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写真:ダイナミックキッチン&バー 響 有楽町店(店のHPより)
先日、東大時代の友人と、有楽町で飲みました。ちょうど一年ぶりです。
前回集まった5人に加え、そのときドタキャンした1人、新たに連絡先が判明した1人を含め、全部で7人と、賑やかな会になりました。
15年ぶりに会った友人は、風貌が様変わりしていてびっくりしました。
大学教授、弁護士、公認会計士、副町長、日本語教師、会社役員…。
私がいちばん若くて64歳。ほかは60代後半。みな現役でがんばっていました。
入学したとき(45年前)の集合写真を持ってきた友人がいて、その写真を見ながら、同級生の消息が話題になります。
亡くなった人、大病をした人、奥さんを亡くした人もいる。人生いろいろです。
来たメンバーは、全員、自分たちで作ったテニスサークルに入っており、夏合宿の写真もありました。サークルにはほかの女子大のメンバーもいた。お茶の水女子大と、津田塾大です。
「〇〇は、△△ちゃんが好きだったんだよね」
「違うよ。△△ちゃんが好きだったのは××だっただろう?」
「そうだっけ?」
単純な事実関係についても、お互いの記憶が食い違っていたりする。なにせ45年前のことですからね。
「このまえ、高階秀爾が亡くなったね。92歳だって」
高階秀爾氏は美術史の教授。人気があって、授業をとった人が多い。
「村上陽一郎はまだ生きてるのかなあ」
「お元気のはずだよ。かっこよかったよね」
村上教授の科学史の講義はおもしろかった。
「美学の授業に遅刻していったら、立たされたことがあるなあ」
「今道教授ね」
45年前、大学生の間では麻雀も流行っていた。
大学に入ってから麻雀を覚えた初心者が、
「ロン。平和(ピンフ)、一盃口(イーペーコー)」
「おい、お前鳴いてるじゃん。チョンボだ!」
「わーっ、しまった!」
「あれ? これ三色がついてるんじゃない?」
「ホントだ、三色がついてた!」
「気づいてなかったのかよ」(一同、爆笑)
なんてこともありました。
今、麻雀をする大学生なんているんだろうか。
あっという間に、リミットの2時間が過ぎました。
「次は、クラス全員に連絡しようか?」
「連絡先を調べてみるよ」
さて、何人と連絡がつくだろうか。
1年後の再会が楽しみです。
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