知り合いの日本酒コレクターから、いいお酒が入ったので、飲みに来ませんか、という誘いがあり、二つ返事で行くことにしました。
彼は、大のお酒愛好家で、家には普通の冷蔵庫のほかに、日本酒専用の冷蔵庫が2台、ワインセラーが1台あるというつわものです。
彼には4年ほど前にも一度お招きいただき、久保田純米大吟醸三十周年記念酒とか、獺祭温め酒純米大吟醸などというレアものをごちそうになったことがあります。
日本酒は、一度開けてしまうと、冷蔵していても味が変わってしまうそうで、一升瓶は一人では飲み切れないので、ときどき酒好きの友人を招いては日本酒パーティーを催すそうな。
土曜日の4時に愛車のレクサスのオープンカー(ただしこの日は寒かったのでハードトップをつけたまま)で迎えに来てもらい、つまみの買い出しに。
生きのいい魚を廉価で販売しているスーパーで、かわはぎ、かんぱち、ほたて、赤貝などを仕入れました。
出てきたのは、十四代中取り純米吟醸。昔、どこかの飲み屋で普通の十四代を飲んだことがありますが、同じ十四代のなかでも、レア中のレアということです。
ネットで調べてみると、3万8千円~4万2千円で売られています。
「こんなに高いんだ!」
「プレミア付きの価格ですね。私は特別なルートで定価で買っていますけど」
家でさばいたかわはぎとかんぱちの刺身で、極上の吟醸酒を味わいました。
「最高!」
次に出てきたのは青森の名酒、豊盃純米大吟醸蔵限定。
黒いラベルに、ローマ字でHouhai Japanese Sakeとだけ書いてある、シンプルなデザイン。海外出荷用かもしれません。飲んでみると、十四代とはまた違ったフルーティーですっきりした飲み口です。
「どうやって手に入れるの?」
「いろいろな方法がありますけど、ときどき蔵元が定価でネット販売することがあって、発売開始と同時にクリックして、運がよければ買えます」
人気アーティストのコンサートチケットを思わせます。
「犬鍋さんは、焼酎は飲まないんですか」
「韓国ではもっぱら韓国焼酎だったけど…」
「緑のやつですね、チャミスルとか。あれは、材料はなんですか」
「書いてないからわからない。いろんな雑穀で作ってるって聞いたよ」
「焼酎のコレクションも見ますか」
「ああ、ぜひ」
焼酎は、日本酒と違って、常温で保存しても劣化しないので、普通の棚に陳列してあります。
森伊蔵、百年の孤独、喜六など、やはりレアものが並んでいます。
「おっ! これは…」
くららというラベルに目が留まりました。私の四女と同じ名前です。
「宮崎の芋焼酎です。差し上げましょうか、2本ありますから」
「いやいや、お金は払うよ」
四女は社会人になって、お酒の味を覚えたようで、酒蔵巡りなどもしているようなのです。
(12月の誕生日にプレゼントしよう!)
「じゃ、〆はこれで」
私がバッグから取り出したのは、ペヤングやきそば獄激辛
「あ、これ、よくYouTubeなんかに出てるやつですね!」
赤と黒のおどろおどろしいラベルで、閻魔大王が描かれています。YouTubeでは、インド人とかタイ人など、辛い物好きの外国人に食べさせて、辛がる姿を面白がるという趣向。
「どこで買ったんですか?」
「いや、行きつけの寿司屋で、ぼくが辛い物が好きといったら、その次に行ったときにプレゼントされたんだよ」
口内が炎上することが予想されたので、刺身やつがれた酒をすべて平らげてから、獄激辛に挑戦しました。
それぞれ一口食べた瞬間、強烈な刺激に襲われました。
「わ!」
「辛っ!」
「ぼくは無理です。辛いというより痛いですね」
私はせっかくもらった手前、がまんしてあと二口ほど食べましたが、胃をこわしそうなので、完食はできませんでした。
最後につまみと、飲んだ分の酒代、譲ってもらったお酒の代金を精算、しめて5000円。
とても満足な日本酒の宴でしたが、最後の〆のせいで、美酒の余韻に浸ることはできませんでした。
彼は、大のお酒愛好家で、家には普通の冷蔵庫のほかに、日本酒専用の冷蔵庫が2台、ワインセラーが1台あるというつわものです。
彼には4年ほど前にも一度お招きいただき、久保田純米大吟醸三十周年記念酒とか、獺祭温め酒純米大吟醸などというレアものをごちそうになったことがあります。
日本酒は、一度開けてしまうと、冷蔵していても味が変わってしまうそうで、一升瓶は一人では飲み切れないので、ときどき酒好きの友人を招いては日本酒パーティーを催すそうな。
土曜日の4時に愛車のレクサスのオープンカー(ただしこの日は寒かったのでハードトップをつけたまま)で迎えに来てもらい、つまみの買い出しに。
生きのいい魚を廉価で販売しているスーパーで、かわはぎ、かんぱち、ほたて、赤貝などを仕入れました。
出てきたのは、十四代中取り純米吟醸。昔、どこかの飲み屋で普通の十四代を飲んだことがありますが、同じ十四代のなかでも、レア中のレアということです。
ネットで調べてみると、3万8千円~4万2千円で売られています。
「こんなに高いんだ!」
「プレミア付きの価格ですね。私は特別なルートで定価で買っていますけど」
家でさばいたかわはぎとかんぱちの刺身で、極上の吟醸酒を味わいました。
「最高!」
次に出てきたのは青森の名酒、豊盃純米大吟醸蔵限定。
黒いラベルに、ローマ字でHouhai Japanese Sakeとだけ書いてある、シンプルなデザイン。海外出荷用かもしれません。飲んでみると、十四代とはまた違ったフルーティーですっきりした飲み口です。
「どうやって手に入れるの?」
「いろいろな方法がありますけど、ときどき蔵元が定価でネット販売することがあって、発売開始と同時にクリックして、運がよければ買えます」
人気アーティストのコンサートチケットを思わせます。
「犬鍋さんは、焼酎は飲まないんですか」
「韓国ではもっぱら韓国焼酎だったけど…」
「緑のやつですね、チャミスルとか。あれは、材料はなんですか」
「書いてないからわからない。いろんな雑穀で作ってるって聞いたよ」
「焼酎のコレクションも見ますか」
「ああ、ぜひ」
焼酎は、日本酒と違って、常温で保存しても劣化しないので、普通の棚に陳列してあります。
森伊蔵、百年の孤独、喜六など、やはりレアものが並んでいます。
「おっ! これは…」
くららというラベルに目が留まりました。私の四女と同じ名前です。
「宮崎の芋焼酎です。差し上げましょうか、2本ありますから」
「いやいや、お金は払うよ」
四女は社会人になって、お酒の味を覚えたようで、酒蔵巡りなどもしているようなのです。
(12月の誕生日にプレゼントしよう!)
「じゃ、〆はこれで」
私がバッグから取り出したのは、ペヤングやきそば獄激辛
「あ、これ、よくYouTubeなんかに出てるやつですね!」
赤と黒のおどろおどろしいラベルで、閻魔大王が描かれています。YouTubeでは、インド人とかタイ人など、辛い物好きの外国人に食べさせて、辛がる姿を面白がるという趣向。
「どこで買ったんですか?」
「いや、行きつけの寿司屋で、ぼくが辛い物が好きといったら、その次に行ったときにプレゼントされたんだよ」
口内が炎上することが予想されたので、刺身やつがれた酒をすべて平らげてから、獄激辛に挑戦しました。
それぞれ一口食べた瞬間、強烈な刺激に襲われました。
「わ!」
「辛っ!」
「ぼくは無理です。辛いというより痛いですね」
私はせっかくもらった手前、がまんしてあと二口ほど食べましたが、胃をこわしそうなので、完食はできませんでした。
最後につまみと、飲んだ分の酒代、譲ってもらったお酒の代金を精算、しめて5000円。
とても満足な日本酒の宴でしたが、最後の〆のせいで、美酒の余韻に浸ることはできませんでした。
レアものの日本酒が飲めていいですね!
こちらは最寄り駅の近くに良い居酒屋を見つけました。
東北などで獲れた魚介類を直送して食べさせる店です。最近はタンなど肉も出します。
日本酒はやはり東北中心にあり、行くたびに違う銘柄があります。豊盃も先日飲みました。
私はおととい近所の居酒屋でボージョレヌーボーを飲みました。
コロナの感染がふたたび広がっている折、お互い気を付けましょう。