前回の記事の「地域医療センター」この写真は総合運動公園側から見たもの。
この高台の建物の2階付近まで水が上がってきたということ。
その高台から港側を見た図がこちら。
整地されているところは建物が一杯あった場所。
そしてその下側から「地域医療センター」を見上げた図。かなりの高さがある。
初めて訪れた仲間もじかに眼にするこの光景は感ずるものがあるようで、どんどん言葉少なになってくる。
当初予定していた時間よりゆっくりめに見て周り、そのままこの療養センターにある復興食堂で昼食をとることにした。
そこにあったパンフを眺めながら、帰り道を少し外れれば寄り道できる復興商店街「きぼうのかね商店街」に立ち寄ることにした。
プレハブ建ての商店街、視察の方向けの名物販売や、普通に生活に関するものを売るお店も。
銀行や郵便局も固まっており、いわばモールのような感じ。
そこから来た道を引き返し、石巻市へ。
2年前は通過しながら、その道のあちこちで1階部分が壊れたままの建物を見て回ったが、今はそういう建物はほとんどなくなり、更地か建て直しかされていた。
石ノ森章太郎博物館も復興していた。
次に前回は立ち寄らなかったが、事前に調べた日和山公園へ。
海に近い高台の公園。
最初に、先ほど通った石ノ森章太郎博物館がある中州が見えるところへ。
パッと見普通の中州の様子だが、古い写真をみるとその両岸にたくさんの建物がある。
さらに海側に行くと、女川と同じように荒涼とした更地が現れる。
公園の柵には、そこから見えた震災前の風景の写真が飾られている。
訪れるものにとって、被災前の様子と比べられるのは意義深いが、被災された方にとってはどのように映るのだろうか。
そこから、仙台市へ戻るために車を走らせた。