コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

冬期研修会 2回目

2006-01-24 00:42:38 | エンカウンターグループ
今回の研修会でいろいろ思うところがあったが、その後そのことに関しての気持ちの動きがさらに色々思わせることになったので、なかなか書けませんでしたが、もう3回目になっちゃうので研修会のところだけ切り離して書いておこうと思います。

今回は初めてお会いする人が1名、前回休んだ知人が2名参加してフルメンバーがそろった。あらためて顔ぶれをみるといろんな人がいて面白い。

最初に今の気持ちを順番に述べるのだが、M君の発言に刺激を受ける。
自分の気持ちに問いかけてみて「悲しい?」「いや悲しいというのとはちょっと違う」「じゃあ、辛い?」とう風に、もう一人の自分で問いかけけていく。そのことによって自分の感情を聞いてあげ、結果としてはっきりとしてくる。
この手法は、私も別の集いで聞いているのだが忘れていた。なんとなくモヤっとしたものがあった私は、ぜひやってみようと思うのだった。

私の番では、今書いた「いいこと聞いたって気持ち」の表明から始まり、その前の週末にあった法座からその後の反響を通じて、「相手に対して思っていること、表明して帰ってくる予想以外の反応、またそれを受けている自分」というところでその時に感じていたことを話させていただいた。
面白いのは、後のエンカウンターグループでそのことに対して反応や問いかけをもらった時に、そこに応えようとしていく作業で「自分に向き合い」「言葉に出し」「返ってくる反応にさらに応え」ていく。その時、以前の自分だと大まかなところで通じていれば「そういう感じです」とまとめていくのだが、もう一度「こういう言い方のほうが伝わるかな」ともう一度自分と向き合いなおして言葉を捜している。
ある人が「正直に言葉にするのが難しい」といえば、別の人が「正直だけでないほうがいい場合もある」というふうに、ひとつの言葉を契機に面となって広がっていくのを感じる。
そういうことを通じて、私自身、新たな気づきに出会い、またそれを言葉にしていく。

この場が安心・信頼できるから、どういう反応があるか”びびらず”に言葉にしている自分がいるし、思わぬ反応があってもそれを受けられる自分がいる。
その体験を通じて、大元の「週末の法座以降の動き」にたいする自分の気持ちというのが、あるグループに対して「そこの人たちを信頼できている自分があるから、今までなら言わなかっただろうことが言えるようになった」ことと「私がおせっかいしなくても、十分動いていくことが信頼できるから、私もおせっかいから卒業かな(おせっかい”すべき”からの開放)」ということへの気づきへと収束していくのを感じた。

素直に話すのは難しいことだけど、話す(放す)ことで、その場の流れに任せて、そこから生まれるものを受けていくことは楽しい。

なんか、いっぱい関わりがあったけど(というか、あらゆる話に食いついていく私がいた)私の中で芯になっていたのはこういう感じです。

うーん、もっと早く書き込まないと、その後の出来事に思いが分散するからまずいね。
話題は新鮮なほうがいい。

冬期研修会 1回目

2006-01-13 02:13:47 | エンカウンターグループ
年が明けて、なんか仕事でバタバタしてましたが、火曜日から真宗カウンセリング研究会の冬季研修会「エンカウンターグループ」が始まり、このブログにもまた定期的に書き込むネタができましたので、バタバタしながらでも書いていこうと思います。

まず、エンカウンターグループですが、春・秋のミニカンと違い、終始グループによる話し合いが基本のようです。私なりに、少しカウンセリングのアウトラインを勉強しているのですが、真カ研のエンカウンターは非支持的グループで、各々が自由にしたいこと・話したいことを表明できる場として進んでいくようです。
似たようなグループとして、私は法座の座談会を多く経験していますが、変わらないところ・違うところを参加することで体感していきたいと思っています。

今回の参加者は、華光で顔なじみの若者が4名(内2名は今回欠席)初めてお会いした方(いずれも初参加)が3名、そこに世話役2名と先生2名。いつもより多いのか少ないのか分かりませんが、私にとっては落ち着ける感じです。初めての方も、学校に関わる経歴をお持ちの方なので、保育園から中学生までの子どもを持つ身としては、いずれも興味有る話題を提供してくださりそうなので楽しみ。というか、私が興味あることをいろいろお聞きできるかもしれない楽しみも有ります。

今回参加して感じたことは、私が自由に振舞える場を用意してもらっている安心感。これはミニカンを通じて得たもので、グループになってもその感じは継続しています。秋期が終わって数週間だけなのに、なにか懐かしい場に戻ってきたという感じすらあります。
あんまり自由だったんで、いろんな場面に関わっていったのですが、無理に関わりにいったのではなく、関わりたいときに自然に動いていた気がします。ちょっと前までは「ここで関わる方がいいのか、待つ方がいいのか」という葛藤を抱えて、頭主体になってましたが、その辺が楽に自由に動けているようです。

個別に感じたこともあるのですが、どこまでこのオープンな場で出していいのか…ちょっと様子見て、書きたくなったら少し具体的に書いてみるかもしれません。今回はここまで。

これから10回、楽しみです。

今年もよろしくお願いします

2006-01-01 02:03:39 | 日常雑感
連れ合いの実家が新潟のお寺です。
先ほど、子どもたちといっしょに除夜の鐘のお手伝いをしながら新年を迎えました。
毎年思うことですが、2005年12月31日が、2006年1月1日になったところで、カレンダーが新しくなるだけで私自身はそんなに対して変わりません。
今までの人生がリセットされるわけじゃないですしね。

だから、引き続きお付き合いのほど、よろしくお願い致します。