「書きたいことが溜まっている」と書いてからもう一週間。その間にもいろいろ動く心があり、刻一刻、刹那に思いは変わっていく。ブログの価値は、「今ここ」のところを出していくところにあるんだろうが、次にすすむためにふり返ってもおきたい。時間の経過と共に、変わってしまっていることもあるだろうが、自分自身のために書き記したいかな。
7月11日に春期研修会の最終回があった。
今回は最後ということで逐語録の検討はなし。チェックインのあと、ペアを組んでのミニカンが前半。後半は感想文を書いて最後に振り返りをして終わり。
10回目の実践は、M先生とペア。じつはもう話したことも聞いたことも忘れてしまったのだが、安心感に任せてそのときに起こってきたことを打ち出した(と思う)
つくづく、このミニカン実践の主題は「関係」にあると思う。その時々で、「自分の中に起こってくる気持ちを正確に伝える」ことや「相手を尊重して、底に流れている気持ちを聞く」ということを意識するのではあるが、その大前提にカウンセラーとクライエントの「関係」が出来上がっているかがある。頭の理解ではわかるが、そうそう無条件の「関係」には出会えない。皆が同じ意識「聞く事を大事にする」ところに立った研修会と言う特別な状況で、さらに「受領されている」ことを感じられる場面…とても難しい。
しかし、M先生とは最初からその「関係」を気にしなくてもよい。もちろん、その技術や態度によるところは大きいが、それだけではない。この先生の下で勉強できたから、「自己の中にある、隠された気持ち」が湧き上がって言葉になる快感も体験できたし、身近なところでお手本を示してもらえた。
そんな先生に、褒めてまでもらえるのだから単純にうれしい。(先輩方、調子に乗りすぎてたら戒めてくださいね)
昨年の参加時は、周りは自分より経験している方ばかり。もう自分のことで精一杯だったが、今回は半分初めての方がいることもあり、1年で自分が気付かせてもらったことを比べることで再認識できた気がする。しかも、その方々が回を追うごとに成長されているのも感じる。100の知識より、1度の実践が大事なんだろう。私もそうだったが、身を持って感じる「体験」は得がたいものだ。自分ひとりだと、出来てない部分だけを気にしたり、逆に出来ていることを鼻にかけたりしてしまうだろうが、毎回違う人と「出会う」ことで、その時々の「今ここ」のところに戻してもらった。
最後の振り返りのとき、自分は一つの側面として「まず形」というところを大事にしていることを話したが、「関係」という温もりのところを大事にということを言ってくださった先輩と先生の言葉に深くうなづけた。そう、実際そういう「いい関係」を実践してもらい、体験しているのだから、到達点はハッキリしている。自分にとっての「カウンセリングのゴール」と言う到達点はないが、最低限カウンセリングを学んだといえる到達点はハッキリしており、まだまだ歩む必要はある。
まだ、ほんのさわりに触れただけだ。
次は秋の研修会。エンカウンターグループだ。
7月11日に春期研修会の最終回があった。
今回は最後ということで逐語録の検討はなし。チェックインのあと、ペアを組んでのミニカンが前半。後半は感想文を書いて最後に振り返りをして終わり。
10回目の実践は、M先生とペア。じつはもう話したことも聞いたことも忘れてしまったのだが、安心感に任せてそのときに起こってきたことを打ち出した(と思う)
つくづく、このミニカン実践の主題は「関係」にあると思う。その時々で、「自分の中に起こってくる気持ちを正確に伝える」ことや「相手を尊重して、底に流れている気持ちを聞く」ということを意識するのではあるが、その大前提にカウンセラーとクライエントの「関係」が出来上がっているかがある。頭の理解ではわかるが、そうそう無条件の「関係」には出会えない。皆が同じ意識「聞く事を大事にする」ところに立った研修会と言う特別な状況で、さらに「受領されている」ことを感じられる場面…とても難しい。
しかし、M先生とは最初からその「関係」を気にしなくてもよい。もちろん、その技術や態度によるところは大きいが、それだけではない。この先生の下で勉強できたから、「自己の中にある、隠された気持ち」が湧き上がって言葉になる快感も体験できたし、身近なところでお手本を示してもらえた。
そんな先生に、褒めてまでもらえるのだから単純にうれしい。(先輩方、調子に乗りすぎてたら戒めてくださいね)
昨年の参加時は、周りは自分より経験している方ばかり。もう自分のことで精一杯だったが、今回は半分初めての方がいることもあり、1年で自分が気付かせてもらったことを比べることで再認識できた気がする。しかも、その方々が回を追うごとに成長されているのも感じる。100の知識より、1度の実践が大事なんだろう。私もそうだったが、身を持って感じる「体験」は得がたいものだ。自分ひとりだと、出来てない部分だけを気にしたり、逆に出来ていることを鼻にかけたりしてしまうだろうが、毎回違う人と「出会う」ことで、その時々の「今ここ」のところに戻してもらった。
最後の振り返りのとき、自分は一つの側面として「まず形」というところを大事にしていることを話したが、「関係」という温もりのところを大事にということを言ってくださった先輩と先生の言葉に深くうなづけた。そう、実際そういう「いい関係」を実践してもらい、体験しているのだから、到達点はハッキリしている。自分にとっての「カウンセリングのゴール」と言う到達点はないが、最低限カウンセリングを学んだといえる到達点はハッキリしており、まだまだ歩む必要はある。
まだ、ほんのさわりに触れただけだ。
次は秋の研修会。エンカウンターグループだ。