コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

秋期研修会 9回目

2006-11-22 00:04:32 | エンカウンターグループ
残念ながら、諸事情で欠席となりました。
しばらくその事情が長引きそうなので、来週も不参加になるかもしれません。
いい感じでグループが育ってきていたので残念です。話題も半分は継続性のあるものでしたから。

しかし、ただで転ぶMANU.ではありません(笑)
出られないなりに、その事情で出来た時間を使って西光先生の「暮らしの中のカウンセリング」を読み直しています。前に読んだのは10年は前になるでしょうか。私自身かなり変わってきていますし、初めて読むような感じもあり、実践で経験しているところを再確認しているところもあり、また今学んでいるロジャースさんを絡めて読めるところもあり、まさに今出会うべき本でしたね。
今、3分の1くらいですが、このまま最後まで読み進めるつもりです。

秋期研修会 8回目

2006-11-18 13:27:19 | エンカウンターグループ
先に月例会の報告をしたが、その前日の火曜日に8回目のエンカウンターグループがあった。今回は家の都合で遅れての参加になった。

久々に全員が顔をそろえており、最後に参加した私はなかなか話題に入っていけない感じがあった。いや、正確にはその話題にはすぐに入っていけるだけの思いがあったのだが、意識的に口を出すことをためらっていた。

理由の一つとして話題の流れと”違う立場”でその話題のことを考えていたので、発言することによって流れを切る、発言者が発言しにくくなるのではないかという危惧が合った。その話題の内容は避けるが、ある苦しみを訴える立場のかたが発言しているときに、私は訴えられる立場に思いが寄っていたし、苦しみを訴えられること、訴えられて判ってあげられているかが問われることに苦しみを感じていた。

このあたりは、課題として考えたいところだが、自由に話が出来るエンカウンターグループにおいて、どう転がろうとも許されることを大事に自由に発言するのか、相手に配慮して相手の自由を尊重することを大事にするのか…私は、どちらかが正解と言うことではなく、どちらを選ぶかも自由にさせてもらっているのではと受け止めている。そしてそのとき発言しない自由を選んで、最後の振り返りのときにあえて発言しなかった旨を伝えた。もちろん、そのことを受けてもらったり、そこから発展したりはしないのを承知の上で。しかし、そのことを言っただけでも、私の中のシクシクする痛みは少し和らいだ気がする。そう、口を閉ざすのは痛みを伴っていたのだ。

まだまだファシリエーターに任せてありのままふるまうことが出来ていないのかもしれない。1対1のミニカンだとかなりの関係を築けるのだが、複数いるとむずかしい。下手な配慮をしてしまっているようだ。しかし、回を重ねるごとに、そこに集っている「人」が判ってきた気がする。出会っていく感じだろうか。

いよいよ後2回、そして最後の打ち上げを迎えることになる。ちょっと淋しい。

真カ研月例会 11月

2006-11-16 23:04:02 | 真宗カウンセリング
水曜日に11月の月例会があった。参加者はいつもより少なく、早めに行われていた世話人会メンバーに私が加わっただけ。しかし、少ないなりにかなり深いところまで話が進んでいった気がする。

ここ数回続いている「セラピィの過程」をテキストに担当者のレジュメを交えながら深めていく。しかし、ただ知識として深めるだけでなく、目の前に”実践者”がいっぱい居られるわけで、話は自然と現代との関わりを通じた”生の問題”になっていく。実践者としてはひよっこの私は、いい話としてを聞かせてもらっていた。

後半になると、最近話題の分野(自殺問題・教育問題)などに移っていったが、親業を実践している私にはかなり身に迫る話題であり、思いを口に出来たように思う。

今回の月例会で印象的な部分として、テキストとしたロジャースさんは「関係を作ればかならず成長する」という信念というか確信を持って人と接していること。対して、私は仏法を通じて「縁あれば相手を裏切ることも辞さない種を持っている」というところにたって人を見ていることがハッキリした。しかし、これは成長の可能性を否定するものではなく、そういう人間観をベースに、ロジャースさんに学んで「関係」作りを通じて信頼を築き、そこからの触れ合い、育ちあいを求めて行きたいと思っている…そんなことを考えている自分に出会えた。

気分的には重いものを抱えて参加した会だったが、その思いとは別のところで充実感を浴びて帰れた。

「かりもん」氏も別の視点でこの会のことをブログに書かれていました。
http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_1d92.html

秋期研修会 7回目

2006-11-14 03:03:42 | エンカウンターグループ
すっかり更新をサボっていました。
今回の研修会の前後、色々と心を動かす出来事(いいこと・悪いこと)があり、気持ちを言葉にするのを躊躇しています。単純に落ち込んでいるとか言うのではないのですが、バランスが悪いという感じでしょうか。
楽しいこともいっぱいあるのに、そこに影がついて回ってる感じもします。

さて、研修会も7回目です。
そういう複雑な感情でいながらも、エンカウンターのときは楽~に参加していました。経緯は書きませんが、前半と後半で二種類の話題があったように思います。私はその双方に心が動いて積極的に話題に関われた気がしますが、後半の話題である方がおしゃった言葉が残っています。

問題に直面したときに、立ち向かっていくのは大事で尊いけれど、「逃げてもいいんだよ」ということ。逃げることを勧めるんじゃないけれど、逃げてもいいことを知っているのと知らないのとでは、問題への関わりが変わってくるなと思いました。
私が受け取ったところで書いているので、発言した方のお気持ちに沿っているかは判りませんが、私はそう受取り、その言葉「逃げてもいい」ということを深く受け止めました。

残すところ、後3回です。

秋期研修会 6回目

2006-11-01 00:02:38 | エンカウンターグループ
今日は6回目のエンカウンターでしたが、お休みしてしまいました。
出張で仕方なくってことはあったかもしれませんが、体調不良でお休みは初めて。残念です。

ここしばらく色々と心に(重く)響くこともあったりしましたし、なにより睡眠時間をあまりとっていなかった状況が、身体にたまってきていたようです。日曜日に子どもが通ってるイベントを無事終え、今週末に大きな法座が控えていることもあるのでしょう。身体の方から「休め」のメッセージが発せられ、二日間寝込んでました。

もしかしたら、無理すれば仕事もできたのでしょうがねぇ。

身体の疲れもありましたが、気持ちの疲れもあるかもしれません。寝込んでいたらそういうことを考える暇もなく、しんどさにウンウン唸ってるだけですから、一種のブレーカーが働いたんでしょう。

もっとも、寝ている間に問題が解決するでもなく、先延ばしにしているだけでしょうがね。でも、悪い精神状態、身体状態では、ロクな思いに至らないでしょうから、必要なことだったと思っています。

なんとか、来週の研修会には参加したいので、身体と相談しながらやっていきます。

参加された皆様、ぜひコメントで様子を教えてくださいね。