時半。チケット売り場でKALリムジンのチケットを14000ウォンで購入。遠目に,自分の乗るべきバスが止まっているのが見えます。財布をかばんにしまう時間も惜しんで,バス停に駆けつける。間に合いました。
ところが…。
いま買ったばかりのチケットが見当たらない。ポケットに入れたか,財布に入れたか…。ありそうな場所を片端からさがすけれどもない。
「チョンチョンニチャジュセヨ(ゆっくり探してください)」
キサアジョシは,出発を少し待ってくれる。しかし,見つからない。
「チケットは帰りにも使えますから,もう一枚買ったらどうですか」
しかたなく,その場でまたチケットを買って,バスに乗り込みます。バスの中で背広のたくさんあるポケット(なんでこんなにあるんだ!)をくまなく探しましたが,結局見つかりません。どうも,チケット売り場からバス停まで走っている間に落としたようです。
(幸先悪いなあ)
途中,バスから見えるソウル近郊の山には,ところどころピンクや黄色のまだら模様が見えます。日本より少し遅い桜と,ケナリ(レンギョウ)のようです。
バスが市内中心部にさしかかり,世宗文化会館の前を通りかかると,そのあたりの様子が,以前私が知っていたものとは違う。見慣れない大きな石像が鎮座ましましている。
(世宗大王だ。いつのまにできたんだろう)
帰国後に調べてみると,昨年のハングルの日(10月9日)に除幕式が行われたというから,前回の出張時にはすでにできあがっていたことになりますが,そのときはホテルと金浦をタクシーで往復したので気がつかなかったようです。
この石像の前方には,こちらは見慣れた李スンシン将軍の立ち姿。王様を将軍が守っている形になっています。
この界隈は,建築中の重要施設が多い。
まずは光化門。これはずいぶん前から覆いがかけられているがまだ移設が終わっていない。
そして,ソウル市庁舎。日帝時代に建てられた庁舎は取り壊され,高層ビルに生まれ変わるはずですが,こちらも仮の外壁に囲まれたまま。
最後が南大門。放火被害にあったあと,焼け残った木材を最大限生かして再建するということですが,まだできていない。
世宗の石像はあっという間にできたのに,これらの遅さはどういうわけでしょう。このあたりのアンバランスが,韓国です。
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